田中栞日記

「かわいい豆本づくり」ヴォーグ学園東京校/横浜校・途中受講できます

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 「古書の日」記念

「書肆ユリイカの本」展
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*「書肆ユリイカの本」展  入場無料
会期 2009年10月4日(日)〜10月11日(日)10:00〜18:00 *会期中無休
会場 東京古書会館2階ギャラリー
東京都千代田区神田小川町3-22
電話 03-3293-0161
後援 青土社、東京古書組合

田中栞が10年かけて蒐集してきた、書肆ユリイカの美しい本と雑誌の数々、
約330冊を堂々展示します。
中村稔、飯島耕一、中村真一郎、岸田衿子、滝口雅子など、
名だたる詩人たちの第一詩集が勢揃い。
本づくりの名手・伊達得夫が世に送った、瀟洒な書物群は、
商業出版でありながら、手作り感と工夫に満ち、
魅力的な個性を演出しています。
ブックデザインの参考になるアイディアも盛りだくさん!

     ………………

*田中栞の豆本ワークショップ
『『書肆ユリイカの本』の作り方』
(A8判、布表紙角背上製64頁、栞と花布つき)を作ります。
豆本の内容は、田中栞書き下ろし『書肆ユリイカの本』続編です。
『書肆ユリイカの本』を読み終わったら、この本も読みたくなる!
2009年10月9日(金)満席になりました
    10月10日(土)10:30〜13:00/14:30〜17:00
    10月11日(日)10:30〜13:00/14:30〜17:00
受付はそれぞれ10:00、14:00からです。
各回同内容、1回で完成。
初心者向きです。田中がきちんとフォローするので、必ずできます。

会場 東京古書会館2階ギャラリー
参加費3500円(材料費込み、道具貸与)
*要予約 
お問合せ・ご予約は
「参加ご希望の回、お名前(フルネーム)、お電話番号」
を明記の上、↓田中栞へどうぞ
電話 080-6684-1260
メールkoubaido@cam.hi-ho.ne.jp

     ………………

*記念トークショー「書肆ユリイカの本、人、場所」
出演 奥平晃一(田村書店店主)×郡淳一郎(元・青土社『ユリイカ』編集長、校閲者)×田中栞
2009年10月5日(月)18:00開場 18:30〜20:00 ※好評の内に終了いたしました。
入場無料
会場 東京古書会館内

戦後すぐの時代、神保町の路地裏にあった書肆ユリイカ。
その表通りに位置する神保町の名店・田村書店の奥平晃一氏が、
当時の書肆ユリイカを、往年の詩人たちの姿を、はじめて証言する!
古書買い歴30年の愛書家であり、現代詩人たちから全幅の信頼を寄せられている
カリスマ編集者・郡淳一郎氏が、詩書界・出版界・古書業界の
現状と時代背景について、詳細な解説を展開する。
書肆ユリイカの本の美しさに魅せられ、蒐集と書物調査に10年を費やしてきた田中栞が、
その数々の美しい実例を紹介する。
古書購入テクニックや、本づくり・ブックデザインのヒントも満載、
古書の縁で結ばれた3人が、神保町で繰り広げる、画期的な書物トーク!

・ご予約お申込は、「書肆ユリイカ・トークショー予約」として
「お名前(フルネーム)・お電話番号(連絡のつくもの)・ご住所(差し支えなければ)」
を明記の上、下記へメールでどうぞ。

東京古書組合
info@kosho.or.jp
電話03-3293-0161

〜〜〜〜〜〜〜・・ご・・案・・内・・〜〜〜〜〜〜〜〜
*ワークショップ「1日製本教室」
…本かがり上製本・和本など7冊作ります
2009年9月6日(日)朝〜晩、製本三昧!
消しゴムはんこワークショップあり!
http://blogs.yahoo.co.jp/azusa12111/34777498.html

*ワークショップ「1日豆本教室」…豆本を4冊作ります
2009年秋(日程調整中)朝〜夕、豆本三昧!
http://blogs.yahoo.co.jp/azusa12111/41409123.html

*通信講座「消しゴム版画で蔵書票」朝日カルチャーセンター
http://www.asahiculture-tsushin.com/koza/#G7
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嵐の出張校正〜その2

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 夕食を食べていないので、コンビニでビーフンと
フライドポテトを買って帰る。
 帰宅は午前1時である。家の玄関を開けると台所に娘がいて、
書店バイトから戻ってまだ何も食べていないというので、
買ってきた食料を渡す。ご飯が残っていたので私はお茶漬けですませる。
 
 校閲のKさんと電話で段取りの打ち合わせ。残りの部分について、
「出版総目録」にどうしてもおかしな部分があるというので、この目録の
指摘を先に送ってもらうように頼む。
「人間はいったい何十時間寝ないで仕事を続けられるのか、限界に挑戦!」
的な状況になっているが、「あとがき」についても、終わった時点で
FAXしてくれるという。つまり、やっぱり寝ないで作業してくれるという
ことだ。有り難いやら申し訳ないやらだが、ともかく心強い併走者である。
ほどなく「出版総目録」の校正が届く。

 提案を、戻しゲラに反映させる赤字を入れた後、索引作成作業に入る。
最終ゲラを見ながら、索引に採りたい人名と書名にマーカーで印を
入れはじめたところ、私が赤字照合をしていない3章と4章で、とんでもない
差し替えミスを2箇所発見。書名の誤植と、起こしのカギが行末に取り残される
という信じられないミス。やっぱり、私が赤字照合しなくてはダメだ、と思った
ところで、Kさんからあとがき原稿の校正紙が届く。夜中の3時半である。電話で
再度打ち合わせ。
 こちらの「助けて光線」が電話線を伝って届いたのか、印刷所で仕事を始める
あたりの時間から、印刷所の近くまで来てくれるという。編集部長のNさんには、
実は校閲者がKさんだということを言わずにここまで来ていた。どの段階でこの件に
ついて白状しようかと迷っていたのだが、取りあえず、「近くまで」来てもらうことになる。
 
 印刷所の作業は8時半からかかると聞いているので、その時間には印刷所に
行かなくてはならないから、自宅を7時には出ることになる。あと3時間しかない。
索引とあとがきと両方処理するのは無理だ。取りあえず、索引のマーカーつけを
終わらせる。6時半。
 出かける支度をしなくてはならない。
 
 実はこの本と並行して、豆本についての本も執筆していて、18日の今日は
午前中からそちらの編集さんが自宅に来て、製本工程の仮撮影をすることに
なっていた。これはお詫びして延期させてもらわなくてはならない。電車の
中からメールする。
 
 8時半に印刷所着。Nさんはまだ来ていないが、取り急ぎ「総目録」のゲラを戻す。
「午前11時までに、全部の作業を終わらせて下さい」と念押しされる。
「あとがき」の赤字整理を始めたところでNさん到着。「もう、本文は刷りにかかって
いるんですよね?」と言いながら、2箇所の誤植を見せると、印刷所の担当さんに
お願いして直してもらうことに。

 9時。Kさんの待つ喫茶店へ。索引の作業を手伝ってもらいたいと説得、
出張校正室に一緒に来てもらう。
 総目録は今回、発行年月日順で作ったが、これでは読者はまったく本に
たどり着くことができないので、書名索引に、総目録の収載ページ数を
入れるつもりであった。しかし、それが採られていないことが判明、Nさんと
Kさんに頁入れの作業をしてもらうようお願いする。
 10時、あとがきゲラにKさんの指摘を盛り込んで再戻し。

 リミットの11時まであと10分、というところで、手つかずの人名索引の
はじめの項目を2〜3個逆引きチェックをしてみたところ、……ページ数が
違っている! ゲラは改稿を重ねているので、人名が出てくる部分も当然、
移動する。だから索引づくりは最終ゲラでやらなくてはならないのだが、今更
そんなことを言っても始まらない。
 Nさんと「読み合わせ」(1人がゲラの数字を読み上げ、もう一人がその頁を
見て確認していく方法)で逆引きをしていくことに。11時過ぎて、印刷所の
担当さんから内線電話。Nさんが謝って、とにかく待ってもらうことになった
(こんなことになるだろうとは思ったが)。お昼ご飯の打診には「そんなに遅く
ならないうちに終わらせたいので」と答えて、昼食抜きで作業することになる
(そういえば、朝ご飯も食べていないが)。

 12時過ぎ、人名索引の逆引き終了。おいおい……たった3頁の人名索引で、
赤字が100本以上入っている。このタイミングでこのゲラを戻して、
オペレーターさんに「直してくれ」なんて、私だったら絶対言えない。
こういう役回りはエライ人がすると相場が決まっているので、無言で
Nさんにゲラを突きつける。

 赤字を入れたゲラは、たった数分、数十分という短い時間で修正されて
部屋に舞い戻ってくる。現場の切迫感が伝わってくる、ものすごいスピードだ。
 赤字を照合する厳密な作業は、信頼できるKさんに全部お任せして、私は
未練がましく「あとがき」の素読み。
 
 午後2時半。製本所から電話。「あじろ無線」か「糸かがり」か、その件の
確認の電話だ。あれこれやりとりの結果、24日搬入の販売用見本50冊を
「あじろ無線」で、それ以外の本番を「糸かがり」でやってもらうことで
話がつく。やった! 通常販売本は「糸かがり」で作ってもらえることになった。
 それを聞いていたKさんが、「こうして、製本のバリエーションができていくん
ですね」と呟いたので、一同爆笑。
 書肆ユリイカの伊達得夫が発行した書肆ユリイカの本には、奥付が同じで
ありながら異版や異装であるものが大変多い。それはどうしてかということを、
本書の中でさんざん検証して述べているのだが、その一例を今回、身を以て体験
してしまったからである。

 書名索引は、項目が増えたので頁数も増えてしまった。あとがきも加筆した
ので2頁追加。6頁余裕があるはずだったのに、あれよあれよという間に増えて
しまい、奥付が271頁、272頁が白で、16頁×17台、ぴったり272頁という
分量になった。図版約400点。これで2520円(税込)はお買い得!(赤字であることだけは間違いない)

 午後3時半終了。書名索引の逆引きは、時間的にとても無理。ギブアップだ。
ページ数も多いのでおそらく200箇所くらいは違っていることだろう。増刷時には
修正させてくれるというので、その時までにデータを作っておこう、と決心する。

 ともあれ終わった……。時々、ふっと意識が飛ぶことがあったが(気づかないうちに
寝ているのだ)、なんとか終わらせた。かなり無理矢理ではあったものの……zzz(←寝ている)。
 販売本ができあがるのは9月初旬になるので、書店の店頭に並ぶのは9月中頃か。
 東京堂書店(神保町)では、署名落款印入りオマケ付き本を「サイン本コーナー」で販売する予定。

 ……というわけで、10月4日(日)〜11日(日)、東京古書会館2階ギャラリーで、
「書肆ユリイカの本」展と署名落款印入りオマケ付き本の販売を行うことになった。
トークショー、豆本ワークショップもあり。豆本は、今回の本の制作裏話を
書き下ろした『『書肆ユリイカの本』の作り方』を製本するワークショップである。
 詳細は、明日のこのブログで!

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*ワークショップ「1日製本教室」
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2009年9月6日(日)朝〜晩、製本三昧!
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嵐の出張校正〜その1

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 絶対無理だ、どう考えたって、終わるはずがない。
 しかし、新聞広告と見本搬入の日程が組まれているので、
17日一日で全部校了にしなくてはならないという。

 特別に校閲を頼んだ方から毎日、30頁、20頁、というような
単位で1日2回、大量の指摘と提案のコメントが書き込まれたゲラが
少しずつ届いていたが、それもまだ第3章までしかupしていない
のだ(第4章が、本文の最終章になる)。内容に踏み込んだ指摘が
入るので、どうしたって修正が多くなる。
 校閲を頼んだ人物というのは、実はもともと
青土社の『ユリイカ』編集長として、この『書肆ユリイカの本』を
企画として青土社に通してくれた方だった(現在は退社、フリー)。
したがって内容に詳しいのはあたりまえで、私が詩や詩人について
無知なために書き落としたり見当違いなことを書いていたりする
部分を、見事に軌道修正するという、重要な赤字入れになっているのだ。

 この赤字を反映させなくては、本書を世に出すことはできない。
 連日徹夜で内容校閲をしてもらってきたが、出張校正日の朝を
迎えても第4章がまだ残っていた。印刷所での修正確認作業がどうせ
午後までかかるので、途中段階で校閲のKさんからゲラを受け取る
ことにして、とにかく17日は朝から印刷所に行き、出張校正に入る。

 最後の作業を印刷所でやることは、ゲラのやり取り時間をなくす
ことにつながるので、最終段階に印刷所内の一室で校正作業をする
ということはよく行われる。
 したがって、社内に「出張校正室」という小部屋があるのが普通
である。この印刷所(八丁堀から徒歩5分)にも、そんな部屋が5つほど
並んでいて、その1室で編集部長のNさんと作業を行うことになった。

 第3章までの赤字が訂正されたものが、章ごとにできあがっては
部屋に届けられる。
 Nさんがチェック後、私が確認して仕上げていく。同じ章の校正刷りが
何度も出るので、校正紙がうずたかく積み上げられていく。

 途中、雑誌『ユリイカ』の表紙絵を描いている画家の名前が
「浜田伊都子」となっている箇所があり、そういえば別の箇所で
「浜田伊津子」という表記もあったと気づく。
 Nさんが編集部に電話して辞典を調べてもらうが、どっちの表記が
正しいかわからない。出張校正で困るのは、手もとに資料や現物が
ない状態で疑問点を解決しなくてはならないことである。
 この雑誌の現物は自宅にある。自宅に電話するが誰も出ないので、
娘の携帯に電話。案の定、部屋で寝ていた。ユリイカ本が納められて
いる10個ほどの段ボールの中から、この雑誌を探し出してもらい、
問題の号を見てもらう。たたき起こされて不機嫌な娘だったが、
「都」になっていることを確認してくれた。
 この雑誌に描いた3回分は、通称とは違う筆名(画名)になっているようだ。
 しかたがないので画名の「都」の部分に「ママ」(原本の表記通り)
というルビを付ける。

 午後4時半。校閲のKさんの作業がまだ終わらないので、第4章の
できあがったところまでを印刷所のFAXに送信してもらう。その指摘を
読みながら、戻しゲラに反映させる赤字を記入していく。
「絶対に終わらない」という思いを頭の片隅に抱きながら、夕方を迎える。
 印刷所が用意してくれた夕食が届く(お昼ごはんもお茶も、全部
印刷所が出してくれている)。
 午後6時半、校閲のKさんから、第4章の残りが届く。本文はとにかく
最後まで処理できそうだ。
 
 夕食に手を付ける間もないままに、作業に没頭して午後8時。
 印刷所の担当さんと、今後の段取りを相談する局面に至る。
 松戸にある印刷工場が、18日の朝から印刷にかかるべく印刷機を
スタンバイしているので、今晩中に組みを仕上げなくてはならないという。
「今晩中に」って言ったって、あとがきの改稿はしていないし、
「書肆ユリイカ総目録」は校正していないし、「索引」にいたっては
編集のNさんが作ってくれただけで、私はノータッチというおそろしい
状況だ。これで一体どうしろと……。

 とにかく、待ってくれそうにないので、できるところまでやるしかないと
腹をくくり、印刷所内で、あとがきの改稿をすることに決める。
 本書のあとがきは、ある本の調査経緯を記したものだが、あとがきのデータを
入稿後に、決め手となる本が見つかったことで、結末を書き足さなくてはならない
という、厄介なあとがきであった。文章が大幅に増えるので、とても手では
書いていられない。
 組版オペレーターの皆さんが作業している部屋に行き、Macを1台借りて、
改稿部分のデータをワード入力する。私は相変わらず、キーボードにある
平仮名を連打しては平仮名文字入力するという方式である。与えられた
キーボードは、文字入力に使用していないとかで、「ろ」「へ」「ー」など
右端の文字が、キーを打ってもその字が出てこないので難渋する。
 七転八倒しながら、とにかく改稿部分の文字入力が仕上がったのが
午後10時半であった。

 出張校正は17日一日だけという予定だったが、最終の第4章の部分の
確認作業と、本文以外の作業が残ってしまったので、18日にも
持ち越しとなる。
 18日朝から本文の刷りにかかり、残りの部分はその後、追っかけてという
進行になるようだ。
 朝までに「出版総目録」と「索引」をなんとかしなくてはならない。
 私たちがここに居残っていると、印刷所の皆さんが家に帰ることができない
ので、取りあえず大量のゲラを袋に詰め、引き上げることにする。 
 
 八丁堀の駅までの道すがら、Nさんと本書の販売戦略について話していたが、
当初からお願いしていた本書の製本仕様について、ここへ来て「日程的に難しい
ので、糸かがりでは作れない」という衝撃の宣告を受けることに。そんな馬鹿な……。
 出版の告知どおりに制作が進まず、延びに延びてきたことで、この段階で
製本所に「あじろ無線」より工程が2日余分にかかる「糸かがり」をさせると、
8月24日の販売のための見本搬入が間に合わないことになると言うのだ。

「製本にうるさい田中栞の本が、糸かがりではない」となったら、一体どんな
リアクションが来るか、それに東京製本倶楽部の皆さんや愛書家の方々に売り込もうと
計画していたのも、すべて中止せざるを得なくなる。これにまつわる状況を
あれこれ想像しただけで目眩がする。なんとかならないのか……。
 八丁堀の駅ホームで30分にわたりNさんと押し問答するが、打開策は見つからない。
 終電が到着したので仕方なく乗車、思いのほか混雑する車内で総目録のゲラを
眺めながら、暗澹たる気分で帰路につくのであった……。    〜この項、続く

〜〜〜〜〜〜〜・・ご・・案・・内・・〜〜〜〜〜〜〜〜
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本の下敷きになって

 静岡地震で、積んであった本が崩れてきて亡くなった
女性のニュースがあり、それを知った何人かの方から、
「大丈夫でしたか」とお見舞い(?)の電話をもらった。
 私はそのニュースを知らなかったので、その女性が本の持ち主とは
限らない、ご主人の蔵書ではないか、と思ったのだが、どうも彼女は
一人暮らしで、したがって本はご自身のものであったようだ。
 41歳の女性の蔵書家。どんな本を蒐集していたのだろう。お友達に
なりたかった。

 実はうちも今、書肆ユリイカの本と雑誌計330冊ほどが、箱には
入れてあるものの、大変不安定な状態で置いてある。
 書肆ユリイカの本の下敷きになって死ぬなら、私は悔いはないが、私にぶつかって
本が傷むのはかなりイヤだ。劣化が進んでいる本ばかりだから、
箱が崩れるだけでもジャケットや帯は破損し、綴じは壊れ、壊滅的な打撃を被ることだろう。

 私が今すぐ死んだら困るのは、この段階で本の制作作業を託される編集のNさんだ。
つい先ほど、2章の最終赤字入れをてんこ盛りにしたゲラを渡したところだが、3章以降は
校正者の赤字をまだ入れていないから、いや、赤字がなければそのまま処理するまでか……
などと、あれこれくだらない妄想をする。
 こんな空想をする時間があったら、「あとがき」の改稿をしなさい、という状況である。

 明日、『書肆ユリイカの本』の出張校正で印刷所へ行き、本文の赤字が
直ったかどうかの最終確認作業をする。
 しかし、……本当に終わるのか……?
 
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*ワークショップ「1日製本教室」
…本かがり上製本・和本など7冊作ります
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 ここのところ毎日、校正してはゲラを戻す日々である。
 また寝ていない。

 今日、とにかく本文だけは読み終わった。
 編集さんがエライ人なので(それでもって、ぜんぜん本マニアではない
普通の男性なので)、自宅の惨状を見せたくなくて、
自宅に来させずに今日に至ったのだが、いよいよそうも行かなくなり、
ついに来てもらうことに。それで、本文最後のゲラと口絵校正を渡す。
 あと、まだ総目録と索引と長文のあとがきがある。

 総目録に記述を追加したら頁数が増えてしまい、
切りのいい頁にするためにあと6頁もらえることになった。
 帝塚山学院大学図書館にまで見に行った案件の本だが、
なんと決め手の探し求めていた本が、昨日手に入ったので、
その話を書き加えることにする。
「もう好きに書いていいです」と言われたので、
このさい図版も入れて10頁にしようか……(現状は6頁)と。

 判型はA5判である。本文280頁+カラー口絵4頁で、
図版約400点、上製本で糸かがりである。
 糸かがりにさえしてくれたら、別に並製でも良かったのだが
なんだか随分大がかりな本になってしまった。
 定価は2400円+税=2520円のようである。
 絶対赤字だと思う。

 今日は、前々から約束していた特別製本教室の日なので、校正の仕事は
朝までで一区切りつけなくてはならない。
 眠い。

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