|
パピルス栽培を行っているKさんから、収穫したパピルスが
届いたものの、仕事が山積みで製紙作業にかかれずにいたところ、
昨年この作業を手伝ってくれたよしのちほさんが手伝いに
来てくれて、ようやく作業を行った。
昨年のことはすっかり忘れていて、何からどう手をつけたら
いいのかもわからなくなっていたが、よしのさんが昨年の記録を
チェックしてきて、「まず、皮をむいて……」と説明の上、
取りかかってくれた。
手の爪の性質のせいなのか、私はいくらやっても皮を
剥くことがうまくできず、よしのさんが手際よく剥いていく。
私は、皮が除去された芯の部分を、カッターを使って薄くそぐ作業を行う。
届いてから日を置いてしまったため、乾燥したりカビが
生えてしまったものもあり、全部は生きないが仕方がない。
「もったいないですから、来年は、すぐにやりましょうね!」と
よしのさん。さすがパピルスマイスターの称号にふさわしい、
やる気の人である(ちなみに、この称号は私が勝手に
授与したものです、念のため)。
湿気を含んだパピルスをそぐ作業を続けたら、使い込んだ
カッターマットが1枚、傷んでしまった。不要な雑誌などの
上で作業した方がよかったようだ。
かんぴょう状になったものを、バケツに投入、水に浸す。
つねづね、パピルスは食品ぽいと思っていたが、よしのさんが
調査したところによると、パピルスを食べた人がいるらしい。
この記事を執筆しているのが、羊皮紙工房の八木健治さん
である。もちろん彼にとってはパピルス研究が本筋なのではなく、
羊皮紙制作の周辺研究としてパピルス作りを行い、その記事の中に
「食べてみました」という探究心旺盛な項目があるのだ。
うちでも、作業の終盤でお昼時にゆであげたパスタを並べたら、
パピルスもおいしそうに見えたのであったが、八木さんの実践結果に
よると、パピルスは繊維が口の中に残り、あまりおいしくないらしい。
考えてみれば、「紙のもと」なのだから、繊維が残るのは
当然といえば当然である。おそらく、楮や雁皮、パルプなども
おいしくないに違いない。お手紙を食べてしまう山羊さん(八木さんでは
ありません)とは異なり、われわれ人間は、紙を食べてもおいしいとは
感じられないのだろう。
美しい羊皮紙をお作りになる八木さんが手がけたパピルスは、
さすが大変美しいが、私ら素人が作るものはそうはいかない。
でも、作ることに意義がある、と思うことにしよう。
……………………………………………………………………
日本豆本協会 創立1周年 記念企画
限定販売「特製しおりセット」(限定50部)
販売価格 4000円(日本豆本協会会員は3500円)(送料別途180円)
*申込・問合せ先(田中栞)メールkoubaido※cam.hi-ho.ne.jp(※を@に代えてご送信下さい)
……………………………………………………………………
〜〜〜〜〜・・ご・・案・・内・・〜〜〜〜〜〜
…本かがり上製本・和本など4冊作ります 2012年10月28日(日)朝〜晩、製本三昧! 放課後講座*『泉孝次蔵書票作品集』の折本ワークショップ
…豆本を6冊作ります 2012年11月25日(日)朝〜夕、豆本三昧! 放課後講座*消しゴムはんこワークショップ
*ワークショップ「1日丸背豆本&函教室」 …憧れの丸背豆本とリボン付きの貼函を作ります 2013年2月3日(日)朝〜晩、豆本三昧!
*ワークショップ「1日和本教室」 …和本2種(麻の葉綴じ・綴葉装)と帙を作ります 2013年2月11日(火)朝〜晩、和本三昧! ……………………………………………… 吉祥寺産経学園〈東京・吉祥寺〉豆本教室 2012年11月3日(土)見開き製本の豆本と豆折本 新百合丘産経学園〈東京・新百合ヶ丘〉 2012年11月23日(金、祝)見開き製本の豆本と豆折本 朝日カルチャーセンター湘南〈神奈川・藤沢〉 2012年12月1日(土)、12月22日(土)消しゴム版画を楽しむ ……………………………………………… *通信講座「消しゴム版画を楽しむ」朝日カルチャーセンター *田中栞の「豆本・製本ワークショップ」予定表 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 |

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用




