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青猫書房で2冊購入し、本日届いたうちの1冊である。
書肆ユリイカの「海外の詩人双書」シリーズの
第1冊目『プレヴェール詩集』であるが、
初版(1958年1月10日発行)と再版は既に持っていて、
今回購入したのは「5版」(1960年5月3日発行)である。
「版」とはあるが、実際は紙型流用の増刷本である。
「海外の詩人双書」シリーズの『プレヴェール詩集』、
とわざわざ書くのは、「海外の詩人双書」スタート以前にも、
『プレヴェール詩集』という同名の本が単行本として
出版されていて、それも版を重ねていたという経緯が
あるためである。
つまり単行本として増刷の実績がある本を、
シリーズトップの本として再出版し、それが5刷まで
行ったということになる。
この時代の本は、増刷しても奥付を新たにしないことも
多いので、「5版」という本が存在するのは、
「すごくすごくよく売れた」ということの証明で
あると言っていい。
『書肆ユリイカの本』(青土社、2009年)出版当時は、
「海外の詩人双書」シリーズの『プレヴェール詩集』増刷本が
なかなか入手できず、出版後に東京古書会館で
「『書肆ユリイカの本』展」を開催した頃にようやく
再版本を入手した記憶がある。
その展覧会に、書肆ユリイカ本のコレクターさん
(私より更にコレクションレベルが上の方)が「私は
5版も手に入れましたよ」と見せに来てくれて、
ジャケットと奥付のコピーをもらい、羨ましく思っていた
のだが、2年経って私もようやくその「5版」を
手に入れられたという次第である。
これが初刷本のジャケットであるが、比べてみると
おわかりのように、5刷とタイトル部分のデザインが異なる。
書物と普通のお付き合いをしている方々には
「だから何???」という反応をされることは
わかりきっているのだが、異版蒐集の喜びは、こういう
「似ているけどちょっと違う」ところを発見することなのだ。
さて、「初版」「再版」「5版」の3種の存在が確認された
となると、次の段階は「3版」「4版」探しである。
この当時の奥付表示のいいかげんさを鑑みるに、おそらく
「3版」と「4版」は存在しないのではないかと想像するのだが、
でも、「ない」ことは証明できないので、生きている間は
「海外の詩人双書」シリーズ『プレヴェール詩集』の
「3版」と「4版」を探し続けることになるのである。
〜〜〜〜〜・・ご・・案・・内・・〜〜〜〜〜〜
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2011年10月30日(日)布表紙のハードカバー豆本
*オマケ講座 1枚の紙で作る豆本3種
2011年10月23日(日)和綴じ豆本2種(亀甲綴じ・麻の葉綴じ)
*オマケ講座 豆折本
2012年2月11日(土)ハードカバー豆本(リンクステッチ綴じ・6折)と、
リボン付き貼函
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*オマケ講座 1枚の紙で作る豆本3種
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…豆本を4種類作ります
2011年9月24日(土)朝〜夕、豆本三昧!
放課後講座*消しゴムはんこワークショップ
…本かがり上製本・和本など5種類作ります 2011年9月25日(日)朝〜晩、製本三昧!
放課後講座*『泉孝次蔵書票作品集』の折本ワークショップ
…憧れの丸背豆本とリボン付きの貼函を作ります
2011年11月?(日程調整中)朝〜晩、豆本三昧!
…和本2種(麻の葉綴じ・綴葉装)と帙を作ります
2011年11月?(日程調整中)朝〜晩、和本三昧!
朝日カルチャーセンター
*田中栞の「豆本・製本ワークショップ」予定表
*ブログ「本好き101人の森」も更新中
in「本のある時間」/「豆本の展示販売」
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2011年07月27日
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