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日本神話をモチーフにしたSF映画。
ヤマトの国に双子の王子オオウスとオウスが生まれたが、麿赤児演じる祈祷師ツキノワが「不吉」と言ったがためにオウスは捨てられることに。崖に投げ飛ばされるところを、無駄にメカチックなアマノシラトリによって命をすくわれる。その後、宮本信子によってすくすくと育ったオウスは不思議な洞窟で、「お前は3つの光を手に入れる」といわれる。さらにすくすくと育ち、高嶋(兄)へと育ったオウスは、生まれた日代の宮に上がることを許されるが、母と兄を殺した罪を着せられ、藤岡弘演じるクマソ討伐に行かされる。
道中で仲間になった沢口靖子の協力もあり、見事藤岡弘を打ち破った高嶋(兄)だが、その後麿赤児の魂胆が次第に明らかになっていき、宇宙に飛ばされた阿部弘と戦う宿命を告げられる。
とまあ、大まかなあらすじはこういうことですが、何せ作っているのはゴジラを作った東宝。
特撮は力入ってるし、怪獣も出てくるし。
高嶋ファミリーは親子そろってゴジラシリーズの常連であるが、主演の高嶋(兄)はこの時代の東宝特撮を象徴しているように見える。
その高嶋(兄)が刀を抜けば、沢口靖子が「オン!!」と叫んでは手から火の玉が飛び出る。
藤岡弘は高嶋(兄)に「タケル」という名を与える。
麿赤児が呪術を唱えたら、宇宙から透明のUFOがやってきてて、中に阿部弘が入っている。
阿部弘が月に降り立ち、高嶋(兄)と戦い、阿部がキングギドラそっくりなヤマタノオロチになれば、高嶋(兄)が巨大ロボットになり戦う。
ストーリーが進むにつれ、最終的には戦隊ものよろしく、ロボットでの最終戦となる。
沢口靖子も死んだと思ったら生きてたり、何がどうなってどう作用したのかわからない奇跡もあり、新興宗教が作ったらこんな映画ができるんじゃないかと言う不思議な魅力があるのだが、何なのだろう。この雰囲気。
お金はかかってるし、巨大セットには90年代のロマンを感じるが、テンポは悪いし、そこはかとなく漂うカルト感。
いや。これは思いっきりカルトなのだろう。
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