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天候変化は誰のせい?

昆布と牧草

 牧草の生育が15日遅れだとニュースが報じていた。輸入牧草が増えているとはいえ、軽種馬生産地日高にとって牧草は大事な餌となる農産物だ。
 あまり知られていないが、日高では軽種馬より多くの乳牛や黒毛を中心とした肉牛が飼養されている。だから、牧草の出来・不出来は農家にとって大事な関心事だ。
 春は梅雨に似た長雨、秋も前線が次々に北海道を横切り秋霖の様相だ。刈り取って乾燥させるのに2〜3日かかるので、農家は天気予報とにらめっこで何事にも優先して牧草と格闘することになる。
 ちなみに、高価なサラブレットに食べさせるとあって牧草地は施肥され無農薬で管理されている。最近は、味をしめたエゾ鹿がサラブレットと仲良く草を食んでいる光景が多く見られるようになってきた。
 
 さて、雨が多いと困るのは浜も一緒だ。7月過ぎから解禁となる昆布漁。日高の取り昆布はすべて天日乾燥だから夕方まで太陽が顔を出すということが出漁の条件だ。天気ばかりでなく、小さな磯舟漁だから潮回りや波も出漁の条件となる。
 今年は夏に雨が多く、台風も例年になく多かったので出漁日数は少なかっただろう。だけど、今年は不漁年と言われていたので不幸中の幸いかもしれない。今年の日高昆布は値段が高そうだ。
 
 昆布漁も他の漁業と同じ様に担い手が減ってきている。拾い昆布も高齢化が著しく進み、浜での権利も余ってきているとも聞く。素晴らしい前浜の財産が有効利用されずに残念な限りだ。
 漁業は厳しい生業の割には所得も伸びず従事者が減っている。漁村地域の高齢化が進んでおり、このままでは衰退の一歩である。震災地域の漁業再生のために漁業権の規制緩和、企業の参入などの案も出されているが、資源管理の問題も絡んで単純ではないらしい。
 ただ、これまでのような漁組任せ、既得権益擁護だけでも「ジリ貧」になっていくのは目に見えている。農協と同じ様に、漁協組織も長年にわたって政官業が絡み合った膠着した組織、活動となってはいないか、抜本的・建設的に見直す時期に来ていると思う。
 浜の漁師の収入は少ないのに、都会の消費者が手にする魚介類は結構いい値段がする。流通のあり方などもしっかりとした検証が必要だろう。
 
 北海道日高は豊かで価値の高い農水産物に恵まれている。その地が人口減少に悩み、頑張っている農家や漁家の人々が不安を抱き、苦しんでいることはやはりどこかがおかしいのだと思う。 
 
 ところで、地球温暖化CO2犯人説がどうもぐらついてきているようだ。犯人が別のところにいるとすると、まったく別の処方箋を書かなければならない。各国がやろうとすることが大きく変えなければならないのだ。世の科学者たちよ、喧々諤々の議論をして早く正しい結論を導き出してほしい。

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