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「つなぎ(ブリッジ)法案」における自公の国会の存在意義を否定する、民主主義を冒涜する手法は、実際岩国市でもすでに始まっているのである。露骨なまでの「アメとムチ」政策である。 岩国においては過去2度において米軍再編計画に「NO」の民意が示された。そこで政府は補助金打ち切りを敢行し、市民分断策に打って出たのである。 今日は「マガジン9条」1月20日付け、井原勝介前市長の電話インタビューを紹介する。 今の日本が本当に「民主主義国家」であるのかを氏は問いかけているのである。 以下引用。 岩国が、米軍再編に伴う基地移駐問題で大きく揺れている。地元に対し事前に何の協議もなしに、日本政府は、今の2倍以上の米軍機の移駐を決めてきた。しかも市が受け入れ容認を表明しないのならば、市庁舎建設のための補助金35億円をカットすると言うのだ。この「アメとムチ」を巡って、市長と市議会が激しく対立。2年前の住民投票で、市民の9割が、移駐反対をした結果を重く受け止めている井原前市長は、昨年末に、突然の辞意表明。そして来月の10日に、出直し市長選で、再び民意を問う。 Q.なぜこの時期に辞職したのですか? A.基地の移駐容認派が多数を占める市議会との対立により、市の予算案が通らなくなってしまったからです。既に約束をしていた市庁舎建設のための補助金を、工事に入ってから3年目になって突然カットされるという、強引な国のやり方に合いました。しかし、市庁舎の工事は続けて完成させなければいけない。というので、合併に伴う合併特例債を使っての予算案を立てたところ、それを議会は否決。修正をしても4回否決されました。予算が成立しないと、市民生活はストップしてしまいますから、最後は「私のクビと引き換えに、予算を通して欲しい」と言って、成立させました。 Q.もともと基地受け入れ拒否派ではない井原さんですが、今回の米軍再編に伴う、空母艦載機の移駐の規模というのは、とうてい受け入れがたい規模のものだったのでしょうか? これを受け入れたら、岩国はどのような町になるのでしょうか? A.私は、何がなんでも基地反対という立場ではありません。岩国は、基地の町として長らくやってきましたし、2002年のハワイからの米軍大型ヘリの8機は受け入れを容認し、実現しています。 しかし今回は、厚木基地からの空母艦載機が59機、兵員は約1900人という大規模なものです。空母艦載機は激しい演習を繰り返すことで有名で、厚木基地周辺では、その騒音や危険性が問題となり、移転ということになったわけですが、それをそっくりそのまま、岩国に移すというのは、何の解決にもならないと思います。 そしてこんなに基地が大規模化するというのに、事前に何の相談も協議もありませんでした。2005年10月に、政府からの「在日米軍再編についての中間報告」が出されましたが、そこで初めて明らかにされたということです。 岩国市としては、かねてより噂はあったので、私も心配で何度も国に対して協議の申し入れをし、当時の防衛庁長官からは事前に地元とも協議するという約束をいただいていたのですが、結局その約束も果たされず一度も地元の意見を聞くことなく、日本政府とアメリカ政府だけで話が進み、突然公表されました。 Q.岩国市のお話を聞いていると、地方自治とは? 民主主義とは? そして民意の尊重とは? 今、どうなっているのかというのが気になります。 A.岩国の問題は、基地問題という側面もありますが、それだけでなく、このように地方を「補助金」というお金でもって、上から押さえつけるやり方は、地方自治の崩壊であり、民主主義の危機だと感じています。 2006年の3月に住民投票を行いましたが、そこでは、「反対」が87.4%と9割近い人たちが、空母艦載機の受け入れ反対を表明していたのです。そして、その後、合併に伴う市長選挙でも、私が再選を果たしましたので、2度、民意は、「受け入れ反対」を示したことになります。 市議会についても、当初はほとんどの市会議員が受け入れには反対でした。しかし、補助金カットをちらつかせる国のやり方や、いくら自治体が反対をしても、艦載機は100%やってくるのだからという、防衛省の強引な態度を見ているうちに、受け入れざるを得ないのではないかという容認派が、だんだんと多くなっていきました。 市民にしても、本当は受け入れたくないのだけれど、気持ちは揺れていると思います。いろいろと市民生活に不安をもたらす怪情報が飛び交っていますから。例えば、このまま容認しないと北海道の夕張市のように、市が財政破綻し、税金が2〜3倍になる、とか、市営病院が閉鎖されるとか、市営バスが走らなくなるとか。そんなの全部、嘘なんですけれどね。そういったデマが今、意図的に宣伝されています。 岩国市民はこれまで、基地を受け入れて暮らしてきましたが、いつかは、基地は縮小されるのではないか、この騒音や危険が、徐々に少なくなる方向にいくのではないか、そういう期待や希望を持ちながら生きてきているのです。97年度から、沖合1キロのところに滑走路を作る工事を進めてきたのも、そういう市民の声に応え、今よりは基地による負担を減らすために計画し行ってきたことです。それなのに、あそこはちょうど沖合に滑走路を作っているから、完成間近だから、移駐にちょうどいいと、今の2倍以上の規模の米軍基地を置くというのでは、まったく市民に説明できません。全文はこちらからご覧いただけます。 井原氏は自分のクビと引き換えに予算を通した。 福田首相にその覚悟はあるか。私は歩み寄るべきは自公側だと思っている。もちろん「ガソリン税」についてだ。歩み寄れる部分はいくらでもある。しかし、今回も「他人事」を貫いた福田首相の態度からは、歩み寄る姿勢は微塵も感じられない。妥協点のないまま「失効」となった場合、クビをかける覚悟はあるのだろうか。 そういう観点からも岩国市長選に注目すべきである。
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国会は駆け引きばかりで段々やっていることがわかりづらくなってきました。一度解散して信を問うべきだと思います。
2008/1/31(木) 午後 4:19
岩国の問題を日本の問題に!
ブログからマスコミを動かし、政治を動かすことができたら・・・。
2008/2/4(月) 午前 10:02 [ - ]
同感!岩国は、東大阪の轍を踏むな!選挙に勝利し日本を変革しよう!すべての左翼勢力は、小異を捨てて、結集し東京へ、攻め上ろう!
2008/2/7(木) 午後 2:59