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「漁港の肉子ちゃん」

西 加奈子 著
 
小学生のキクコは小さな漁港で暮らしている。お母さんはみんなから肉子ちゃんと呼ばれて親しまれているけれど、空気は読めないし、ピントのずれた事を言うし、しょうもない男に騙されてばかり。それでも、しょうがないなぁ〜と思いつつ、キクコは天真爛漫な肉子ちゃんが大好き。最近肉子ちゃんは夜中にこっそり誰かに電話している・・またしょうもない男に引っかかったのか・・・?

すごく暖かな気持ちになれる本です。
とにかく肉子ちゃんのキャラが笑えます。
人を疑う事を知らず、言葉の裏は読めず、当然空気も読めず、しょうもない男に騙されて、流れ流れて漁港にたどり着いたわけですが、暗さを一切感じさせません。

困ったちゃんのお母さんを支える健気でしっかりもののキクコちゃんは、いつも心の中で肉子ちゃんにツッコミを入れつつ、時々イライラしたりもしますが、肉子ちゃんの天真爛漫さに助けられています。

そして、肉子ちゃんの天真爛漫さは漁港の人たちにも好かれていて、この漁港の人たちもいい味出しています。
特に終盤、肉子ちゃんの働く食堂のおじさん、サッサンがキクコちゃんをお説教するシーンは、キクコちゃんへの愛情があふれていてジーンと来てしまいました。

家族っていいな、と思える、おすすめな一冊です。

この記事に

  • これだけ濃いキャラクターはなかなかいないですよね〜未だ肉子ちゃんがお客さんパンパン叩く姿イメージしちゃってます(笑)途中から話が一転してシリアスな展開になったのには驚いちゃいましたが、心に残る本だったですね(本屋大賞とかにノミネートされてもいいような気がします)

    草加のすぎ

    2012/6/28(木) 午後 8:33

    返信する
  • すぎさん
    このキャラクターは強烈でしたね〜。そしてキクコちゃんの冷静な突っ込みに何度も吹き出してしまいました^^。途中からの展開ですべての違和感が融解していく感じでした。この本はキクコちゃんの物語なんですよね。
    私も本屋大賞にノミネートされていいように思います。最近の本屋大賞はエンターテイメント性に傾いている気がするんですよね・・。

    ばばちゅ

    2012/6/29(金) 午前 4:24

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    先日は、ありがとうございました。
    こちらにもトラックバックさせていただきました。
    トラックバックお待ちしていますね。 削除

    [ 藍色 ]

    2012/10/5(金) 午後 6:32

    返信する
  • 藍色さん
    ありがとうございます。こちらからもトラックバックさせてください。

    ばばちゅ

    2012/10/8(月) 午前 4:10

    返信する

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