|
作家吉村昭のエッセイを読んでいたらうれしくなった。なぜなら彼は大変なお酒好きだと知ったから。
「まずビールの小瓶を一本、次に冷酒二合、そば焼酎に同量の氷水を加えたものを二、三杯、仕上げにウイスキーの薄目の水割り三、四杯というところで、稀にはそれにワインまたは紹興酒が加わることもある。午後六時頃から五時間ほどかけて飲むのである。」 と書いている。
まさか毎晩ではないだろうが結構な酒量ですね。酒の取り合わせや飲み方は酒好きにはそれぞれ言い分があるでしょうが、その人が元気に酒を楽しんでいれば言うことなしです。
「酒は天からさずけられたこの上ない恵みで、楽しい気分で飲まなければ罰があたる。」 とも書いています。
まったくその通りですね。
今日は穏やかな冬の日、バラの手入れをしてからちょっと出かけて、晩酌が楽しみです。
(吉村昭 『私の引出し』 文藝春秋 より。 写真は益子の濱田窯の作)
|
全体表示
[ リスト ]







