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脚本塾の先生の舞台。 「4時48分 サイコシス」初日。 行ってきました。 作品はサラ・ケインという英国の劇作家の戯曲。 「4時48分」とは、午前4時48分を指す。うつ病に苦しむ彼女が、毎朝この時間に起床し、薬の影響の抜けたクリアな状態で執筆していたことによるものです。 サラ・ケインはその後、作品の上映を待たずして自殺します。 作品は、ストーリーを持たず、断片的なイメージで構成され、役者の人数も、登場人物も明確でなく、とても難解な脚本だそうです。 しかし、難解である半面、その詩的な世界に魅入られ、世界中の演出家が舞台化し続けています。 なので、今回は主演・演出を手掛けた「花野編」と申しましょうか。 主人公のうつ病を患う女性作家が、精神科医と恋に落ち、苦悩と葛藤の末、魂が浄化され、解脱されるまでを描く。 そのような内容になっております。 実は、僕はこれは一度朗読劇で見てまして。 拝見するのは二回目になります。 前述したとおり、原作な難解な戯曲なため、その解釈も様々となるわけです。 実際、今回の芝居と前回の朗読劇では全く違う印象を受けました。 朗読劇も先生が演出をされてまして、出演者も少しかぶっています。プロトタイプのようなものだったのかもしれません。 今回、舞台には引力のようなものがあると感じられました。 生で見る迫力。会場が一体になり、感情を共有する快感。 プロの仕事を感じると同時に、そのプロを相手取り、僕も、これだけ人を魅了する作品を描きたいと強く願いました。 |
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