ニッポンを改造するBYかんすけ

3月22日、20000HITです、ありがとうございます。

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いや、ビックリしました。
ある自民党議員のブログをちょこちょこ覗いているのですが、さすがにこのエントリには参りました。
衆議院議員 原田義昭氏がイージス艦事故について記事にしていましたが、その内容たるや燦々たるものです。
ちょっとだけ腹が立ちました。(本当は煮えくり返ってる)
なんですか、これは?引用しながらこの方の思考回路を分析したいと思います。
イージス艦、国民は泣いている      2月28日(木)

イージス護衛艦「あたご」と漁船が衝突し漁船の父子は未だ行方不明、本当に痛ましい事故となりました。その原因の究明と責任の所在については連日マスコミのトップ記事となり、遂には石破防衛大臣の引責辞任論も出てきました。これだけの国民的大議論の真っ只中、あるいはひどい暴論といわれ、あるいは世の非難を一身に受けるかもしれないのですが、意を決して書いておきます。
だそうです。では、意を決して書いた内容を分析しましょう。
このイージス艦と漁船の衝突事件ですが、一般の船と船の衝突(海難)や自動車事故とでも比較すると判りやすい。イージス側の過失、責任は明らかです。艦船隊員たちのレーダーの認知や回避行動の杜撰さはあきれるばかりで、一切の責任は弁解できません。
この時点でアウト。比較の対象がそんなモノで済むとお思いか?続き・・・。
漁船の側はどうか、報道で見る限り近隣で作業中の漁船3艘は早くにイージスを察知して機敏に回避したことがわかります、1艘は急いで進路を横切り、残り2艘は急回転などでそれを避けて遂には寸でのところで難を逃れました。この「清徳丸」はイージスの進路にまともに突っ込み大破、素人目にはイージスよりはあの漁船の方が余程小回りが利いただろうにと思ってしまうのです。
重大な事実誤認です。

「清徳丸」が突っ込んだ?逆でしょう!

突っ込んだのなら正面から真っ二つです。説明がつきません!
衝突事故は両方の過失で起こるもの、そして7700トンと7トン、大きい方がより大きな責任を負うのは当然です。大きい方はしかも「軍艦」で、それに伴う非難と責任が併課せられるのもまた当然なことです。
いや、だから「大小」は関係ないんじゃないの?事故はすべて両方が過失を負うものばかりですか?
ここから延々と「イージス艦・防衛省擁護」が始まります。
しかし決して忘れてはならないこと。イージスの仕事は国防、国と国民を守ること、1年365日、1日24時間、1分1秒を分たず領海と領空を監視し続けることであります。数百億円の国費もかけています。その本務、国の安全保障という、に些かでも悖(もと)った時は徹底的に糾弾しなければなりません。そしてここで防衛省とイージス艦をいかに責めても、尚それがわが国の安全のために役立つ唯一のものであることは間違いなく、今までもこれからもこの国は彼らに守らせる、守ってもらうしかないことであります。そしてこの熱病のような防衛省叩き、ひそかに近隣諸国は嘲笑しているだろうことも知っておかなければならないのです。
・・・どなたかつける薬を探してきてください。
こういう「国防優先」「軍事優先」の考え方がある限り、このような事故は決してなくならないと思います。その前に「国民」があってこその「国家」であることをわからないのでしょうか?

ちなみに、この方、コメント欄でこう指摘されていました。
「ときわ」ですか。「あたご」じゃなかったんですか。行方不明の漁師さんて日本人じゃなかったんですか。その後修正したとの事。
早い話、関心がないのかもしれませんね・・・。

さて、福田首相ですが。
言ってしまってはいけないことを言ってしまったようです。
毎日新聞より引用。
海自イージス艦・漁船衝突:「大黒柱と息子さん亡くした」首相が不適切発言

29日午前に開かれた衆院予算委員会のイージス艦事故集中審議で、行方不明になっているマグロはえ縄漁船「清徳丸」船主の吉清(きちせい)治夫さん(58)と哲大(てつひろ)さん(23)について、福田康夫首相が「治夫さんはまだ50代の働き盛りだった。こういう方を亡くしてしまった」などと、死亡を前提にした発言を繰り返した。
福田首相は「大黒柱と家を支えていく息子さんを亡くしてしまったご家族の気持ちを考えると悲しい」とも発言した。午後再開した審議の冒頭で「失礼な言い方があったとすれば陳謝する」と話した。海上自衛隊と海上保安庁は現在も捜索を続けている。

「失礼な言い方があったとすれば陳謝する」

この程度なんです。仮にも国の指揮者がこのような感覚なのです。
私も何度か記事にしてますが、「親族」と表現しています。発見されない限りは。

ちなみに。
あの場合、イージス艦が発すべき汽笛は 三通り、まず 漁船を回避するために 右に舵を切る場合は短音(一秒間)1発、これが基本ですが右に他の船舶や障害物があって右旋回が出来ない時は、左旋回で短音 2発、 エンジンを後進にかけた時は 短音 3発の規定があります。 避航船がそれ以外の汽笛を発すると
現場は混乱してしまいます。警告のために発する注意喚起信号(短音 5発以上)はあくまでも 保持船である漁船が発すべきものです。
と海洋法にあるそうです。(みんなの政治の投稿者の方、お借りしました)。

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ここ数日、防衛省の事故後の対応に対する言い分が二転三転している。正直何がなんだかわからない。海保の「捜査」を「盾」に説明を拒み、また虚偽の発言を繰り返してきた石破防衛大臣と増田防衛事務次官。防衛省のトップがこの有様では、とても「文民統制」が機能しているとはいえないだろう。

ここでは石破防衛相の「進退」について考える。
結論から先に言う。

彼に防衛省改革は出来ない。辞任に値する。

なぜならば、石破氏は小泉政権下で「防衛庁長官」の経験がすでにあるからだ。
一度その組織のトップを経験しているにも関わらず、今回のこの体たらく。彼には組織のトップとしての「資質」がない、と考える。

その最たる例が「大臣に無断で海幕が航海長を聴取」していた「事実」である。
更にその事実を知った石破氏は自らも航海長から聴取を行っている。これでは「口裏あわせ」も同然の行為である。
海幕が大臣に「無断」で行ったことに「組織」としての「バラバラ」「デタラメ」が見え隠れする。
指揮系統は確立されていなかったとしか思えない。つまり「文民統制」は防衛省では機能していないことに他ならないのではないか。

石破氏は「親族から『原因究明』を言われた、辞める訳にはいかない」というが、その親族は今、この大臣のうろたえぶりを見て何を思っているのだろう。
原因究明のためには真相を公にすることが最も早い手段である。しかし、この大臣は自らが海保の許可のない段階で航海長から聴取していたことを伏せていたのだ。私ならこの時点で「この人には無理だ」と判断するだろう。

今日の「新潟日報」の社説は、強烈な見出しから始まる。
引用元;http://www.niigata-nippo.co.jp/editorial/index.asp?syasetsuNo=1146
石破防衛相 うそも隠蔽も同じことだ

防衛省や海上自衛隊がここまででたらめな組織とは知らなかった。海自のイージス艦「あたご」と漁船の衝突事故についての説明が迷走を続けている。
しかも、事故時の操艦責任者だった航海長を移送する際、海上保安庁に「けがをした隊員に付き添わせる」と、うそまでついていた。実際は防衛省に直行し、石破茂防衛相や省幹部から事情聴取を受けていたのだ。
衝突事故の捜査権を持つ海保をだまして責任者を呼び出し、聴取する。それだけでも捜査妨害に当たるのは明白だ。その上、吉川栄治海上幕僚長は航海長を移送したことについて「海保の了解を得ている」と二重のうそをついていた。あきれた所業である。
石破防衛相は衆院委員会で「(情報の)隠蔽(いんぺい)があれば責任を取るのは当然だ」と答弁している。海保にうそをつき、国民にはそれを隠す。こういう行為を隠蔽と呼ぶのではないか。
(中略)
今回の事故で防衛省の情報開示が不十分だった点について、石破防衛相は当初「未確認情報であっても上げるよう指示する」と述べていた。これが二十六日の国会答弁では「不正確な数字や外に出していけないことを出す方が問題だ」に変わってしまう。
食い違いを指摘されると「一貫性がなかった」と平謝りである。防衛相は勘違いをしている。海自や防衛省の至らなさを言葉を費やして述べ立てるのは外部の人間がやることだ。
(中略)
事故にかかわるすべての情報を開示し、防衛省や自衛隊がどんな動きをしたのかを明らかにしてもらいたい。それなくして改革はあり得ない。返り血を浴びることに臆(おく)してはなるまい。
そして締めの言葉。

巨大な実力組織が国民にうそをつくことほど恐ろしいものはない。石破防衛相の覚悟を求めたい。

もっともな指摘である。しかし防衛省の「ウソ」は今に始まったことではない。先の補給支援法案における「給油量」の改ざん、航海日誌の破棄など、この組織はどこまでも腐っている。

そして小泉政権下で長く「長官」として庁のトップに立ち、あの守屋前事務次官を昇格させ、守屋の去った防衛省のトップとしてまた返り咲き、のうのうとしているのである。それが石破茂と言う男だ
私も速やかな辞任が妥当と考える一人である。
一議員として証人喚問に計るべきである。未だ生存が確認されていない二名のためにも、一刻も早い真相究明のためにも、それが一番の近道であると考える。
何も大臣職にとどまらなくても真相究明の努力は出来るのではないか。議員として官僚を追及することは可能なはずであり、また自分は官僚に「見下されていた」との認識があれば、それも一つの手であろう。

もっとも、任命権者であり自衛隊の最高指揮官である首相があの調子で(他人事)は、どうしようもないが。

石破氏の限界はもう見えたのではないか。


もう一点忘れてはならないことは、石破氏は「福田」が直接任命した大臣であると言うことだ。
安倍内閣の陣容をほぼ継承した福田であるが、石破については「任命」したのは福田であることを書き添えておく。

最後に、産経新聞の昨日付けの記事に驚いたので、表題とリンク先のみ掲示する。
イージス艦事故 航海長聴取、問題か 防衛省対応は自然
「自然」と位置づけるなら産経では今後この関連は取り上げなければいい。

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