タカオの雑食

とりとめのない映画レビューです。

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劇団関係者の友人に誘われて、珍しく舞台を見に行った。
脚本を勉強しているので、舞台脚本もかけるようになりたいからだ。

100人ほどのキャパの劇場に、和風の家屋の居間と、縁側のセットが組まれている。

田舎を舞台にした物語である。
事故で最愛の夫を伊藤聡美が、それを乗り越えるために岩戸呂村に移住する。
事情を知る村民たちは、聡美を気遣い、優しく接する。
しかし、その優しさは徐々にエスカレートしていき、村民たちは、「傷付いてなきゃおかしい。」「だって最愛の人を無くしたんですもの。」
彼らは、自分達の傷を聡美に押しつけ、悲劇のヒロインを支える善良者になろうとする。

相手に対する優しさは、次第に「優しさを与える対象が、自分の思っているように傷ついていなければならない。」という前提が出来上がり、その様子は見ているものに恐ろしく映る。

僕は、ステレオタイプの優しさは、時に暴力だと感じている。
それは、ドラマや映画、音楽の歌詞に至るまで、不特定多数に届く「平均的な言葉」が氾濫し、優しさの中に個人がいないからである。
「優しさとは、こうしなければならない。」と言う価値観が、人の固定概念を支配している。

メディアの一つの罪だと思う。

この芝居を見ながら、僕は登場人物に対してむかむかしてきた。
これは、この作品のキャラクターが見事としか言いようがないくらいに掘り下げられているということであり、帰りの道中、僕は自分の非力がイラついたほどだ。
見ながらむかむかしてくるだけに、僕にとっては名作だ。

舞台の生の感覚もあるかもしれない。
派手な作品ではないが、予想以上に僕にとっては学びとなった。


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