特撮怪獣映画テレビ放映史

少年時代年末年始の恒例行事だった怪獣映画のテレビ放映。その懐かしい思い出が今蘇ります。

特撮怪獣映画テレビ放映史

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昭和46年の巻(その1)

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大怪獣決闘ガメラ対バルゴン
■1月2日(土) 17時〜18時30分 日本テレビ
▼8月12日(木) 20時〜21時26分 日本テレビ
巨人対ヤクルトの雨傘(試合実施のため放映されず)
▼8月26日(木) 20時〜21時26分 日本テレビ
巨人対中日の雨傘(試合実施のため放映されず)
▼9月23日(木) 20時〜21時26分 日本テレビ
巨人対阪神の雨傘(試合実施のため放映されず)
前日大晦日の『大怪獣ガメラ』の放映に続いて、大映怪獣映画2作目の登場です。この映画は新宿大映で封切りの時に見ていますが、大人のムードの怪獣映画だったのですごく印象に残っていました。(いちばん忘れられないのは、サソリに刺された早川雄三さんの名セリフ?『目が見えへん!』です)この作品は、この後8月、9月にプロ野球中継の雨傘番組として3回ノミネートされましたが、何れも放映されませんでした。
大怪獣空中決戦ガメラ対ギャオス
■1月14日(木) 20時〜21時26分 日本テレビ
続いて大映怪獣映画3作目の登場です。これは劇場でも見ていなかったので、亀吉はこの時が初めてになります。ただし、日東科学というメーカーから発売されていたゼンマイ歩行のプラモデルは作っていたので良く知ってはいました。ギャオスが口から吐く?光線の威力はスゴイですが、なんか動きに柔軟性がなかったですね。
原子怪獣ドラゴン
■2月19日(金) 19時30分〜20時56分 NET
1956年のアメリカ映画です。結構有名な映画なようですが、全く記憶にありません。
大魔神
■3月25日(木) 20時〜21時26分 日本テレビ
■12月31日(金) 16時〜17時30分 日本テレビ
この映画は、前述しました『ガメラ対バルゴン』と2本立上映だったので、その時に見ています。大魔神が暴れだすまでがちょっと長すぎるように思ったのは亀吉だけでしょうか?テレビだと9時過ぎになりますね。それでも視聴率が良かったのか、『怪獣映画の紅白』といわれる大晦日の放映作品に選ばれています。

ところで、このころ亀吉はこの映画の音楽は、東宝の音楽を真似していると感じ始めました。今から思えば同じ作曲家の担当なので当然ですが、当時の亀吉はまだ伊福部昭の名前を知りませんでした。
宇宙大怪獣ドゴラ
■4月1日(木) 20時〜21時26分 フジテレビ
この映画も亀吉は封切りを見ていなかったので、初めての鑑賞になりました。4チャンネル(日本テレビ)の青春ドラマで良く知っていた夏木陽介さんの主演映画だったので楽しみにしていましたが、怪獣にはガッカリしました。宣伝ポスターやスチール写真のイメージと相当異なっていましたね。タコみたいなクラゲみたいな軟体生物で、プラモデルもソフビ人形も発売されなかった気の毒な怪獣です。
客船SOS大怪獣ダコヘドラの襲来
■4月2日(金) 19時30分〜20時56分 NET
■7月11日(日) 深夜0時15分〜? NET
1969年のイギリス映画だそうです。衝撃的なタイトルにもかかわらず、亀吉はとんと記憶にありません。それでもしつこく2回も放映されています。いったいダコヘドラとはどんなスゴイ怪獣だったのでしょうか?また、『ヘドラ』という名前は、東宝が考えたものと思っていましたが、こちらの方が先だったのですね。(東宝映画『ゴジラ対ヘドラ』の公開はこの年の7月です)
フランケンシュタイン対地底怪獣
■4月8日(木) 20時〜21時26分 日本テレビ
亀吉は、封切りの時に見ていますので6年振りの再開となりましが、この映画は何回見ても好きです。特に、フランケンシュタインの心臓をドイツから日本へ潜水艦で運ぶシーンがすごく印象に残っています。そんな訳で、この日の放映は朝からワクワク気分で待っていたのですが、新しい楽しみ方も加わりました。それはカセットテープレコーダによる録音です。亀吉はこの年の正月に、あちこちから集金したお年玉でAIWAのラジカセを買っていました。

当時の生テープは高価で、月に30分テープ(片面15分)1本買うのがせいぜいで、しかも秋葉原まで行かないと売っていませんでした。そんな貴重なテープを使って、『天才バカボン』とか夕方再放送されていた『素浪人花山大吉』の主題歌などを録音して喜んでいましたが、怪獣映画の録音はこのときが初めてでした。最初の15分しか録音できませんでしたが、何回も聞いて楽しんだので、艦長の田島義文さんや副長の土屋嘉男さんのセリフはほとんど暗記してしまいました。なお、成績優秀なクラスメートは英単語の暗記とかに使っていたようですが、亀吉にはそんな発想は蟻のおちんちん程の大きさもありませんでした。(親も勧めなかったけどね)

それから忘れるところでしたが、数種類存在するといわれているこの映画のラストパターンの内、大ダコバージョンが初めて放映されたのは、もしかしたらこの時かも知れません。それにしても山の中の湖(もちろん淡水)から大ダコが出現するとは、ものすごい強引さですね。
キングコング対ゴジラ
■4月15日(木) 20時〜21時26分 フジテレビ
★★当日テレビ欄掲載しています★★
■12月31日(金) 17時〜18時26分 フジテレビ
ついに、ゴジラ映画最大のヒット作品の登場です。ファンのあいだでは『キンゴジ』と呼ばれて親しまれています。亀吉は前年の東宝チャンピオンまつりで見ていましたが、何回でも見たくなる楽しい映画です。これも高視聴率だったのか、日本テレビの大魔神と共に大晦日の紅白怪獣映画大会?に出場しました。

ところで亀吉は、東宝チャンピオンまつりでもテレビでも、上映されたのが短縮版であることは、長いあいだ気がつきませんでした。それを知ったのは、昭和50年代になって伊福部昭や佐藤勝の担当した東宝特撮映画のサントラ版レコードが相次いで発売されるようになり、カットされたシーンの音楽を初めて聞いた時でした。(ゴジラ埋没作戦の準備で、ミニチュアの土木機械が穴を掘ったりしているシーンに流れる曲や、キングコングを気球で運搬するために、自衛隊が気球を準備するシーンに流れる曲などが該当します)
大怪獣ガメラ
■5月2日(日) 15時30分〜17時 日本テレビ
前年の大晦日に続いて2回目の放映になります。日本テレビのこの時間帯は、『日曜映画劇場』という枠でした。東宝と大映の作品を中心に放映していた関係で、こののち多くの特撮怪獣映画や戦争映画を楽しませてくれた、大変ありがたい番組でした。今でも亀吉が大好きな『陸軍中野学校』や『兵隊やくざ』などのシリーズもこの時間帯にすべて放映されました。

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※出典・・・読売新聞縮刷版昭和45年12月

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昭和45年の巻

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大巨獣ガッパ
■1月1日(木) 10時30分〜11時55分 東京12
前日の大晦日は怪獣映画ではな変身人間映画でガッカリの亀吉でしたが、元旦から大巨獣出現で大喜びしました。しかも封切りの時見ていないので、お雑煮もおせち料理もそこそこにテレビの前でワクワクしていました。

しかし、期待は裏切られました。なにしろ、劇場公開時にはガッパが東京で大暴れしているスチール写真が少年雑誌などに大きく掲載されたりしたので、亀吉もその写真を信じていたのですが、実際の映画でガッパが暴れたのは熱海の温泉街だったのです。(セコイ)しかも、親ガッパがゆでダコを咥えているのには笑ってしまいました。(いったいどこでゆでたんだ?)そんな訳で期待外れのお正月でした。
冷凍怪獣の逆襲
■1月2日(金) 14時30分〜15時55分 東京12
テレビ欄には1962年のアメリカ映画とありますが、全く記憶にありません。どんな怪獣がでてくる映画なんでしょうか。ご存知の方がおられましたらご教示をお願いいたします。
大怪獣ガメラ
■12月31日(木) 16時30分〜18時 日本テレビ
★★当日テレビ欄掲載してます★★
この年の大晦日は、久しぶりに怪獣映画が復活しました。この映画は劇場でも見ていますが、もちろんテレビでも楽しみました。また、この作品は日曜日の夕方に色々な怪獣映画や戦争映画を放映して楽しませてくれた日本テレビにおける、初めての怪獣映画放映になりました。
宇宙人東京に現る
■12月31日(木) 17時〜18時26分 フジ
★★当日テレビ欄掲載してます★★
フジテレビは大晦日怪獣映画の老舗ですが、前年のガス人間につづいて宇宙人とは、フジテレビもいよいよ怪獣物から遠ざかってしまった感があります。しかも上記ガメラとバッティングしていては、たぶん勝負にならなかったのでは?亀吉はガメラが終わってから最後の方だけ見た覚えがあります。
昭和45年の感想
この年もとても寂しい年でした。元旦からガッパの登場で縁起がいい年だと思っていたら、なんと大晦日まで怪獣映画の放映は一切なかったのです。また、劇場版の新作も東宝が『緯度ゼロ大作戦』と怪獣から足を洗ってしまい、倒産寸前の大映が細々とガメラの新作を公開するといった寂しさでした。ただ、東宝では前年から始まったチャンピオンまつりで、旧作怪獣映画(短縮版)を公開しており、亀吉はこちらの方はしっかり見に行きました。確かこの年は3月に『キングコング対ゴジラ』が、そして12月に『モスラ対ゴジラ』がそれぞれ他のマンガ映画等と共に公開されました。

ところで昭和45年といえば大阪で万国博覧会が開催された年でしたが、家族そろって大阪へ行ける程裕福でなかった亀吉家にとっては、子供に記念切手のシートを買い与えるくらいしかできませんでした。(トホホ)それから亀吉の大好きな映画で、今でもDVDで鑑賞している『トラ・トラ・トラ』が公開されたのもこの年でした。好きになったのはもう少し大人になってからですが、よく覚えています。この時は亀吉の親が見に行って、『あれじゃほとんど日本映画だ』と怒っていました。(何を期待していたんだろう?)

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※ガス人間は、フジテレビの夕方5時からの放映です。
※TBSテレビではゆく年くる年のあと七人の侍です。テレビ欄の『きょうの劇映画』によると、3時間20分一挙放映とあります。
※出典・・・読売新聞縮刷版昭和44年12月

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昭和44年の巻

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太平洋の嵐
■4月11日(金) 20時30分〜21時55分 TBS
昭和42年以来2回目の放映になります。前回よりも時間が早くなったので、亀吉もまだ起きている時間帯ですが、どうも見た記憶がありません。その証拠に、高校生になった時に新宿プラザ劇場へ『ミッドウェイ』を見に行った時、この映画のシーンが派手に流用されているにもかかわらず新規撮影と思い、更にエンドタイトルで『太平洋の嵐製作者に感謝する・・・』とかいう趣旨のクレジットがでても何のことかよくわかりませんでした。
キングコングの息子
■7月4日(金) 0時〜? 東京12
これも2回目の放映になります。しかし、明らかな子供向け映画を深夜0時から放映するとは、どんな理由があったにせよけしからんですな。大分漢字も読めるようになった亀吉は、テレビ欄で発見したものの途方に暮れてしまいました。たとえ無理しておきてても、寝床につくのが深夜2時となっては、翌日寝坊して遅刻するのは確実です。そこで助け舟を出してくれたのは、父親でした。夕ご飯を食べ終わったら直ぐに寝て、時間になったら起こしてやるとのやさしい思いやり。約束通り他のテレビは我慢して早寝をし、親父コングと息子コングの2人で仲良く楽しみました。この映画、1作目程は怖くなかったですが、ラストで島が沈没するときわが身を犠牲にして人間を助けるコングの姿に思わず涙しました。

ところで怪獣映画では、ラストに突然大きな自然災害が発生して怪獣が犠牲になるというパターンが多いです。特に『フランケンシュタイン対地底怪獣』の大陥没(海外版の大ダコの出現も災害の一種?)や『サンダ対ガイラ』の海底火山の大噴火などは、あまりにも唐突でした。やっぱ主人公とはいえ、あんな大きな化け物にいつまでもウロウロされたのでは、映画としても終わりようがないので、やむを得ず死んで頂くのでしょうか?
電送人間
■8月26日(火) 0時5分〜? フジ
これも前年に続いての放映ですが、今回は深夜枠での放映になっています。前述しました美女と液体人間と同じ理由かも知れません。たとえば中丸忠雄さんから送られて来た録音テープを聞くシーン(堺左千夫さんが思わずほしがる程のお色気音声が聞こえます)など、完全に大人向けですから深夜枠もやむを得ないと思います。
ガス人間第一号
■12月31日(水) 17時〜18時26分 フジ
★★当日テレビ欄掲載してます★★
恒例になった大晦日怪獣映画ですが、前年モスラだったのでこの年も期待していたのですが、『ガス人間・・・』と知ってすごくガッカリしたのを覚えています。『ガス怪獣…』ならまだしも『人間』ですからね。一応見ましたが、ラストで劇場が炎上するところ以外子供には楽しめませんでした。なお、この作品は変身人間シリーズ前2作のような、キャバレーや麻薬組織等は出てきません。登場するのは、銀行とか図書館とか堅い所ばかりで、極めつけは日本舞踊(長唄や三味線の専門家の名前が大勢タイトルでクレジットされています)です。宝塚出身の八千草薫さんの見事な踊りは素晴らしいものでした。これなら親子で安心して見れます。
昭和44年の感想
結局この年は、日本の怪獣出演映画が放映されなかった大変さびしい年でした。視聴率もそこそこ稼げることは証明されてきているのに不思議です。もっとも、テレビ番組も充実してきたことと、一般劇映画の放映が多数行われるようになったので、亀吉にとっては毎日楽しいテレビライフを送っていたことと推察されます。特に劇映画の増加が目立ち、この年からテレビ欄に『今日の劇映画』というコーナーが登場しました。当時の亀吉はまったく興味ありませんでしたが、黒澤明監督作品として初めて『七人の侍』がテレビで放映されたのもこの年です。(しかも2回も)

ところでこの年は、アポロ11号の人類初の月面着陸があり、大人も子供もテレビ中継に釘付けになっていました。もちろん亀吉もその一人でしたが、亀吉の興味の対象はどのテレビ局でも必ず登場した解説用に作られたアポロの模型でした。テレビ見ながらあんなのほしいなと思っていたのですが、しばらくすると次々とアポロ関連のプラモデルが発売されたので、ほどなく亀吉も月着陸船を手にすることができました。

一方、劇場用の特撮怪獣映画としては、東宝の『オール怪獣大進撃』が公開されたので見にいきました。これは、この年から始まった東宝チャンピオンまつりの目玉として、コント55号主演作や巨人の星(テレビ作品を再編集した劇場版で、画面上下をトリミングしてシネスコにしたもの)と同時に上映されました。今見てもほのぼのとした良心的な映画ですが、南海の大決闘やゴジラの息子の特撮シーンを大量に再使用していたとは、もちろん当時は気が付きませんでした。

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