銀行窓販、12月22日全面解禁=自民調査会が正式了承 10月22日17時1分配信 時事通信
銀行窓口で、生命保険や損害保険などあらゆる保険商品の販売を認める「銀行窓販」の全面解禁が予定通り12月22日にスタートすることが22日、固まった。慎重姿勢を示していた自民党金融調査会が同日、解禁を正式に了承した。24日に開かれる金融審議会(首相の諮問機関)も解禁を認める答申を行う見通しで、金融庁は今後、具体的な準備に入る。
金融庁は、自民党調査会に「銀行と保険会社は保険契約締結後の業務分担を明確に定め、顧客に明示する」など、窓販ルールを定めた監督指針の改正案を提示。同調査会はこれを了承した。
銀行にお勤めの皆さん、ご苦労様です!
「投資信託」に続いて「生命保険」の販売も「押し付けられて」しまいましたね。大変でしょう。
ですが、この件には例の「巨大大国」の要望が絡んでいます。
2004年「日米規制改革および競争政策イニシアティブに基づく日本国政府への米国政府要望書」より
VI. 保険の窓販
保険商品の銀行窓口チャネルにおける販売の自由化は、日本版「ビッグバン」の改革に沿った形で消費者の選択肢とアクセスを拡大する。米国は日本が次の方策を取るよう求める。
VI-A. 金融審議会の保険の基本問題に関するワーキング・グループが2004年3月に提案したとおり、原則として完全自由化を達成するべく、3年以内に銀行窓口チャネルの一律の自由化を実施する。
VI-B. 保険の基本問題に関するワーキング・グループが提案した3年以内に行われる部分的自由化のいかなる段階も、米国系会社が不利にならないよう、バランスのとれた公平な形で実施されるよう保証する。
VI-C. 保険商品の他のチャネルでの販売と整合性がとれるよう、また保険販売を行なう銀行が持てる販売手法のすべてを利用することを可能にするべく、保険業法施行規則の第211条を早期に廃止または改正する。
VI-D. 利害関係者(外資系を含む)に保険の窓販と(保険業法施行規則)第211条について関係省庁職員と意見交換を行なう有意義な機会を提供し、また、パブリックコメント手続きを十分に活用する事によって透明性を確保する。
翌年
2005年「日米規制改革および競争政策イニシアティブに基づく日本国政府への米国政府要望書」より
VII. 保険の窓販
VII-A. 米国は日本に対し、銀行窓口チャネルにおける保険販売の次の段階の自由化が2005年12月に延期されたことが、2007年12月までに完全自由化を達成するとのスケジュールに影響を及ぼさないことを保証するよう求める。
VII-B. 米国は日本に対し、顧客保護の向上を図るための弊害防止ルールについて、利害関係者が時宜を得た形で意見を述べる機会を与えられるなど透明な方法で、また、特定の商品や保険会社を優遇する事無く公平な方法で作成・実施されることを確保するための措置を講じるよう求める。
VII-C. また米国は、中小金融機関が特定の関係会社に対して販売できる第三分野商品の限度額(1,000万円)を、2007年12月以前に見直すとの金融庁の計画を歓迎する。この限度額は第三分野商品を扱う保険会社に不当な不利益を及ぼすものであり、米国は日本に対して、この限度額を撤廃するよう要望する。
更に翌年−−
2006年「日米規制改革および競争政策イニシアティブに基づく日本国政府への米国政府要望書」より
I. 保険の窓販
I-A. 米国は日本に対し保険商品の銀行窓口チャンネルの完全自由化を遅くとも2007年末までに遅滞無く行うことを求める。
I-B. さらに米国は、窓販完全自由化前に第三分野の商品を取り扱う保険業者が不当な不利益を被ることがないよう、小規模の銀行が関係会社に対して販売できる第三分野商品の1000万円という限度額を撤廃するよう日本に対して求める。
I-C. 米国は、消費者保護の強化のために不適切な販売手段を防止する関連諸規則を、特定の商品またはサービス提供者を他より優遇することがないような形で作成・実施するということを日本が確認したことを歓迎する。米国は日本に対し、このような規則の作成や実施にあたり、意見を提出する時宜にかなった機会を引き続き利害関係者に与えることを保証するよう要求する。
さて、どうして米国がここまで要望を出して来るのでしょうか? 外資系保険の参入・拡大が目的と思うのは「穿った見かた」でしょうか。
第三分野の保険とは、「養老・終身等生命保険」「損害保険」に次ぐ「医療保険」(医療に関してのみ保険金支払う)のことですね。アリコ・アフラックなどなどのことです。
郵政民営化もそうですが、今の日本は「アメリカの言いなり」と言っても過言ではない。郵政の株式公開についても触れている文言があります。
日本はアメリカの言うことは聞かなくてはいけないのですか?
官僚の皆さん、お答えください。
|