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告知1日で満席になってしまい、きゅうきょ、7月6日(土)も
やってもらうことになった。あとはキャンセル待ちをするので、
とりあえずお申し込み下さい。
則保さんに全部やってもらっているが、小型本のため、
実用一辺倒の帳簿製本と一味違って、表紙革や綴じ糸などにも
心を砕いてくれている。
画像でわかるだろうか、この見本冊子の綴じ糸、
蛍光ピンクなのだ!
通常の帳簿より判型が小さいので、帳簿用の綴じ糸である
「簿記糸」(クチナシ色の超丈夫な糸)より細い糸を数種類用意、
この他にも青や茶など、確か7〜8種類あったと思うが、
表紙革の色に合わせて好きな糸を選べる予定である。
「綴じ」の部分について、ひとつ紹介しておこう。
通常の糸かがりだと、麻紐やテープ状の布を「支持体」として
背にあてがって綴じていく。これは一般的な手製本の教室の
丸背本でも帳簿製本の場合でも同様である(帳簿製本だと、
この支持体は背のクロスを幅広に切ったものを利用し、これを「ミチカワ」と称する)。
折丁の中央の糸の縫い目を見ると、糸の出ていない部分があり、
ここは背の外側、支持体の外側に糸が渡っているところになる。
ところが、今回の綴じでは、この「支持体」を用いていない。
支持体を用いると、表紙付けの際に支持体の端の始末が
必要になるが、小型本では特に、背と見返し部分にこの支持体が
「出っ張り」となって見えてしまうのは体裁が悪い(大きな本では、
それほど気にならないが)。
そのため、この出っ張りがないほうがいいだろうという
配慮から、支持体は用いない綴じを採用している(見返しの画像で、
出っ張りがないのがおわかりかと思う)。
私も、豆本の丸背本を作る際に、支持体を用いない糸かがりを
行い、この手法を「リンクステッチ」と呼んでいる。
連休中にも行った「1日丸背豆本&貼り函教室」で採用している
綴じがそれで、背のほうにそうした支持体(糸以外の異物)が
ないのがおわかりになると思う。
綴じの際、背の側では支持体がないので、前の綴じ糸を
すくうことで折丁同士をリンクさせている。
ところが、このリンクステッチでは、折を開いたところは、
「糸の出ていない部分」はない。糸が白いのでわかりにくいが、
縫い目が一直線につながっていて、縫い目と縫い目の間に
空間がない状態になっている。
今回の恩田教室の綴じも、やはり支持体なしの
綴じなのだが、一番上の画像の縫い目を見ると
「糸の出ていない部分」があることにお気づきだろう(青ペンで
「背側に綴じ糸が出ている部分」と書いて、矢印で指している場所)。
支持体ありの綴じと同じ糸の運針になっていることに注目!
前の綴じ糸をすくうことに違いはないはずだが、では、
この二つの方法の違いは何だろうか。
こうした違いには、必ず何かしら理由がある。それぞれに
利点と欠点があるはずだが、この恩田方式を私もやったことが
ないので、これ以上は現段階ではコメントできない。
恩田教室に参加するとこの理由がわかるので、知りたい人は
参加してもらえるといいのだが、まあ、定員もあることなので、
私が体験して理解したところでブログにupするよう
努力します(できたらね)。
〜〜〜〜〜・・ご・・案・・内・・〜〜〜〜〜〜
…豆本を6冊作ります
2013年6月8日(土)朝〜夕、豆本三昧!
放課後講座*消しゴムはんこワークショップ
…本かがり上製本・和本など4冊作ります 2013年6月9日(日)朝〜晩、製本三昧!
放課後講座*『泉孝次蔵書票作品集』の折本ワークショップ
…憧れの丸背豆本とリボン付きの貼函を作ります
2013年11月23日(土)朝〜晩、豆本三昧!
…和本2種(麻の葉綴じ・綴葉装)と帙を作ります
2013年11月24日(日)朝〜晩、和本三昧!
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朝日カルチャーセンター湘南〈神奈川・藤沢〉
2013年7月7日(日)消しゴム版画で手ぬぐい作り(大小2本作成)
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*田中栞の「豆本・製本ワークショップ」予定表
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