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こうも「簡単に」「官僚どもの」手によって憲法解釈が変えられようとしているのです。 まずは産経。 NATOと連携強化へ中川元幹事長が切り込み隊長 2008.1.2 18:50 アフガニスタンでの「テロとの戦い」をめぐり政府・与党が年明けから、北大西洋条約機構(NATO)との連携強化に乗り出すことが2日わかった。福田康夫首相の出身派閥・自民党町村派の中川秀直元幹事長が4月にも切り込み隊長として英国などNATO加盟国を訪問し、NATO本部が置かれるブリュッセルにも足を運ぶ方向で調整している。 中川氏は英国などを訪問する際、NATOが中軸をなすアフガンでの国際治安支援部隊(ISAF)について意見交換する予定で、ISAFへの日本参加を視野に入れた論議が熱を帯びそうだ。ソースはこちら 先だって政府広報的要素の濃い「読売」も非常に酷似した記事を掲載しています。 自衛隊のアフガン派遣、政府が「合憲」解釈 (2007年12月22日:読売新聞朝刊) 政府が、アフガニスタン本土に展開する国際治安支援部隊(ISAF)本体への自衛隊参加に関し、憲法上、可能との見解をまとめていたことが、21日、明らかになった。 これまでの閣僚らの国会での答弁などでは、ISAF本体で自衛隊が活動することは、憲法が禁じる武力行使にあたるとしてきた。今回、政府は、こうした答弁を修正し、ISAF本体の活動が「国際法上の武力行使に当たらない」との見解を打ち出し、武器使用を伴う参加が憲法上認められる事例もあり得るとした。今後は、アフガン本土での「非戦闘地域」の認定が、自衛隊参加の条件となるが、将来のISAF本体への参加には可能性を残した。現時点での参加については、憲法上の問題が解消しても、アフガンの治安状況を見極めて慎重に判断する。私個人の意見ですが、現在審議中の「補給支援法」は論外。だからといって小沢理論は「NO」です。 国際法が憲法に勝ることは許されず、国際法に対し憲法の枠内で何が出来るのかを考えるべき。 非常に「非現実的」かもしれませんが、この議論をせずに延々と「派遣のみ」を繰り返していいのか? ここで自民党のご都合主義である。 小沢論文を「憲法違反だ」と声高に叫んでいたのは誰だったっけ??えー、石破防衛相さん??「(ISAFの活動は)治安維持ということもあり、論理的にまったくないとは思わない」と述べ、合憲となる可能性を指摘した。(上記産経の記事より)
もうメチャクチャです。なーんか変わってません?それはさておき、この件で外務省と内閣法制局のちょっとした「縄張り争い」があったそうな。
上記読売の「解説」記事です。 ISAF参加「合憲」解釈 恒久法の議論 背景に
いかがでしょうか・・・。【解説】政府が、アフガニスタンでの国際治安支援部隊(ISAF)本体への自衛隊参加について、憲法上許容されるケースがあるとの見解をまとめたのは、民主党の小沢代表の「ISAF参加論」や、自衛隊の海外派遣に関する恒久法論議が活発になったことが契機となった。将来の国際活動への参加拡大の道を確保するため、憲法上認められる自衛隊の活動範囲をギリギリまで追求する必要があったからだ。 政府内には当初、ISAFを「武力行使を伴う活動だ」とする見方があった。自衛隊が「武力行使」に参加することは憲法違反になるため、そうした判断をした場合には、自衛隊は輸送などの「武力行使と一体化」しない、後方支援活動による協力しかできないことになる。これに対し、自衛隊の活動範囲を広げたい外務省が「ISAFの活動はアフガン政府の同意を得て警察行為や治安維持の補完をしているだけで、国際法上の武力行使にはあたらない」と巻き返し、内閣法制局もこの見解を是認した。 ただ、自衛隊が海外で活動する場合の憲法上の制約はほかにもある。ISAFのような活動では、国際標準とされる任務遂行に対する妨害を排除するための武器使用を認めることが不可欠だが、自衛隊の場合、武器使用の相手方が「国または国に準ずる組織」であってはならない。この点、アフガンの現状に関し、「タリバンの残党が散発的な攻撃を仕掛ける程度なら、『国に準ずる組織』にあたらない」と主張する外務省と、「タリバンが単なる犯罪集団と言い切れるかどうか」と慎重な姿勢を崩さない内閣法制局の溝は埋まっていない。 日本が国際社会で孤立しないためにも、憲法が認められる範囲内でどのような活動が可能か、政府の詰めの検討が求められている。 「官僚共の思惑」が背景にあるようです。頭が良いと言うか、小賢しいというか・・・。 現行の「憲法解釈」の危機ではないでしょうか。 結局「官主導」なんだろうなーと、つくづく思いますね。恒久法の議論が活発?どこが?誰が? 堂々と国会で議論すればいいのではないか。「補給支援」を成立させるのは拙速の感が否めない。 |
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