Anna Bolena 役のAnna Netrebko
4月5日にウイーン国立歌劇場で
ドニゼティー作曲の『Anna Bolena』が初演された。
ウイーン国立歌劇場では史上始めての『Anna Bolena』の
公演である。
テレビArteの実況放送です。
キャストはお楽しみに・・・・・Anna Nebrebko Elena Garanca ・・
イギリスのヘンリー8世の妻アンナ・ボレーナの悲劇
オペラのあらすじ
イングランド王ヘンリー8世の妻となり、エリザベス1世を生んだが、彼女に飽きた王から不倫の濡れ衣を着せられ斬首されたアン・ボレインの悲劇。
第一幕第1場
ウインザ−城の女王アンの居所。家臣達が王を探している(合唱「王さまは来ておられないか(Ne venne il Re?)」)。アンの女官ジェーン(ジョヴァンナ)・シーモアが呼ばれている。彼女はひそかに国王の愛人となっているのだ。王の到着を待つアンだが王が彼女を顧みなくなってきているのを嘆く。アンのことばがジェーンの心に突き刺さるのだ。アンをなだめてジェーンは部屋へもどる。罪におののくジェーン。そこへ王が忍んでくる。彼女は王とわかれようとするが、王はゆるさない。
第一幕第二場
ウインザーの大公園。アンの兄であるロックフォード卿が旧友リチャード・パーシーに出会う。パーシーは長年亡命していたのだ。パーシーはかっての恋人アンの不幸を心配する。王の狩が始まる。パーシーは王の許しを請い、許される。狩が始まる(合唱「この日はわれらのため明ける(Questo di per noi sputanto)」)。
第一幕第三場
ウインザー城のアンの居所。アンの小姓スミートンがアンへの想いを歌う(アリア「この場はむなしいところ(E’sgombro il loco)」)。アンは兄ロックフォードがとどめるのを振り切ってパーシーと会う。アンはパーシーに想いをあきらめるようにというが、パーシーは応じない。二度と会わないというアンにパーシーは剣を抜いて自殺しようとする。そのさわぎにロックフォード、スミートンまた王までやってくる。王はアンに疑いをかけスミートンに偽証させる。引き立てられるアン。
第二幕第一場
アンが監禁されている居所の前で女官たちの合唱(「おお、彼女に渦巻くようにこびへつらった者はどこに行ってしまったのか(Oh! dove mai ne andarono le tsurbe adulatrici)」)。今は運命を待つアン(アリア「わが心を見たまう神よ(Dio, che mi vidi in core)」)。ジェーンがやってきて、アンが罪あると自白すれば、王はアンと離婚し命は助ける、と言うが、アンは命と引き換えに恥じを買うことはしない、という。また王が妻にしたがっている女性の存在をいうが、アンは彼女をのろうが、ジェーンはそれが自分であることを告白し許しを請う。アンは彼女を許す。
第二幕第二場
審判官の会議場の玄関。廷臣たちの合唱(「さて、審判官の前でどちらが罪ある者とされるか(Ebben? Dinanzi ai giudici quale dei fu tratto?))」。アンとパーシーがさばかれていて、スミートンは偽証する。国王と出会ったアンは、死は恐れないが裁きの恥辱は受けたくない、と懇願するが、それも聞き入れられない。パーシーはアンを死から救うため、かれの妻であったと言う。王はジェーンを妻にしようとするが、ジェーンは後悔から応じない。裁判が開かれ、アンは死刑を宣告される。ジェーンは王にアンを救うことを懇願するが聞き入れられない。
第二幕第三場
ロンドン塔の牢獄。パーシーとロックフォード(アリア「あなたは生きねば、お願いする(Vivi tu, te ne scongiuro)」)。いまは錯乱状態のアン(アリア「なつかしい故郷へつれていって(Al dolce guidami castle natio)と女官たち(合唱「だれが乾いたまつげを見ることができるか(Chi puo vederla a ciglio asciutto)」)。死刑になるパーシー、ロックフォード、スミートンがアンに最後の面会に来て、一同は死刑に処せられる。
「ランメルモールのルチア」とならぶドニゼッティの一連の狂乱オペラの一つ。
テキストはオペラ案内書より
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