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久しぶりに「書皮」についての取材を受けた。
「書皮(しょひ)」とは、本屋さんで本を買うと掛けてくれる、
書店カバーのこと。広義には「包装紙」まで含む。
日本テレビ「ズームイン朝」で、「外国人が疑問に思う日本」
という、外国ではお目にからないないものを取り上げるコーナーである。
「日本人はなぜ本にカバーを掛けるのか」という質問で、
「これは日本独自の文化」という答えを求められた。
外国ではラッピングは行われるが、現在では「カバー」はないと
思われる。韓国には以前あったが、エコブームの嵐で、なくなってしまった。
書皮の用途は次の3つ。
1 本を汚れから守る。
2 万引き品ではないという、「代済み」のしるし。
3 書店の宣伝。
なぜこんなに日本で行われるようになったかは、日本人は「何を読んで
いるかを他人に知られたくない、恥ずかしい」という気持ちが強いためでは
ないか、とコメントした。
韓国にはあったので、「日本だけ」と言うのには抵抗があるが、と条件つき
で話したが、「韓国」のくだりはカットされてしまった。
この質問のあとで、テストの答案用紙を採点する際、赤ペンなどで、外国は
チェック印をつけていくが、日本は正答に「○」をつけていく、というのがあり、
これについてコメントしていた男性の話では、「韓国と日本だけ」という
お答えがあった。
日本ではなんでも、中国由来という先入観があるが、実は日本の文化は韓国との
関係の方がずっと深いのだ。
実は書物の形もそうで、製本の方法についても、韓国との共通点のほうが多い。
紙素材が、どちらも楮・三椏系の、繊維の長い丈夫なものを用いているためだと思う。
画像は荻窪の古書店、岩森書店の包装紙。スズキコージ氏デザインのもので、
2004年書皮大賞受賞作品。たまたま一昨日、購入して送ってもらった本に付けてくれたもの。
折り目でわかるように、古書店も、昔ながらの店では、「包装」はするが
「カバー」は原則としてしない。
〜〜〜〜〜〜〜・・ご・・案・・内・・〜〜〜〜〜〜〜〜
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