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ごく最近であるが、小麦の価格上昇が報じられた。それにともない、カップラーメン等の日常に密着した食料品等の価格も上昇する。 上記引用AFPBBの記事によると、 農林水産業関連企業の約90%が原材料価格の上昇で経営に悪影響を受けていると回答した。仕入価格上昇分の販売価格への転嫁率が5割以下の企業は75%を越え、企業規模が小さいほど転嫁率は低くなっている。小企業は精一杯のようだ。 「収入増なきインフレ」私はこのように今まで訴えてきたが、今は米国サブプライムの影響もあり、株価が下落に転じ、大手銀行は大幅な損失を出すものと予測される。いわば「不況」景気後退である。 このような状態をスタグフレーションと呼ぶらしい。 産経新聞に簡単な解説がついているので紹介する。 【スタグフレーション】 スタグネーション(不況)とインフレーションの合成語。景気が停滞しているにもかかわらず、物価高が続く経済状態を指す。通常、好景気になると、需要が増え、物価が上昇する。これに対し、スタグフレーションでは生産の過剰な調整が供給不足を呼び、さらなる物価高を招く負の連鎖に陥る。1970年代には、オイルショックによる原油高の影響で、主要先進国は軒並みスタグフレーションに陥った。引用先;http://sankei.jp.msn.com/economy/business/080106/biz0801062000001-n2.htm 私はオイルショック時代に生まれた世代なので、当時の状況と比較は難しい。 しかし、それでも言わせてもらうとするならば、おそらくオイルショックよりたちの悪い状況はもう目前に迫っているのではないだろうか。 しかも今回の場合、原油高から来るエネルギーの転換による穀物等の値上がりだから余計にたちが悪い。環境問題も世界が抱える重要な課題だからだ。 バイオエタノールを作るための穀物の物価が上昇し、穀物栽培のために森林伐採が多発し、環境にも悪循環を与えているとされている。その通りだと思う。 これらの問題を指摘しているのが信濃毎日新聞の社説(18日)である。デンマークのバイオエタノール技術が紹介されている。 バイオ燃料 食糧と競合しない道を (中略) デンマークは、バイオ燃料の利用と開発に熱心だったが、食糧生産と競合する開発を中止し、農業廃棄物や木材などを使ったバイオ燃料開発に力を入れることにした。この技術が進めば、穀物に頼らずともバイオエタノールが生成でき、食料の価格に与える影響は少なくなる、としている。 もはや穀物類も原材料として考えなければならない時期である。 日銀は政策金利の据え置きを可決した(0.5%)。財務相・首相とも「静観」を決め込んでいる。 日本市場は世界から取り残されていく恐れもあるだろう。 私たち一般国民も、スタグフレーションに備えておく必要性があると考える。
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TVでブッシュがバイオ燃料を推進しているの見て、環境問題に取り組んでいるいうより、イランの雲行きが怪しくなり、軍需産業の利権にウマみが無くなったので、任期が終わる前に、バイオ燃料の利権でもうひと稼ぎと言う、腹黒さを見た気がします。
でも、「これからはバイオ燃料の時代だ!」と言うだけで、受け入れ態勢の整備や原材料に伴う問題など、具体策に触れることは無かったと言うか、触れられ無いのだろうと思いました。
2008/2/18(月) 午後 11:15 [ mon*t*r09r2 ]
不況対策もできなかった政府はスタグフレーション対策など何もかんがえていないと思います。鉄も大幅値上げとのこと。預貯金のない世帯が増加する中、国民はこの不況の中、値上げにどこまでたえられるのか?
2008/2/19(火) 午前 7:38 [ mus*in1*6* ]
むつかしいことはわかりませんが、老後に備えて貯蓄している資産の目減りは勘弁してほしい。資産を増やすというよりどうすれば現在の価値を保全できるか?これを考えている。やはり、金・銀・プラチナとかは戦乱の世から変わらぬ価値といわれているがどんなリスクが考えられるのだろうか?家の近くで鶏や豚を飼うわけにもいかず・・・。ほんとに悩みますわ。
2008/3/15(土) 午前 0:59 [ she*pa0*red ]