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ドイツの歌劇場で歌っている若い歌手達は音大を卒業し
マネージメントのオーデイッションを受け其処から
マネージメントと関係のある歌劇場やシーズン中の
出し物に寄って歌劇場の依頼する役に対しての歌劇場が行なう
オーデイションに廻されます。始めて歌劇場での仕事を
始める歌手を『Anfaenger』と言って給料も安く『駆け出し』時期で
月給を貰いながら勉強する訳です。この時期に間違った発声や生活で
喉を壊す歌手が多いです。この『Anfaenger』の時期は約2年間です。
私は耳鼻咽喉科の依頼で声帯に異常を起こした歌手達の
手助けをしてましたので正しい発声とその維持がどれ程
大切かまたこの駆け出し時代が将来の道を決めるという事を
痛感しています。ドイツでは歌劇場がランクに分かれています。
↓参考の為に
ランクの低い歌劇場に契約が決まっても
良いコレピティトアーが歌劇場にいたら
ゆっくりレパトアーを勉強して次のオーディッションや
コンクール参加の準備をして下さい。
歌劇場契約のチャンスはコンクールに参加するのも良いでしょう。
会場にEU歌劇場のマネージャーが聞きにきてますよ。
日本の音楽界も現在は少し変化した事と思いますが
一般に声楽部門で純粋に演奏活動だけで生活は困難だと思います。
収入の道は生徒をプライベートで教え月謝で生活の足しするか
出身校の教授の助けを借り講師に任命し学校名を貰い
それによって何年後かに教授の席を確保する。こんな感じで其処には日本独特の
『義理』が絡んでて生徒は何時までも先生に通うような感じでした。
1−2年留学して帰国後 万代のレッスン代を生活の為に生徒から取る方も
いらっしゃいます。私の留学時代の友人達もこんな状態です。
日本では食べて行くのが大変ですが払う生徒も多いので
悪循環ですが『仕方が無いかな?』 現在はどんな状態かな?
日本では才能のある若い歌手達が多いのに
生活の為にアルバイトで追い廻されクタクタの方が多いでしょうね。
高いレッスン代中々払えませんよね。
さて 大学の教授が全部駄目だとは言いませんが
教授でなくとも日本にはリッパな優れたボイストレーもいらっしゃる
事と思います。多くの素晴らしい歌手も育てていると思います。
義理に縛られずそういうトレーナーを捜して色々な方から勉強する
精神が必要です。
その第一は『己を知る事』
他人任せでは無く『己の道を開く』
そして『己に勝つ』です。
音楽の中で一番難しいのが『声楽』です。
間違えて楽器を壊したら買い換える事は出来ません。
テクニックと楽器が一体です。
ピアノやヴァイオリン等は
テクニックと楽器が半々で楽器は買い替えられます。
声楽はまず楽器作りを自分でやらねばなりません。
まづ自分自身で楽器の音色を聞き分ける耳を育てて
下さい。
自分の楽器を愛して下さい。大事にして下さい
そして音声生理学は知識として知っている事は良いのですが
医学生では無いのですよ。本を読んだからと言って声が良くなる訳では
有りません。
それはスポーツと同じで良いトレーナーの下で
日頃のきちんとした肉体トレーニングと正しい発声練習
正しい曲の正しい練習法を学ぶ事
自分の問題です。
なるべく早く自分でコントロール出来る耳を養って下さい。
だらだら曲のメロディーを間違えたり歌詞を間違えたりを
繰る返す歌手もいます。それはなまけもの
か正しい曲の勉強方法を知らない歌手達ですよ。
多くをいっぺんに練習するのでは無く
完璧に少しづつ練習して下さい。
始の練習法が完璧であれば何十年も身に付いています。
主人は60曲に近いレパートワーが完璧に何時でも世界中客演に
飛べる状態でした。メトロポリタン歌劇場やスカラ歌劇場
ウイーン国立歌劇場のスターとして歌っていた主人の
側で彼のトレーニングや練習を体験していたので
少々厳しいですが・・・ スパルタ的ですが・・笑・・
発声練習と正しい曲の勉強に付いては次回に書きますね。
今日はちよっと頭に来たかも知れませんが
貪欲なまでに出来る時期に勉強して下さい
『己を知り 己に勝つ』ですよ。
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耳が痛い話です(^_^;)
「己を知り 己に勝つ」
己を信じて頑張ります。
[ アーサー ]
2010/8/20(金) 午後 7:54
すりりんぐてのーるさん こんにちは
そうです。自分を見つけ
自分の弱さも知り
自分を信じ
苦難を乗り越え
自分自身との戦いに勝つ事
それは七転び八起きの精神でしょうね。
頑張ってね
2010/8/21(土) 午前 7:54
ジャンルは異なれど、とても耳の痛い話です。
でも小さなことからでも頑張らなきゃと思いました。
努力すること、とても大事ですね。
2010/8/22(日) 午後 2:26
むささびんさん こんにちは
そうなんですよ。体が楽器なので一生涯
こんなトレーにグの繰り返しです。・・笑・・
自分で作りだして行く制作の仕事は
分野が違っても共通の悩みよ努力
そして自分との戦いですね
2010/8/24(火) 午後 7:10