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「江田けんじ議員」といえば、官邸の内部を知り尽くした人物なのは言うまでもない。ブログにおいて「湾岸戦争のトラウマ」という記事を見たので、一部紹介します。
確かに「カネだけ出して汗をかかなかったから」日本は批判されたのだ、と言うのは、当たっていないことはないが、多分に以下のような特殊事情があったことに留意すべきである。 まず、「ツーリトルツーリトル(too little too late)」と言われたことだ。いわゆる「小出し後出し」だ。とにかく資金面でもスピーディーに米国他国際社会の要請に応えられなかった。その最大の要因は、極めて低次元の国内権力争い、すなわち「大蔵省vs外務省」の縄張り争いだった。 外国プレスをわざわざ官邸に呼び集めて、海部首相がはじめて、イラクがクウェートに侵攻した後の「周辺諸国支援策」を打ち出そうという時に、肝心の財政当局が「聞いていない」と言って、総理記者会見を中止させたのだ。当時の政府において大蔵省の威光には絶大なるものがあった。ましてや自民党の重鎮橋本氏が大蔵大臣である。石原副長官も「今さら言われても」とぶつぶつ言っていたがどうしようもなく、結局、あっけなく記者会見は中止になった。 おさまらないのが外国プレスである。。「一体日本は何をやっているんだ!」と怒りをぶちまけて帰っていった。何事も初動が大事と言われるが、これが「ボタンの掛け違い」の始まりだった。こうした経緯があったものだから、一口に130億ドルの支援といっても感謝されなかった。 実は、90億ドル支援(当時のお金で約1兆2000億円)のうち、クウェートに払われたのはたった6億ドルだったという事実を知らない人が多い。1兆円以上のお金は米国のために支出されたのだ。 言いたいことは、「湾岸戦争のトラウマ」を例にあげながら、しきりに「お金だけではだめだ」「汗をかけ」「自衛隊を出さなければ」と言っている人には、背後に、こうした事情、経緯があったことを知った上で発言してもらいたいということだ。「おカネ」は決して卑下すべき貢献策ではない。時と場合によっては、効果てきめん、感謝される貢献策となりうることも肝に銘じておくべきであろう。途中省略部分がありますが、本筋はこういう文面です。そしてこの130億の内訳が先日、議員の「質問主意書」によって明らかにされました。 湾岸平和基金から平成5年8月22日付けで我が国政府に提出された財務報告では、一及び二についてで述べた90億ドル相当分に加え、平成3年7月9日付けで同基金に拠出した700億円及びこれらの利子を合計した1兆2420億7700万円の使途の内訳について、次のとおり記述している。
見事にアメリカ総取りなのですね。驚きです。そして当事者のクウェートにはたったの6億ですか。こりゃ批判されて当然でしょう。【 対象分野別内訳 】 輸送関連 1兆1657億6800万円 医療関連 55億9600万円 食糧・生活関連 685億4600万円 事務関連 0億8300万円 通信関連 2億1700万円 建設関連 8億6700万円 【 対象国別内訳 】 米国 1兆486億4500万円 英国 390億円 フランス 65億円 サウジアラビア 192億7900万円 エジプト 147億1900万円 シリア 76億2800万円 パキスタン 30億6600万円 セネガル 7億1500億円 バングラデシュ 6億6300万円 モロッコ 6億5100万円 クウェート 6億2600万円 ニジェール 5億8500万円 こういう現実を知っておく必要があると思いますね。 江田けんじ議員HP←勉強になります。 |
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結局は、「事実の公開」ってところに行き着くんだよね。
この事実を基にテロ特、国際協力、海外援助、etc.議論したいね。
敗戦後、日本の再建・民主化・安全に、援助・協力を惜しまなかったアメリカには、例えそれが彼の国の国益のためとは言え、返して返しきれない恩義があると考えてきました。
だからこそ、彼の国が誤った方向、言いすぎなら独善的な国際行動に出るのを諌めるのも、大切な日本の役目ではないかと考えるんです。
もちろん、同盟国、一番の友好国として手を携えていこうというのなら、互いの国益を尊重しながら互いが永遠に繁栄し続ける必要があるのは自明の理です。
2007/10/30(火) 午後 0:59 [ com*_ya*k*n ]
さすが、いいこと言う!
そうです、事実の公開がされないと誤った世論を形成します。
がんばりましょう。
2007/10/31(水) 午前 2:30
come_yakkunさんに同意。「同盟国としての互いの国益を尊重しながら・・・」。win-winであるべき。中東でも、アフリカとでも。だが、いまの米国における「世界とのかかわり」は必ずでないのが残念。
勝美さんの所、見てきました、63コメ有る「反証小沢代表ISAF・・・」の質問が理解度低くて・・。国連憲章第51の集団的安全保障と集団的自衛権が一緒になって・・・。ISAFとOEFがどっちか判らん者が乱暴な文でまくしている、しかもアフガンの活動現状が把握されてないんだね。集団的自衛権で行われているOEFが指揮権を持って、ISAFが戦闘状態になっている事。オランダ軍の戦死者が多くなり、本来警察的任務が保てない掃討作戦に取りこめられている状態である事。だから、支援の中でも出来る事を探すと代表は言っていることが(かんすけさんがあちらでコメ)判らんのだ。特に不思議な人は。
2007/10/31(水) 午前 4:45 [ - ]