|
常日頃、有識者会議に違和感を感じることはありませんか? 官邸主導の旗印の下、実質非公開の会議が行われ、そこから出てくる提言をもとに自民党による「骨抜き」が始まる。そこには野党の声、ひいては野党を支援した国民の声はあるのでしょうか、考えたことはありませんか? 先般開かれた社会保障国民会議について、月刊誌「AERA」がほぼ納得する記事を書いてくれていましたので、引用します。 引用先;http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20080218-02-0101.html 「国民」の名が泣く国民会議 官邸官僚が運営する民主主義 Googleで「社会保障国民会議」を検索する。真っ先にアップするのが首相官邸のページだ。「将来にわたって国民に信頼される社会保障制度」を論議する、と説明がある。 だが、国民会議は議論の場ではなく儀式の場になるだろう。官邸官僚の敷いたレールを走る人形劇に終わる可能性が大だ。なぜか。 国民会議の連絡先は「内閣官房副長官補室」。聞き慣れないが、福田政権下で力を増している組織で、別名「官邸官僚」。官邸には番頭の官房長官と3人の官房副長官がいるが、裏で実権を握るのは官房副長官補だ。財務、外務、防衛の3省から次官級が送り込まれ、「内閣の重要政策等に関する企画立案・総合調整」を担う。国民会議の担当は財務省出身の坂篤郎・副長官補。小泉、安倍、福田、3代の首相に仕えた辣腕である。 会議のメンバーは医師会会長、青年会議所会頭、消費者団体代表、連合会長、元経団連会長など多彩だ。各自が持論を展開したらどうなるだろうか。検討項目は年金、医療制度、介護、生活保障、少子高齢化……。どれも課題は山積している。 なのに事務局は「6月に中間報告、秋に結論を出す」と言う。初回の会議は1時間弱。15人の委員が考えを述べた、というが一人3分もない論議だ。様子を覗きたいが、残念ながら非公開。座長の吉川洋東大教授が「会議は非公開」とする事務局が用意した「運営要領」を示し、「異議なし」で決まった。座長は「互選」のはずだが初会合前に「吉川座長」が新聞に載った。トヨタ自動車の奥田碩相談役に断られた、とも伝えられた。 「会議の冒頭、吉川さんを座長に、と奥田委員が発言され、異議なしで決まったので互選です」と事務局。会議は1〜2カ月に1度のペース、次は3月上旬だ。残り3回ほどで「国民に信頼される制度」が決まる。委員を決めるのは役人、会議の振り付けも役人。国民が選んだ国会議員は蚊帳の外。官僚が官邸を舞台に国民会議を運営する。これが日本の民主主義なのか。首相官邸HPを見ると相変わらずのその多さに驚く。 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/index.html 安倍政権からいくらか減らしたとはいえ、福田内閣は5つの有識者懇を立ち上げる予定だと聞く。 しかし、こういう生活に直結する問題を国会と言う目に見える場所で議論せず、まず官邸で下ごしらえをして与党に提示し、与党内であーでもない、こーでもない、と騒ぐのは確実だろう。 やはり「国会」を優先していただきたい、と思わずにはいられない。防衛省改革の最中に惨事が発生した。一般人2名の命がかかっている。 防衛省改革においても官邸主導の有識者会議が持たれている。そこに石破防衛相が独断で背広組と制服組の統合を打ち出し、改革会議は混乱に陥る可能性もあった。このタイミングでこの事故である。 「官邸主導」から「国会主導」へ。。。
福田政権は野党との協調を訴えるなら、国会こそ重視され、国会が改革を主導することこそ望ましいのではないか。 |
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2008年02月19日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]







