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今日は朝から明治学院大学へ。日本出版学会春季研究発表会・シンポジウムである。
研究発表は8本のうち、電子書籍をテーマにしたものが4本。
その高木利弘さん、矢口博之さん、中西秀彦さん、湯浅俊彦さんの発表を聞く。
手作り本が興味の対象である私が、これらを聞いたのはなぜかというと、
今、「日本出版学会会報」の広報委員(つまり、編集委員。学会の
PTA役員みたいなもの)をやっていて、この4本の報告記事を
担当しているから。
白状すると今年は、息子の中学校のPTA役員にもなってしまい、
こっちも結局、何の因果か広報委員……(言うまでもないことだが、
やっぱり会報の編集がお仕事。まったくもう)。
さて、学会の研究発表のほうは、実際の内容は業界の現状報告的な
「日本出版学会のオンデマンド出版、その蹉跌と再生」が
最も面白かった。
中西さんといえば、『活字が消えた日』(晶文社、1994年)に始まり、
『印刷はどこへ行くのか』(晶文社、1997年)、『本は変わる!』
(東京創元社、2003年)など、著作が常に話題になってきた書き手でもある。
お話も著作と同様、納得できるものであるのは、いずれも実際的な
背景に裏打ちされているから。
今回の報告は、これまで計画されてきた「オンデマンド出版」が、
なぜどれもこれも立ち消えになったのか、どういう方法を提言する道が
あるのかを、印刷会社の現場からリポートした内容である。
午後は総会の後、「震災と出版」のテーマでのシンポジウム。
関東大震災、阪神淡路大震災、東日本大震災という3つの震災と、
それぞれの当時の出版業界の状況についてを、木下修さん、福嶋聡さん
(ジュンク堂書店)、星野渉さん(文化通信社)の3名が報告。
星野さんが携わっている出版業界紙「新文化」は、そのサイトで、
今回の東日本大震災における新刊書店の被災状況をきめ細かく
4月20日以降は被害と復興状況の画像を掲載している。
夕方からは学院の本館最上階で懇親会。
しかし節電のため冷房が効かず、窓は開かないしで異常な
熱さである(室温29度を超えないと冷房が入らないという)。
そんな中で、豆本の普及活動をする(笑)。
〜〜〜〜〜・・ご・・案・・内・・〜〜〜〜〜〜
…本かがり上製本・和本など5種類作ります 2011年5月29日(日)朝〜晩、製本三昧!
放課後講座*『泉孝次蔵書票作品集』の折本ワークショップ
…豆本を4種類作ります
2011年7月3日(日)朝〜夕、豆本三昧!
放課後講座*消しゴムはんこワークショップ
…憧れの丸背豆本とリボン付きの貼函を作ります
2011年6月5日(日)朝〜晩、豆本三昧!
…和本2種(麻の葉綴じ・綴葉装)と帙を作ります
2011年(日程調整中)朝〜晩、和本三昧!
朝日カルチャーセンター
*田中栞の「豆本・製本ワークショップ」予定表
*ブログ「本好き101人の森」も更新中
in「本のある時間」/「豆本の展示販売」
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2011年05月15日
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