田中栞日記

「かわいい豆本づくり」ヴォーグ学園東京校/横浜校・途中受講できます

古本屋と古本

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 昨年、たまたま私のブログを読んでくれたことがきっかけで、知り合うことができたのが、杉野書店のおかみさんである。
 杉野書店は東急東横線・中目黒駅下車、山手通り右側の目黒銀座商店街の中程の場所(駅から徒歩数分)にある、昔ながらの「街の古本屋さん」だ。今日は、彼女と初めて会っておしゃべりしてきた。

 もちろん、おしゃべりだけでなく、本も買ってきた(当然!)。買った本は次の通り。
 清水勲『明治まんが遊覧船』(文藝春秋、1980年、古書価700円)、司修『語る絵』(小澤書店、1989年、古書価2200円)、荻原魚雷『借家と古本』(署名・検印紙入り、コクテイル文庫、2006年、古書価300円)、小田光雄『出版社と書店はいかにして消えていくか』(論創社、2008年、古書価1000円)、赤江瀑『ニジンスキーの手』(1979年、古書価50円)。
 もともとの古書価も安いが、こうして遊びに行くと、更にオマケしてくれてしまうので、なんとも申し訳ないと思う。

 杉野書店には、私はたぶん大学時代に行っている。つまり私は、25年くらい前のご主人の姿を目撃していることになる。ちなみに杉野さんの開業は昭和29年。お父上の代から続けているお店だそうだ。
 品揃えは、男性が喜ぶラインナップが中心だが(フランス書院文庫充実)、その種の専門店ではない。普通の単行本も文庫もすべて庶民派価格で、更にお得な「50円棚」は店先にだけでなく店内にもある。
 おかたい職業の方々がエッチ本を買いに来たりして、お得意さんが多いようだが、女性が入りにくい店構えではない。

 杉野書店のおかみさんは読書家である。
 私は彼女がブログで書くグルメ記事が大好きなのだが、本好きさんはぜひ読書記事に注目。こまめに本を読んでは紹介して棚に入れていて、この記事があたたかくていいのだ。

*のんちゃんの杉野書店日記
http://blogs.yahoo.co.jp/nobuesugino35

「のんちゃん」こと杉野夫人は、店番はもちろん、古書市場で売買もする。私は「ダンナが古本屋」というだけの「古本屋の女房」だが、杉野夫人はお店の仕事をちゃんとこなす、名実ともに正統派「古本屋の女房」である。
 彼女は杉野さんと結婚する前、翻訳の仕事をしていたそうだ。翻訳の仕事は、外国語だけでなく日本語にも「堪能」であることが必要で、日記の文章がうまいのも当たり前だ。

 今日は、杉野書店のすぐそばにある「おらい」で、おいしい魚をどっさり食べながら、古本屋の赤裸々裏話バクハツ! のんちゃんブログには、店番のあれこれや「杉野書店古書目録」も載っているので、まずはブログの書店にご来店を。

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*ワークショップ「1日豆本教室」…豆本を4冊作ります
2009年1月31日(土)朝〜夕、豆本三昧!
http://blogs.yahoo.co.jp/azusa12111/41409123.html

*ワークショップ「1日製本教室」
…本かがり上製本・和本など7冊作ります
2009年2月15日(日)朝〜晩、製本三昧!
消しゴムはんこワークショップつき!
http://blogs.yahoo.co.jp/azusa12111/34777498.html

*通信講座「消しゴム版画で蔵書票」朝日カルチャーセンター
http://www.asahiculture-tsushin.com/koza/#G7
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本の山を移動する

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 所蔵本200冊程度を見ながら執筆しなくてはならない原稿があり、ずっと2階に置いてあった書物群を1階の仕事場近くにおろす作業をすることになった。
 と言っても、そんな大量の本を置く場所など最初からあり得ないので、取りあえず今積んである玄関先の本の山をなんとかしようと整理に着手した。雑誌・単行本・コミック・豆本・その他に一応分類して、まずは重ねる作業。玄関先から廊下いっぱいが、「本の海」状態となる(画像1枚目)。コミックを少し処分するか。文庫本もダンナにお裾分けして……などとやっていると、どんどん時間が経ってゆく。
 ううっ、なんでこんなに手間取るんだ。私はただ本を2階からおろして来たいだけなのに、どうしてこんな大掃除みたいな状態になってしまうんだろう(←世間一般の皆さんは、実はこういう作業のことを「大掃除」と言うのだが、そもそも、そういうことはハナから、する気がまるで起きない人)。

 結局、階段を行ったり来たり何十往復もして半日以上費やし、なんとか2階の書物群を1階の玄関先へ移動することに成功した。途中、一昨日購入した香澄堂書店の荷物(段ボール2箱)が届いてパニクる場面もあったもののなんとか切り抜け、コミックや文庫もあれこれ出して紙袋3袋分を処分することに。やれやれ。

 で、移動後の玄関先が画像2枚目。「整理」したはずなのに、本がちっとも減ってない! というか、はっきり言って増えてるし。2階に持っていった本より、2階から持ってきた本のほうが多いせいだな、これは。それにしてもこの界隈、またいちだんと通りにくくなってしまったことであるよ(詠嘆(古文の現代語訳調))。

 先日、2階の断裁機を使いに来た「胡蝶の会」の石橋さんが、「この家の廊下は、体を横向きにしないと通れませんね」と呟いていたが、今度来た時は「廊下だけじゃなくて玄関を上がるところから体を横向きにしないとなりませんね」と言われそうだ。

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…本かがり上製本・和本など7冊作ります
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山形の香澄堂書店

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 昨日、山形謄写印刷資料館で閲覧したあと、実は1軒だけ古書店へ行ったのだ。
 謄写印刷資料館の後藤卓也さんオススメ(御用達)の古書店があるといって、わざわざ車で連れて行ってくれたのである。

 ご覧の通り、カッコイイ店である。
 棚には整然と古書が並び、通路には本が置かれていない!(当たり前か)
 特に文庫の棚がすごい。「えっ、こんな本が出ていたの」と驚かされることたびたび。ちょうど、京都の恵文社一乗寺店の棚を見ているときのような、新鮮な感動がある。
 恵文社一乗寺店と違うのは、絶版文庫が充実していること(これまた当たり前の話だが)。ウチのダンナなら買いまくるところだろうけれど、私には文庫の高く売れそうなものがわからないので、購入本はあくまでも私個人のものである。ただ、今回は息子が喜びそうなのがあったので、その文庫を少し(横溝正史と江戸川乱歩)。

 香澄堂書店のサイトを見てもわかるように、SFやミステリ関係が充実している。
 ポケミスやハヤカワ文庫の古いものなど、懐かしいものがたくさんあって、でも、見ていったらキリがないことがわかったので、赤江瀑の角川文庫本や、均一コーナーの春陽文庫などを買うにとどめた。
 それでも、なんだかんだ35冊で24200円也。雪の中、持って帰れる量ではないので、送ってもらうことに。

 山形謄写印刷資料館〜香澄堂書店で1日ツアー。本好きにうってつけのコースであることは間違いない。

*香澄堂書店(カスミドウショテン)
〒990-0047 山形市旅籠町1-1-2 霞城ハイツ1階
電話023-632-5315
http://www.ne.jp/asahi/kasumi/book/

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*ワークショップ「1日豆本教室」…豆本を4冊作ります
2009年1月31日(土)朝〜夕、豆本三昧!
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*通信講座「消しゴム版画で蔵書票」朝日カルチャーセンター
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 昨日届いた青猫書房の目録で、石垣りんの処女詩集『私の前にあるお鍋とお釜と燃える火と』を購入した。それがもう到着(早いなあ)。

 この本、A5判変形(ほぼ枡形)の角背上製ジャケット装で、そんなにデカイ本ではないのだが、価格は比較的お高い(もちろん、古書価は本の大きさでは決まらないが)。古書目録でわりとよく見かけるし、実際、注文したこともあったのだが、なぜか今まで手に入らない本だった。
 書肆ユリイカ本における必須アイテムの一つなので、いつか買わなくてはと思っていたのを、このたびようやく入手できたというところだ。古書価は4万円である。
 以前、探求本リストを青猫さんに渡してあったので、それで探してきて載せてくれた本に違いない。目録を見ていて、「あっ、これは私のために仕入れてくれたのね」とわかるので、こういうものは多少お高くても注文するのである。目録上の、その古書を通じて店主と客は対話をしているのだ。

 状態は、経年劣化はみられるものの、まあまあきれい。竹中郁宛の名刺風の直筆カードが挟み込まれているところがミソ(これも当然、古書価に含まれている)。竹中郁(明治37年〜昭和57年)は神戸出身の詩人である。
 ジャケットに配された切り絵風の絵(画像1枚目)は伊達得夫の作だろうか。表紙タイトル押しは、例によってひらの前小口と天小口ギリギリに配置する伊達方式。このグレーっぽい用紙に赤い箔というのが、なんとも効いている。いつも思うのだが、伊達のタイトル配置は、ひらにしても背文字にしても、ルリユールのそれに通じる感覚がある。

 今年もあれこれ本をどっさり買ってきたが、もう残すところあと11日だし、これで最後かな……。と思う反面、26日には山形へ行くし(本日、新幹線の切符を手配)、とまだしぶとく古書買いの期待を抱く1日なのであった。

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*ワークショップ「1日豆本教室」…豆本を4冊作ります
2009年1月31日(土)朝〜夕、豆本三昧!
http://blogs.yahoo.co.jp/azusa12111/41409123.html

*ワークショップ「1日製本教室」
…本かがり上製本・和本など7冊作ります
2008年12月21日(日)朝〜晩、製本三昧!〈年内最後です〉
消しゴムはんこワークショップつき!
http://blogs.yahoo.co.jp/azusa12111/34777498.html

*「紙の宝石・蔵書票展」田中栞コレクションから
開催中〜2008年12月23日(火・祝)
場所/川口市立中央図書館5階
http://www.mediaseven.jp

*通信講座「消しゴム版画で蔵書票」朝日カルチャーセンター
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 今日は娘の誕生日なので、久しぶりに中華街で夕食(横浜市民は、こういう記念日くらいしか中華街には行かないのだ)。忘年会シーズンなので、酔っぱらいサラリーマン団体ばかりである。

 食事が終わった後、ダンナと息子はまっすぐ帰宅、私と娘は綱島のブックオフへ。
 受験のための「赤本」(2008年版)を買うのが主目的である。ここはやたらと赤本が充実している店舗なのだ(今日は、東大の2009年版の赤本もあった。一体どういう経緯でここに入ったのやら)。

 店に入るやいなや、娘が見つけてきたのが諸星大二郎『栞と紙魚子の百物語』(朝日新聞社、2008年6月、古本価450円)。このシリーズの最新刊ではないか! というか、出てから半年も経っているけれど、これ、なかなか本屋さんで見つからなかったのだ。
 私はこの他、『本屋の森のあかり』第3巻(講談社コミックスKiss、2008年5月、古本価200円)、『ねこタン』(大洋図書、2008年4月、古本価250円)、コリン・デクスター『モース警部、最大の事件』(ハヤカワ文庫、1999年12月、古本価105円)を購入。
 ここはなかなか品揃えが良い店舗で、今日も、グレゴリ青山『ブンブン堂のグレちゃん』や久世番子『暴れん坊本屋さん』などが棚にあった。もちろん既に持っているので買わなかったが。娘も、「ここって、東方の同人誌とかあるんだよ」と感心している。
 受験生のくせに、勉強は塾でしかやらず、ウチにいると寝てるか東方のゲームしてるかという娘である。試験までもう2か月ないのだが……おーい、ブログなんか更新してないで勉強しろよー。
 
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*ワークショップ「1日豆本教室」…豆本を4冊作ります
2008年12月20日(土)朝〜夕、豆本三昧!〈年内最後です〉
http://blogs.yahoo.co.jp/azusa12111/41409123.html

*ワークショップ「1日製本教室」
…本かがり上製本・和本など7冊作ります
2008年12月21日(日)朝〜晩、製本三昧!〈年内最後です〉
消しゴムはんこワークショップつき!
http://blogs.yahoo.co.jp/azusa12111/34777498.html

*ワークショップ「消しゴムはんこの手づくり蔵書票」
2008年12月23日(火・祝)午後〈要予約(抽選になるようです)〉
場所/川口市立映像情報メディアセンター・メディアセブン
http://www.mediaseven.jp

*通信講座「消しゴム版画で蔵書票」朝日カルチャーセンター
http://www.asahiculture-tsushin.com/koza/#G7
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