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ここ数日、防衛省の事故後の対応に対する言い分が二転三転している。正直何がなんだかわからない。海保の「捜査」を「盾」に説明を拒み、また虚偽の発言を繰り返してきた石破防衛大臣と増田防衛事務次官。防衛省のトップがこの有様では、とても「文民統制」が機能しているとはいえないだろう。 ここでは石破防衛相の「進退」について考える。 結論から先に言う。 彼に防衛省改革は出来ない。辞任に値する。なぜならば、石破氏は小泉政権下で「防衛庁長官」の経験がすでにあるからだ。一度その組織のトップを経験しているにも関わらず、今回のこの体たらく。彼には組織のトップとしての「資質」がない、と考える。 その最たる例が「大臣に無断で海幕が航海長を聴取」していた「事実」である。 更にその事実を知った石破氏は自らも航海長から聴取を行っている。これでは「口裏あわせ」も同然の行為である。 海幕が大臣に「無断」で行ったことに「組織」としての「バラバラ」「デタラメ」が見え隠れする。 指揮系統は確立されていなかったとしか思えない。つまり「文民統制」は防衛省では機能していないことに他ならないのではないか。 石破氏は「親族から『原因究明』を言われた、辞める訳にはいかない」というが、その親族は今、この大臣のうろたえぶりを見て何を思っているのだろう。 原因究明のためには真相を公にすることが最も早い手段である。しかし、この大臣は自らが海保の許可のない段階で航海長から聴取していたことを伏せていたのだ。私ならこの時点で「この人には無理だ」と判断するだろう。 今日の「新潟日報」の社説は、強烈な見出しから始まる。 引用元;http://www.niigata-nippo.co.jp/editorial/index.asp?syasetsuNo=1146 石破防衛相 うそも隠蔽も同じことだ 防衛省や海上自衛隊がここまででたらめな組織とは知らなかった。海自のイージス艦「あたご」と漁船の衝突事故についての説明が迷走を続けている。 しかも、事故時の操艦責任者だった航海長を移送する際、海上保安庁に「けがをした隊員に付き添わせる」と、うそまでついていた。実際は防衛省に直行し、石破茂防衛相や省幹部から事情聴取を受けていたのだ。 衝突事故の捜査権を持つ海保をだまして責任者を呼び出し、聴取する。それだけでも捜査妨害に当たるのは明白だ。その上、吉川栄治海上幕僚長は航海長を移送したことについて「海保の了解を得ている」と二重のうそをついていた。あきれた所業である。 石破防衛相は衆院委員会で「(情報の)隠蔽(いんぺい)があれば責任を取るのは当然だ」と答弁している。海保にうそをつき、国民にはそれを隠す。こういう行為を隠蔽と呼ぶのではないか。 (中略) 今回の事故で防衛省の情報開示が不十分だった点について、石破防衛相は当初「未確認情報であっても上げるよう指示する」と述べていた。これが二十六日の国会答弁では「不正確な数字や外に出していけないことを出す方が問題だ」に変わってしまう。 食い違いを指摘されると「一貫性がなかった」と平謝りである。防衛相は勘違いをしている。海自や防衛省の至らなさを言葉を費やして述べ立てるのは外部の人間がやることだ。 (中略) 事故にかかわるすべての情報を開示し、防衛省や自衛隊がどんな動きをしたのかを明らかにしてもらいたい。それなくして改革はあり得ない。返り血を浴びることに臆(おく)してはなるまい。そして締めの言葉。 巨大な実力組織が国民にうそをつくことほど恐ろしいものはない。石破防衛相の覚悟を求めたい。もっともな指摘である。しかし防衛省の「ウソ」は今に始まったことではない。先の補給支援法案における「給油量」の改ざん、航海日誌の破棄など、この組織はどこまでも腐っている。そして小泉政権下で長く「長官」として庁のトップに立ち、あの守屋前事務次官を昇格させ、守屋の去った防衛省のトップとしてまた返り咲き、のうのうとしているのである。それが石破茂と言う男だ。 私も速やかな辞任が妥当と考える一人である。 一議員として証人喚問に計るべきである。未だ生存が確認されていない二名のためにも、一刻も早い真相究明のためにも、それが一番の近道であると考える。 何も大臣職にとどまらなくても真相究明の努力は出来るのではないか。議員として官僚を追及することは可能なはずであり、また自分は官僚に「見下されていた」との認識があれば、それも一つの手であろう。 もっとも、任命権者であり自衛隊の最高指揮官である首相があの調子で(他人事)は、どうしようもないが。 もう一点忘れてはならないことは、石破氏は「福田」が直接任命した大臣であると言うことだ。 安倍内閣の陣容をほぼ継承した福田であるが、石破については「任命」したのは福田であることを書き添えておく。 |
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石破はもう少しましな人間と思ってましたが、所詮権力欲が強かっただけだったのですね。
サンケイは自衛隊内の裁判権・軍事法廷こそ必要といっているようですが、憲法無視もここまでくるとは・・法治国家の認識などまったくないのでしょうね。
2008/2/29(金) 午後 1:23 [ mus*in1*6* ]
ナイト様
管理人によるコメント承認機能をご存知ですか?
私は「コメント欄で議論になる」恐れのあるコメントについて「削除」させていただいておりますので、ご了承ください。
2008/2/29(金) 午後 4:08
今日の国会中継聴いていたが石破大臣だけ攻めても意味がないのに何故最高責任者である総理を徹底的に責めないのでしょうか?!石破大臣を任命した責任は大本営の本部長である福田総理であろうに・・。傑作ポチ!
2008/2/29(金) 午後 9:31 [ wagamama ]
文民統制を守るのが任務と言いつつ実像はまったくこの記事の通りで傑作。
昨日は国会中継途中からみたけどあきれるばかり。
軍事組織が国民に嘘をつく怖さは歴史は繰り返す・・ですね、納得です。
2008/3/1(土) 午前 10:09