捜索に全力。福田康夫です。 一昨日、房総半島沖で、海上自衛隊のイージス艦と漁船とが衝突する事故が発生しました。 漁船に乗っていた吉清さん親子が、何よりも無事であってほしいと願いながら、自衛隊や海上保安庁、水産庁だけでなく、多くの仲間の漁船の皆さんのご協力も得て、夜を徹してお二人の捜索を続けています。 寒い冬の海を前に、吉清さん親子の安否を心配するご家族や、関係者の皆さんのお気持ちを考えると、本当に言葉もございませんが、一刻も早い救助のために引き続き全力をあげます。 何とかこうした事故を回避できなかったのか。事故が発生した直後に、何とかお二人を見つけだすことはできなかったのか。経過はどうであれ、国民の生命を守るべき自衛隊が、結果として、このような事態にいたったことが、とにかく悔やまれてなりません。 いずれにしても、緊急事態に常に備えるべき自衛隊の艦船が、漁船と衝突するという事態は、やはり、緊張感が欠けていたとのそしりは免れません。 今回の事故が発生した原因や経緯について徹底的に調査します。その上で、二度とこうした事故が起きないような体制をつくりあげねばなりません。 また、今回の事故では、情報の伝達が大幅に遅れ、事故の連絡が防衛大臣に伝わるまでに1時間半ほどかかりました。 中国製冷凍餃子に毒物が混入していた件でも、情報伝達の遅れが問題となりましたが、国民の生命にかかわるような情報が、縦割りをはじめ行政内部の問題によって、停滞するようなことはあってはなりません。 特に、高い規律が求められる自衛隊において、これだけの重大事について連絡が遅れたことは、危機管理意識が欠如していたと言わざるをえません。情報伝達のあり方について、石破防衛大臣がすぐに見直しを行いましたが、今後その徹底を図っていく必要があります。 防衛省に対する国民の怒りの声を、一人ひとりの防衛省職員・自衛隊員が、重く受け止めなければなりません。国民の信頼なくして、国防を担うことはできません。 まず何よりも、吉清さん親子の捜索に全力を挙げなければなりません。そして、それと同時に、今回の事故を教訓として、防衛省という組織が抱える問題をすべて明らかにし、真に国民の信頼に足るものへと変えなければならないと考えています。と言うわけで、発行したその日にバックナンバーが掲載されているメルマガですが。 バックナンバーはこちら。 まあ、防衛相への連絡もさることながら、首相にはその20分後でしたっけ、連絡。 しかし、足元の自民党内部からも「あきらめ」とも思われる発言が出てしまったわけで。 笹川衆議院議院運営院長のこの発言である。 自民党の笹川尭・衆院議院運営委員長は20日、同党本部で記者団に対し、イージス艦衝突事故で行方不明になっている漁船乗組員2人について、「残念ながら、今の季節は生存している可能性はおそらくない」と述べた。
こういうことは本当に「不謹慎」ですね。ビックリしました。その理由として、「救命胴衣を着けていない。なかなか発見は難しい」と語った。福田首相以下、関係者が「行方不明者の捜索に全力を尽くしてほしい」としている中での発言に、政府・与党内からは「不謹慎だ」との声があがっている。 首相は20日夜、「まだ救助作業が成功していない。ご家族のことを考えても何とかなってほしい」と記者団に語った。 挙句、謝罪に行った石破大臣も踏んだりけったり。勝浦の漁協訪問途中、石破防衛相の車が物損事故 急いでいたのか、動揺していたのか。さらに防衛省の報告が二転三転するなど、とてもメルマガの内容を素直に読むことが出来ないのです。 昨日記事にした「知らんぷり」を親族にお願いした件といい、防衛省自体がどうしようもない状態なんでしょう。 組織の「形」をいじったところで、改革とはいえない。内部からの自浄能力がない限りほぼ不可能。大臣はそれを引き出す責任があるであろう。近々、進退問題に発展するかもしれない。なにせ何度も防衛庁長官をやってきた人物である。 さて、ちょっと衝撃を受けた記事がありましたので、次回、ご紹介します。危険です。
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2008年02月21日
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