田中栞日記

「かわいい豆本づくり」ヴォーグ学園東京校/横浜校・途中受講できます

古本屋と古本

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再度、東京古書会館へ

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 昨日26日は、日本出版学会の研究発表大会があり、水道橋の日本大学へ。もっとも、午前中の発表には間に合わず、総会と理事会に出席しただけで、パネルディスカッションはパスして駿河台下の東京古書会館へ。
 金曜日に棚の寸法だけ測って会場を後にした古書展がどうしても気になり、今日はゆっくり棚を見る。岩波の新日本古典文学大系の洒落本収録集や、紀伊國屋書店の新書『西夏文字』、安い豆本など、十数冊を購入。
 たまたま会場で遭遇した「彷書月刊編集長」(晶文社)の田村治芳さんにすぐそばの洒落たカフェ「HINATA-YA」さんでお茶をごちそうになり、虔十書林(けんじゅうしょりん)で武井武雄の豆本『リヤカー家の人々』を買って、学会会場の日大へ戻る。
 パネルディスカッションの話題はデジタルコンテンツの話で、ラスト数十分だけ聞いて、懇親会へ。私がこの学会に入ったのは社会人になってすぐだったので25年近く前になるが、当時は発表会でも懇親会でも会場に女性はほとんど皆無であった。最近は若い女性の姿も多くなって、やっと違和感がなくなった。
 今日はこれから恵比寿で豆本フェスタのスタッフ会議である。福岡行きの準備もあり、本業の仕事をする暇がない。
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*福岡で製本・消しゴム版画ワークショップ、蔵書票展も!
2008年5月3日(土)、4日(日)
http://blogs.yahoo.co.jp/azusa12111/41186389.html

*ワークショップ「1日豆本教室」…豆本を4冊作ります

2008年6月15日(日)朝〜晩、豆本三昧!
http://blogs.yahoo.co.jp/azusa12111/41409123.html

*ワークショップ「1日製本教室」
…本かがり上製本・和本など7冊作ります
2008年6月21日(土)朝〜晩、製本三昧!
http://blogs.yahoo.co.jp/azusa12111/34777498.html
(コチラは、7月開催分から受講料を値上げする予定)

*「豆本フェスタ」をやります
2008年10月12日(日)、13日(月)
http://azusa12111.exblog.jp/

*通信講座「消しゴム版画で蔵書票」朝日カルチャーセンター
http://www.asahiculture-tsushin.com/koza/#G7
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 福岡滞在最終日、愛書家のIさんが車で古本屋をまわってくれるというので(正確には、運転手さんをかって出てくれたのはIさんのお友達。まったく、2人も巻き込んでしまって……)、有り難く甘えることにする。行き先は六本松である。

 事前に営業時間を確認済みだったので、午前10時ぴったりに、まずは天導書房へ行く。年季の入ったドアをあけると、中は、……やはり年季が入っている。というか、ごちゃごちゃのぐちゃぐちゃである。本はだいたい倉庫の方にある、というのは知っていたのだが、それにしてもすごい(色々な意味で)。まるで私の部屋か書庫の状態のような本の山を、隅々まで楽しくチェック。
『手作りの絵本』(草土文化、1980年)と文庫1冊を発掘、購入。2600円。うーん、つけいる隙がないというか、結構しっかり値がついている。
 以前はよく目録が届いていたのだが、最近来ないのは私が買わなくなってしまったせいか……と思っていたが、お店の人に聞くと、最近は目録を発行していないという。ネットが中心になったようだ。

 ブックオフでダニングの『災いの古書』(ハヤカワ文庫)を買い、三和書房を覗いてから、葦書房へ。
 葦書房も確か目録を発行していたと思うが、外見からして大変立派で実に手入れの行き届いた店構えである。ここはまた……なんともすっきり整然と整理しすぎの感のある古書店だ。
 古書価も整理が行き届いていて、『菊池租図書館学論集』(昭和61年)2500円、土屋正男『やさしい版画・版画染』(北隆館、昭和49年)1000円、『天牛書店古書販売目録』(昭和6年)1000円などを購入。

 ごちゃごちゃの天導書房と、すっきりさっぱりの葦書房……あまりに対照的な店内の2軒であった。

 というわけで福岡の古書店紹介を終えるのであるが、実はゴールデンウイークにまたまた福岡へ行くことになった。
 今度は2泊3日でワークショップ4コマ、それとIさんのコレクション拝見取材という強行軍である。田中書店にはもう一度行きたいと思っているが……。
 
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*「豆本フェスタ」をやります
2008年10月12日(日)・13日(月)
http://azusa12111.exblog.jp/

*ワークショップ「1日教室/製本フルコース」開催します

2008年5月17日(土)朝〜晩、製本三昧!
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http://blogs.yahoo.co.jp/azusa12111/32903273.html
http://blogs.yahoo.co.jp/azusa12111/27666929.html
http://blogs.yahoo.co.jp/azusa12111/27566874.html
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 福岡の古書店めぐりで訪れた店、第3弾。ブックオフは、福岡長住店がデカイ。
 福岡滞在2日目、ワークショップが終わって会場のギャラリーを出たのが夜8時過ぎである。最初は、宿泊しているホテルから近いブックオフ日赤前店に行こうと思ったのだが、「24時まで開いているなら、いくら遠くても行けるだろう」と判断、福岡長住店へ足をのばすことにする。

 しかし、天神からのバスの乗り場がわからない。小型タクシーの乗り場へ行き、「3000円、4000円とかかるようなら諦めよう」と思いつつ、運転手さんに「長住1丁目まで、いくらぐらいかかりますか?」と聞くと、「1500円か1600円でしょう」というので、タクシーで行くことにする。
 例によって、うら寂しい通りをずんずん行く車。対向車線にバスや車の姿はまったくと言っていいほどなく、帰る方法を考えると不安になる。
 午後9時前に到着、料金は1550円であった。「ほらね、言った通りでしょ」と微笑む年配の運転手さん。「さすが」と1600円を支払う。「このあたり、帰りの車を拾えるかしら」と聞くと、「なんだったら、終わるまで待っといてあげるよ」と言ってくれる。でも、「1時間半か2時間くらいかかります」と言うと諦めて帰って行った。

 ブックオフ長住店の店内は、フロアの途中からカーブした階段が上にのび、店の奥半分ほどがロフトのような形で2階建てになっているオシャレな構造である。
 時節柄なのか大型店舗に共通の太っ腹企画なのか、「文庫5冊で1000円」の嬉しい値付けに、2階フロアで文庫本中心に黄色いかごに詰め込んでいく。
 ちくま文庫や創元推理文庫、中公文庫などのお高いあたりを選んで、しばらくぶりにダンナの店用のセドリをする。文庫本21冊(1冊は105円のもの)、105円の女の子コミック5冊を購入。

 店を出たのが午後10時半である。帰りはなんとかバス停を見つけて博多駅へ出て、無事ホテルへ戻ることができた。博多のバスは11時台にも(本数は少ないが)動いていて有り難い。
 T先生に教えてもらった「よかねっとカード」は、地下鉄とバスと共通で使える優れもの。横浜ではバスカードと電車のカードは別だから、なんだかんだと手持ちのカードが増えるのが難である。

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 福岡の古書店のうち、福岡女子大学のT先生オススメの古書店がこちら。
 唐人町の田中書店である。

 スチール書棚に整然と整理された古書。いわゆる「古本屋」ではなく、実に隅から隅まで「古書店している」お店だ。棚がスカスカしているのは、近々閉店してしまうから。そのため、ほとんどの古書が通常の古書価の半額にしてもらえる。でも、良い本がある。

 私が買ったのは、神戸・黒木書店の昭和30年代から平成10年までの古書目録32冊・古書価2000円、福岡の西南図書館ニュース(昭和24年)古書価1000円、1920年代に中華民国で発行された版本(仏教書)古書価800円を2冊、三笠書房版『ヘミングウエイ全集』の内1冊古書価2000円。以上5点はこの古書価から半額に。
 それから、既に値下げ価格がつけられていた次の5点。『東京書籍商組合史』(昭和2年)古書価6000円、『東京雑誌販売組合史』(昭和14年)古書価3500円、『全国書籍商聯合会史』(昭和16年)古書価5000円、今井田勲『私の稀覯本』(丸の内出版、1976年)古書価1000円、そして斎藤昌三『書物の美』(青園荘、昭和37年、限定150部)古書価28000円である。

 どれも状態が良いので、「この際」病がつい出て、合計46800円のお買い上げに。
『十三経注疏(じゅうさんぎょうちゅうそ)』揃い一括・慳貪(けんどん)入り(画像4枚目)にも心が動いたが、これを買っても使うわけではなし、単に慳貪入りの本が欲しいからというだけなので、さすがに思いとどまった。確か15万円くらいだったと思うが、10万円以内だったら買っていたかも……。

 支払いの段になり、クレジットカードが使えるというので、それで頼むと、今どきのレジどころか昔の「ガッチャン」とカードをプレスして印字する器械もなく、カード会社に電話して認証を受けるというレトロな処理である。店主もお客もどちらも「田中」だから、カード会社がなかなか理解してくれず、何度も説明している。こんなところも、何かのんびりしていていい。
 この田中書店、開店したのは昭和30年春だったそうだ。もう一度行きたいが、今度福岡を訪れる時は、もう閉店してしまっているだろうか……。

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 福岡から戻ってきて、早1週間。
 福岡では、豆本ワークショップだけでなく、例によって古本屋めぐりもしっかりしてきたので、「ここは!」というお店をご紹介しておこう。
 福岡を訪れた初日(3月21日(金))、最初に行ったのが大橋である。駅そばのブックオフは、きれいだし物量もそこそこあるが、価格設定がやや高めのように思う。

 素晴らしかったのが大橋文庫だ。
 何がすごいって、この画像を見よ! 店内の、芸術的とも言える本の積み上げ方。感動のあまり、「店内の写真を撮らせて下さい」と言うと、ややはにかみながらご主人、「私の写真は撮らないでね」。美しい文庫山は、帳場脇である。
 品揃えは、いわゆる「街の古本屋さん」だが、よく見ていくと趣味本や芸術分野の本など、しっかりしたものもちゃんとある。
 ここで購入したのは矢島康吉『古本茶話』(文学の森、平成20年)古書価500円と、川瀬一馬『蝸牛』(中公文庫)や稲垣達郎『角鹿の蟹』(講談社文芸文庫)など文庫8冊で、計2350円のところ、2300円にオマケしてくれた。もともと安いんだから、値引きしなくてもいいのに……。

 一緒に行ってくれた本フェチ・レディのHさんが、店内と店頭に積み上げられている段ボールに着目、私に教えてくれた。店内帳場脇に一見無造作に積まれた箱であるが、よくよく見れば、全部がみかんの箱である。それも、様々な産地のもの。
 店頭に積まれているのは、これまたよくよく見れば、向かって右が柑橘類、左が玉ねぎの箱と、実はちゃんと分類されている(画像)。

 本の積み方から段ボールの積み方まで、よく見るとこだわりのあるお店であった。

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