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酒蔵の街 伏見を訪ねて−京都の近代化産業遺産を求めて−

京都市南部の玄関口「伏見区」

伏見は豊臣秀吉が築いた伏見城の城下町です。伝統的な日本酒の名産地で、酒蔵が立ち並ぶ町並みは独特の情緒を醸し出しています。日本酒のブランドとして広く親しまれている「月桂冠」「黄桜」の旧本社や記念館そして「松本酒造」など街並み一帯が日本酒醸造の近代化産業遺産の指定を受けています。

舟運によって栄えた港町

江戸時代には水運が発達して伏見の酒や米を大阪へ輸送していました。舟運として活躍した十石舟は現在では遊覧船として、街なかを流れる濠川を運航しています。
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月桂冠大倉記念館

月桂冠発祥の地にある酒蔵を改築したこの記念館は「酒の博物館」として伏見の酒造りの歴史・文化を紹介しています。
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こちらは月桂冠の「旧本社」です。宇治川の水害に備えて床面が高くなっているのが特徴です。
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京都市内では最大規模の町屋と言われる「大倉の本宅」です。1828年(文政11年)建造の酒蔵兼居宅となっています。
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軒に並んだ白壁土蔵は酒蔵場です。酒どころの雰囲気が一層高まりますね。写真の左側から「前蔵」「中蔵」「奥蔵」で構成されています。
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黄桜記念館

少し歩くとカッパのイメージキャラクターでお馴染みの黄桜酒造の記念館が見えてきます。情緒あふれる白壁の外観が目を引きますね。
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通りの両側が酒蔵のような日本建築に挟まれた路地が続いています。
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松本酒造酒蔵

お次は伏見の近代化産業遺産として最も有名な「松本酒造」を訪ねました。創建は江戸時代にまで遡る正門が国の登録有形文化財に登録されています。
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川沿いの草原を前景にして広がっているのは白黒の蔵と赤煉瓦倉庫・煙突が調和が見事にとれた壮大な建物です。
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圧倒的な存在感を放つ重厚な酒蔵ですが自然の景色とよく合っています。この酒蔵場の前は菜の花畑になっていて時代劇の撮影地によく使われるそうです。

幕末動乱期の舞台「寺田屋」

寺田屋騒動や坂本龍馬の定宿として知られている旅館「寺田屋」があるのも伏見です。坂本龍馬ゆかりの地として多くの人が今も訪れていました。
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近代化産業遺産として醸造業の歴史と共に歩んだ伏見は今も当時の面影をそのまま残しています。京都百景の1つとされる趣のある伏見を訪ね「情緒ある酒蔵の街並み」を楽しんだ秋の午後でした。なかなか来る機会のない関西は時間がいくらあっても足りないほどですね。次に来るのはいつになるかな?

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