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日本出版学会の出版技術・デジタル研究部会の企画で、研究社印刷へ行く。
本日(9月28日(土))は、5月に開いた見学会と同じ内容の2回目。
同じ内容でも、参加者が違うと興味の対象が微妙に
異なるので、進行が変わって面白い。そしてどちらの回も
なのだが、参加者に有識者が多いため、しゃべり出すと
止まらない。放っておくと8名の自己紹介だけで1時間に
及びそうで、たびたび話を私が中断させなくてはならない
羽目に(笑)。
ともあれ、辞書の校正刷りや活版時代のものなどを
見せてもらってから、大きな印刷機が稼働しているフロアへ行く。
製本前の本文紙がたくさん積まれているのを
見るだけで幸せになってしまう。
親切な職人さんが、刷り上がった用紙を下さるというので
喜んでいたら、「折ってあげますよ」と言うではないか。
1枚64頁で2折分が印刷されているので、まずはペーパーナイフで
半裁してから、トンボを合わせつつ手際よく折り始めた。
当たり前のことだが、1枚32頁が、折り上がったときに
きちんと頁が連続するように折らなくてはいけない。
そのためには、くるくると回転させながら折っていく(と言っても、
動画ではないのでわからないと思うが)。それも、
トンボをきちんと合わせながら。
折丁を作るのは、大変に難しい。紙が何枚も重なるため、
漫然と折るだけでは中央部分に皺が寄るし、トンボも合わなく
なるが、熟練した職人が行うと、とてもきれい!(これも当たり前)
要所要所を手のあちこちの部位を活用して 押さえ込んでいる、その手の配置が「職人わざ」なのだ。
ところで、最初に用紙の裁断に用いたペーパーナイフは、
自作したものだという。用紙の結束テープに金属製のものがあり、
それを利用して、各自、自分用のペーパーナイフを作るのだそうだ。
「自分用の」というところが、ルリユールのへらみたいで、
いかにも職人らしい。持ち手の部分に巻いてあるのは、活版の
組版を縛るのに用いていたタコ糸であるに違いない。
〜〜〜〜〜・・ご・・案・・内・・〜〜〜〜〜〜
…本かがり上製本・和本など4冊作ります 2013年11月10日(日)朝〜晩、製本三昧!
放課後講座*『泉孝次蔵書票作品集』の折本ワークショップ
…豆本を6冊作ります
2013年10月20日(土)朝〜夕、豆本三昧!
放課後講座*消しゴムはんこワークショップ
…和本2種(麻の葉綴じ・綴葉装)と帙を作ります
2013年11月24日(日)朝〜晩、和本三昧!
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2013年11月9日(土)、16日(土)、23日(土)
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*田中栞の「豆本・製本ワークショップ」予定表
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朝日カルチャーセンター湘南〈神奈川・藤沢〉
2013年10月5日(土)15:30〜18:30
ハードカバー豆本と、1枚の紙で作る豆本3冊
2013年12月14日(土)13:00〜16:00
版画三昧の豪華折本
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2013年09月29日
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