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旅の中から(廃墟・廃線編)

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連休中の寄り道−昭和の風景−

ドライブの途中で立ち寄った休憩所。今ではもう見かけなくなった「赤電話」が現れた。壁一面を覆う懐かしいアイテムの数々。「昭和の風景」の目の前に広がる。ここはいったい何年なんだ・・・。どうやら僕は「過去」に迷い込んでしまったらしい。

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 時のない街並み -炭鉱の残り香- 

ここは、かつての炭鉱街。石炭を輸送するために引かれた鉄道が走っていた。駅跡を歩くと、雑居ビルが連なっている。薄汚れたピンクの壁。おそらく歓楽街だったのだろう。閉山後、人々は去り、建物だけが残った。あれから30年、この街並みは静けさに包まれ、まるで時が止まっているかのようだった。
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廃屋の-秋の風景-

北海道の山間部。町境の峠の麓で見かけた廃屋群。ここはかつて林業で栄えた集落だった。暮らしを支えた基幹産業が撤退し、住民は山を降りていった。窓辺の枯れ葉と窓ガラスに映る白樺の林。晩秋の風景に包まれ、僕は小さなため息をついた。
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    廃屋の窓−昭和の風景−  
▼冬も間近な遠い北国にて 小さな山道を進むと現れる廃屋たち。ここは離農した跡。住民はずいぶん前に出て行ってようだ。窓を覗くとそこに昭和の風景が広がっていた。居間にあった石炭ストーブ、破れたふすまなど。ここにどのような生活があったのだろう。
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誰か僕を見つけてくれないかな−我路の夏 2012−
 BGM♪森田童子「逆光線」

「山間」に息づく小さな「集落」「不思議」な響きを持つ町「我路」(ガロ)「美唄市」の市街地から「東へ10km」ほどのところにある。「バス停」の文字は「かすれて」読めないほどだった。
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「美唄市」はかつて「三井・三菱」などの財閥系の炭鉱で賑わっていた。「三菱鉱業」「石炭輸送」のため「鉄道」を敷き、やがて「沿線」にいくつかの「小さな町」が形成された
 
「我路」はその沿線上にあった町。往時の「昭和30年代」「2,500人」がここで暮らしていたと言われている。
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バス停は「草木」で覆われていた。背後にある建物は映画館の「映写室」。昭和30年代の「我路」は炭鉱の「好景気」を反映して「映画館」「旅館」「学校」「病院」もある「一大炭鉱街」だった。
 誰もいない我路の町 
昭和40年以降「崩落」「爆発」などの「事故」が続き、ついに昭和47年「三菱鉱業」操業を「停止」してしまった。「閉山後」人々は次々に町を去り、今の「我路」は、道路沿いに「廃屋」が連なっている「ゴーストタウン」のようであった。
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廃屋の「窓ガラス」に写る「青空」「寂しく」感じられた。
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「天井」からぶら下がった「蛍光灯」が見える。「壁紙」の模様に「生活感」を感じる。
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家の中には「生活用具」がそのまま残っていた。「家主」が戻ってくることはもうないだろう。
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「屋根」の抜け落ちた「蔵」。町の「賑わい」「名残り」
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もう使われることのない「郵便受け」「配達」されていたのは「いつ頃までだったのだろう。イメージ 18
 
雪の重みで曲がった「テレビアンテナ」「疲れ」を見せたかのようにうなだれている。
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 わずかに残る町の息遣い 
この町に残った唯一の店「やきとり ガロ」は今も現役で営業中。「年配の女性」が一人で切り盛りしている。
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当時の「炭鉱の隆盛」を偲ばせる「大きなレンガ造り」元の「美唄炭山郵便局」。現在は「簡易郵便局」として地域に根付いている。イメージ 2
 
郵便局裏の「猫」。どうやら、ここを「住処」にしているようだ。「人なつっこい」様子から僕の「訪問」「歓迎しているように感じた。
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「神社」へつながる階段。我路神社の「祭り」では町が1年で最も大きな「盛り上がり」を見せた。イメージ 10
 
階段を上る途中に「祠」が見えた。皆ここで山の「繁栄」と山で働く男たちの「安全」を祈った。
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  三菱鉱業美唄鉄道の面影 
閉山とともに「廃線」を迎えた三菱鉱業の鉄道。今は「サイクリングロード」になっている。旧沿線上にはその「面影」が残っている。これは「鉄橋跡」。この上を「機関車」が通っていた。
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「我路」から少し離れた「盤の沢」駅周辺。既に「閉店」して長いときが流れているが、これも「駅前商店街」の名残だ。
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道路沿いに点在する「炭鉱住宅」労働者とその家族が暮らした「長屋」。今も「管理・維持」されているように見える。
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ふと山側を見ると巨大な「炭鉱施設」が現れた。森林に埋もれながらも堂々と「存在感」を放っている。
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元に「ジャリッ」とした感触が広がる。「石炭」だ。かつては「黒いダイヤ」と呼ばれ、主要な「エネルギー源」としてもてはやされた。しかし、既に私たちの生活から「姿」を消して、今、こうして僕の「足元」に転がっている。イメージ 9

周囲は山に覆われ「静けさ」に包まれた小さな町「我路」「炭鉱」を失い「人々」は去り「町」は寂れていく。「誰にも気づかれず」建物が朽ちていく中で「誰か僕を見つけてくれないかな」と囁いているように感じた・・・。

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