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懐かしい。
ロボコップは全部で三部作作られているが、どれも作風が変わる。
一作目である本作は、マフィアに殺された警官がロボコップとして復活し、自分を殺したマフィアとその黒幕をやっつけるという、シンプルな勧善懲悪ものである。
このシリーズの面白いところは、警察が巨大企業のオムニ社の子会社であるということであり、民営化された警察に配備されるのが「ロボコップ」という「商品」であるということ。
なので、作中では警察に卸すロボットのプレゼンの様子が描かれている。そこで、商品としてのライバルであり、後に敵対するロボットが登場するが、CGもない時代。懐かしのストップモーション・アニメで動くそいつがあまりにも素敵である。
ロボコップは、自分が人間であった時の記憶と機械である現実とのジレンマの間で苦悩する悲しいヒーローである。そこに、巨大企業で全体の見えないオムニ社の思惑がロボコップ自身にも隠されている。
その辺は仮面ライダーと重なるところがあるが、ロボコップはオムニ社という縛りがあり、これがシリーズを通してドラマを起こしている。
僕が小学生の頃、近所に当時珍しかったレンタルビデオ店がオープンし、そのセレモニーで「ロボコップがやってくる」と言うイベントがあり、ロボコップが大好きだった僕は意気揚々と出かけた。
まだ家にビデオデッキもなかった僕は、レンタルもできないビデオの棚を見ながらロボコップを待った。
そしてロボコップは正面のエントランスから入ってきて、子供たちと握手したりしていた。
僕も列に並び、ロボコップと握手をしたが、気ぐるみの巨売れるなゴムの匂いを覚えている。
ちなみにロボコップのデザインは「宇宙刑事ギャバン」から来てるらしい。制作の前にデザインの流用の許可を求める手紙が送られたという。
リメイクの計画があるそうだが、本当だろうか?
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