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旅の中から(関東編)

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醤油の町「野田市」を訪ねて−風に舞う醤油の香りとやよい食堂の巻−


「キッコーマン」の企業城下町 野田市へ
ここ数日続いた「快晴の青空」「温暖な気温」に誘われるように、少し遠くに出かけたくなりました。
今回の訪問は「キッコーマン」の企業城下町として栄えた野田市です。東武野田線「野田市駅」で下車、市街地から離れているのでとても静かです。周囲を見渡すと、キッコーマンの工場が点在し、ゆでた大豆や香ばしい醤油の香りがほんのり漂ってきました。
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初めに、江戸川沿いにあるキッコーマンの工場群へ向かいました。辺りは、醤油の香りが立ちこめています。キッコーマン・マークのプラントが見えてきます。
キッコーマンの六角形のマークは、亀甲(亀の形)を表わしていて、「亀は万年も生きる」ということから、「亀甲萬」=「キッコーマン」 となり、大変縁起の良い名前だったんですね。
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一際目を引いたのは、宮内庁御用達の「キッコーマン御用蔵」です。昭和14年の建築で、周囲にお堀を巡らせ、壮麗な外観はまるでお城のようです。
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続いて、向かったのはキッコーマン本社横に位置する「興風会館」です。昭和4年の建築で、ロマネスク様式を加味した洋風の建造物です。野田氏の醤油醸造家である茂木・高梨一族が地域発展のために設立しました。
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中へ入ると、当時の内装が良く保持されているのがわかります。昭和初期の雰囲気を感じますね。
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大きな通りから離れ、人通りの少ない小路を歩くと、さりげなく黒板塀が現れます。江戸末期の天保元年(1830年)創業の「キノエネ醤油」です。創業170年の歴史を感じます。
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昔から受け継いだ施設・設備を現在もそのまま利用しているので、近代産業遺跡としての価値も高いはずです。

流山街道沿いにも醤油の町としての歴史・情緒を感じることができます。野田市立中央小学校の校門です。創立は明治6年。以来130年の歴史を刻んでいる貴重なレンガが印象に残っています。
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「夕飯は何をたべようか・・・?」
そろそろ日が暮れてきました。夕飯をと考えたとき、まっ先に思い浮かんだのは、大盛で有名な「やよい食堂」(野田市中野台351)です。せっかく野田市に来たのだから、ここに行かないわけにはいきません。夜道をトボトボ歩くこと10分・・・。暗がりにポツンと光る食堂が見えてきました。
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今日の夕飯は「ひなどりから揚げ定食」です。700円という値段で、この「ご飯の盛り」や「チキンのボリューム」は『ネ申』です。二人前はあるでしょうか!
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大盛だけが売りではなく、味付けも美味しかったですよ!パリッとしたチキンは塩味でほんのりゴマ油の風味が効いていて、ご飯がすすみます。
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男らしく完食!というわけにもいかず、残った分はお持ち帰りしました。ごちそうさまでした。

日本の食卓には欠かせない醤油。その生産の中心地である野田市には歴史を物語る風情ある佇まいが今でも残っています。風に舞う醤油の香り大盛りの「やよい食堂」も僕の記憶にはっきりと残り続けることでしょう。

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