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私が今、最もハマっている挿画家が、フランスの画家アンドレ・
エドアール・マルティ(Andre Edouard Marty〈正確には「E」の上にアクサンあり〉、
1882〜1974)です。
マルティの挿絵本(マルティ本)は私の手元にまだ15冊しかありませんが、
フランスからこっちへ向かっている途中の本が2冊あり、あと、
注文を迷っている本が数点……(これを言い出すと、きりがありませんが)。
持っているマルティ本の中で、比較的おとなしい部類(でも、センスは良いのよ)、
と言ってもいい本が、これです。
ポール・ジェラルディ著『きみとぼく toi et moi』1946年版(パリ・Piazza書店刊)。
細かい花のイラストが散りばめられている表紙は、タイトル文字にも
小さな花々にも、細かく色が差されています。
従来、皆さんがこの技法を「ポショワール」と呼び、日本で言う
「合羽摺り(かっぱずり)」(ステンシル)だと紹介本に書いてあるので、
一応、そういうことにしておきます。
本扉です。センターを飾るこの花束、目視できる限り、輪郭版の他に
使用されている色として、赤、濃いピンク、薄いピンク、濃い緑、
明るい緑、黄、青、薄紫の8種類が確認できます。
場合によっては、2色を重ね合わせてその色にしている部分も
あるかもしれませんが、よくわかりません。
フルページの口絵です。本書には、この口絵以外に、フルページの挿画や
物語を描写するような挿画がありません。
章扉です。詩題のまわりを、花がいろどります。
本文巻頭。詩題とおそろいの花かざりが、文字に寄り添います。
全編、この様子で、ひたすら花、花、花。
巻末は薔薇の花束で締めくくられますが、この小さなカットにも
精密に色が載せられています。画像ではわかりにくいかもしれませんが、
花束の包み紙にも、ごく淡いグレーの色がついています。
色ズレが一つとしてみとめられないこの素晴らしい職人仕事を
する版元が「Piazza」。
マルティ本にハマっているということも
あるのですが、どちらかというと私は、このPiazzaが手がけた
出版物(これを「Piazza本」と呼びます)にハマっている、
と言ったほうが良いのです。
〜〜〜〜〜・・ご・・案・・内・・〜〜〜〜〜〜
…豆本を6冊作ります
2016年4月29日(金、祝)朝〜夕、豆本三昧!
放課後講座*消しゴムはんこワークショップ
…本かがり上製本・和本など4冊作ります 2016年4月30日(土)朝〜晩、製本三昧!
放課後講座*『泉孝次蔵書票作品集』の折本ワークショップ
…憧れの丸背豆本とリボン付きの貼函を作ります
2016年5月3日(火、祝)朝〜晩、豆本三昧!
…憧れの丸背豆本とリボン付きの貼函を作ります
2016年5月4日(水、祝)朝〜晩、豆本三昧!
…和本2種(麻の葉綴じ・綴葉装)と帙を作ります
2016年5月5日(木、祝)朝〜晩、和本三昧!
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*2016年4月9日(土)「御朱印帳」朝日カルチャーセンター湘南
*田中栞の「豆本・製本ワークショップ」予定表
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