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刊行時期は後半ながら(刊本作品No.102、昭和50年)、
武井武雄刊本作品の中では比較的小型の作品、
『狗猴考』である。本日、古書店から購入した。
武井本人が「刊本作品ひとりごと」に書いているが、
この本は、言葉の頁と絵の頁をそれぞれ別々の見開きに
収めた作品。本が小さいので、確かにこのほうが
絵がのびのびして見える。
この本、木版刷りなので本文紙は和本と同様の袋折り
(外オモテの二つ折り状態)である。つまり、こうして
見開きで見えている絵は、実は真ん中で切れている
2枚の別々の版木で作られているのだ。
武井さんの本は、どこもかしこも隅々まで武井カット満載。
限定番号表示も奥付裏(ワンポイント)も武井版画で、
本当にかわいい。
タイトルの『狗猴考』は、これも難読題名のひとつと
いえるだろうが「くこうこう」と読む。
「狗」は犬のことで、「猴」は猿のこと。
「犬猿の仲」と言えば仲の悪いことを表すたとえとして
使われるが、本作は、それを題材に犬と猿が
仲良くなっちゃうマサカの展開。
奇抜な製作技法が多い刊本作品シリーズの中にあって、
木版刷りのものは人気が今ひとつだった。
しかし木版は、技法が長年洗練されてきた歴史があるぶん、
作品としての完成度は高いように感じる。
やはり本づくりにとってスタンダードでない技法は、
武井にとっても思い描いたような効果が出ず、
難渋することが多かったようだ。
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2013年05月23日
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