『バベル』公式ブログ

世界で活躍する各界のキーマンが語る、つながる素晴らしさをリレー形式にてご紹介。4/28、映画『バベル』で世界はまだ変えられる…!

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言葉が通じない。心も通じない。想いはどこにも届かない。
私たちは争いが絶えない世界の住人である前に、
同じ星に生きる命のひとつではなかったか?────

今こそ、人との繋がりについて、その本質を考えるとき。
今こそ、人との繋がりについて、その本質を語るとき。

世界で活躍する各界のキーマンが語る、コミュニケーションの難しさ、そして大切さ。

2007年4月28日、映画『バベル』公開。

世界はまだ変えられる ────

<<index>>
vol.17 脳科学で読み解く『バベル』 - 脳科学者 茂木 健一郎NEW!
    http://blogs.yahoo.co.jp/babel_blog/5662495.html

vol.16 「世界のどこにも行かずに旅をするように」 - 映像ディレクター・アートディレクター 丹下 紘希
    http://blogs.yahoo.co.jp/babel_blog/4301968.html

vol.15 「笑顔コミュニケーション」 - デザイナー&プロデューサー カメラマン 笑顔泥棒☆須藤 夕子
    http://blogs.yahoo.co.jp/babel_blog/4146380.html

vol.14 「無意識のコミュニケーション」 - デザイナー&プロデューサー 佐竹 英昭
    http://blogs.yahoo.co.jp/babel_blog/3863565.html

番外編 「映画の天才」の皆様に本作品の感想コメントいただきました!
    http://eiganotensai.com/blog/archives/02preview/ 

vol.13 「タクシーコミュニケーション」 - タレント 鉄平
    http://blogs.yahoo.co.jp/babel_blog/3630203.html

vol.12 「言葉を使わない「言葉」のコミュニケーション」 - 電撃ネットワーク 南部 虎弾
    http://blogs.yahoo.co.jp/babel_blog/3298534.html

vol.11 「雑談というコミュニケーション」 - 脚本家 中村 樹基
    http://blogs.yahoo.co.jp/babel_blog/3168360.html

vol.10 「雑誌がつなぐコミュニケーション」 - 集英社 ROADSHOW 編集長 藤井 眞也
    http://blogs.yahoo.co.jp/babel_blog/3003382.html

vol.9 「思いやりコミュニケーション」 - 写真家 大中 啓
    http://blogs.yahoo.co.jp/babel_blog/2743874.html

vol.8 「コミュニケーション」と戦っている、毎日。 - 映画パーソナリティ 伊藤 さとり
    http://blogs.yahoo.co.jp/babel_blog/2595590.html

vol.7 「接客コミュニケーション」 - J-POPCAFE渋谷 店長 宇野 将之
    http://blogs.yahoo.co.jp/babel_blog/2368156.html

vol.6 「美をつむぎ出すコミュニケーション」 - 華道家 假屋崎 省吾
    http://blogs.yahoo.co.jp/babel_blog/2095931.html

vol.5 「長いものには巻かれよコミュニケーション」 - 映画コメンテーター・パーソナリティ 有村 昆(アリコン)
    http://blogs.yahoo.co.jp/babel_blog/1938917.html

vol.4 「あきらめないコミュニケーション」 - 放送作家 鈴木 裕史
    http://blogs.yahoo.co.jp/babel_blog/1769068.html

vol.3 「認めるコミュニケーション」 - 映画の天才 主宰 中井 圭
    http://blogs.yahoo.co.jp/babel_blog/1540648.html

vol.2 「untitled」 - 音楽家 大沢 伸一
    http://blogs.yahoo.co.jp/babel_blog/1475512.html

vol.1 「いくつものバベル、たった一つのバベル」 - アニメ脚本家 櫻井圭記
    http://blogs.yahoo.co.jp/babel_blog/1298160.html

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茂木 健一郎
脳科学者

 人類の不幸の多くは、コミュニケーションがうまく行かないことから起こる。日常のちょっとした行き違いから、地球全体を悲劇へと引きずり込んでしまうような戦争まで。意志の疎通さえうまく行っていれば避けられたはずの齟齬が、私たち人類の魂を根底から揺り動かし、時にその存在さえ脅かす。

 コミュニケーション不全からもたらされる悲劇を確実に避ける方法が、実は一つだけある。他人との一切の交渉を絶つことである。そもそも他者とかかわらなければ、傷つくこともないし、動揺することもない。一人でいることは気楽なものである。実際、現代社会にはそのような選択を志向する若者がいることを私たちは知っている。

 しかし、人生というものが他人との付き合いを絶つことでは済まないこともまた事実である。一人では生きてはいけないからこそ、私たちは時には傷つけ合ってでも、人と向き合わなければならないのだ。

 『バベル』は、つながりが密になり、ますます小さくなっていく世界の中で、人と人とが向き合うことの難しさと、心がかろうじて通じ合った時の喜びを描いた映画である。

 他人と向き合うというと、私たちはついつい家族や友人、同じ学校や会社の人々といった、身近な存在を思い浮かべる。近しい人とさえ、心を通わせることは難しい。『バベル』でも、菊地凛子が演じるチエコと、役所広司が演じるヤスジローは、親子であるにもかかわらずなかなか分かり合えない。

 『バベル』は、慣れ親しんだ身近な範囲を超えて広がる、容易に想像できないような因果の連鎖を通して、人々がいかに(時には暴力的なかたちで)結びつけられるかをリアリティを持って描く。隣人が父親に銃を売りさえしなければ、兄弟はそれを手にすることはなかったろう。その銃は、もともとはヤスジローが狩猟に訪れた時の置きみやげだった。ブラッド・ピットとケイト・ブランシェットが演じるアメリカ人夫妻が巻き込まれる悲劇。アメリカとメキシコとの国境の砂漠地帯で命の危険にさらされる子どもたち。巻き込まれる者たちの人生を揺るがせるさまざまな出来事が、些細な事件が当事者の意図を越えて結びついていった結果として起こる。

 人間の脳は、他人の心を推し測る素晴らしい働きを持つ。前頭葉には、他人の行動を、あたかも「鏡」に映った自分の行動であるかのように受け入れる「ミラーニューロン」と呼ばれる神経細胞があり、決して完全にはわからない他人の心を、何とか読み取ろうとする。そうすることが、生きる上で大切な意味を担うからこそ、進化の過程で「鏡」のように他人の行動や心を映し出す神経細胞が生まれてきたのである。

 世界中のどの人からどの人へも、6人程度の友人を経由すればたどり着ける「スモール・ワールド・ネットワーク」が出現していると言われる現在の地球社会。目の前にいる人だけでなく、目に見えないつながりによって結ばれている人々にも、「ミラーニューロン」の想像の翼をのばす必要性が、かつてなく高まっている。

 『バベル』に描かれた、思いがけない結びつきがもたらす時としてあまりに暴力的な連関は、最後に、和解へのかすかな希望をいだかせる。小さくなった世界の中での人々の結びつきは、恐怖と不安の種となるのか、それとも希望の糧とすることができるのか。その結末は、私たちの想像力一つにかかっている。


【プロフィール】
1962年10月20日東京生まれ。脳科学者。
ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。
「クオリア」(感覚の持つ質感)をキーワードとして脳と心の関係を研究するとともに、文芸評論、美術評論にも取り組んでいる。
主な著書に『脳とクオリア』(日経サイエンス社)、『脳と仮想』(新潮社)などがある。
さらに、PSPゲームソフト「脳に快感 アハ体験!」の監修や、NHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』キャスターも務める。

茂木健一郎 クオリア日記:
http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/

クオリア・マニフェスト:
http://www.qualia-manifesto.com/index.j.html

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丹下 紘希
映像ディレクター・アートディレクター

僕は多くの人に旅をする事を勧めてきた。
理由の半分は自分をさがす為。
もう半分はただぼんやりと地球のどこかの自分以外の人間の事を想うという行為が
本当に大切な気がするからだ。

ユーゴスラビアがなくなる時には、
ベオグラード駅で出会った掃除夫の男は大丈夫だろうか?とふと思った。
パレスチナのニュースがある度に
そこで出会った子供達の安否を気遣わずにいられない。
ルーマニアで家に泊めてくれた家族も、
エチオピアで泥のようなビールを振る舞ってくれたおじさんもなんとなく時々思い出す。

旅に出なければそんな風に誰かを想う事はなかった。
普段、ぼんやりと両親を想ったり、ぼんやりと恋人を想ったりする事と同様に、
並列して地球の誰かの事を想うのだ。
こんな平和でステキな事はない。

我々の現代社会で使われているコミュニケーションという一見便利なこの言葉。
何かと何かを通じ合わせる為に翻訳し、伝えて、繋がる。
それはそれは便利な翻訳機能のように使用されている。
素晴らしいでしょう?と自慢げにコミュニケーションという言葉を振り回してはいけない。
それだけではないのだ。
便利な翻訳さえ出来れば素晴らしい事ではない。
そういう意味でのコミュニケーションは重要ではない。

では何か?

重要なのは「もうすでに深くかかわり合ってしまっている事を知る」という事だ。
それは静かに目の前に溢れているコミュニケーションの結果なのだ。
我々の身の周りにあるもの、物だけでなく
身の周りに起こる事全てがどこかの誰かとすでにかかわっているのだ。

想像してみてほしい。
例えば朝起きて服を着る。
たったそれだけでも多くの人々を想う。
その洋服を売る人、その店のオーナー、その土地の所有者、卸問屋の人、デザインする人、作る人、その工場主、その材料の綿なら綿を紡いで、打ち、出荷する人々、綿を育てる人、畑の持ち主、そしてそれらの人々の家族たち。

そのかかわりを示すのは困難なほど多彩で国際的で
数多くの人々がすでに自分の生活の上で関係している。
毎日の自分の生活を考えれば、ぞっとするぐらい多くの人と、
地球狭しとばかりにすでにコミュニケーションしている事になる。
その結果がそこら中に存在して、人と人との繋がりの軌跡を想い知る。
逆にすでに繋がっている事を知るのだ。

いろんな人の苦労の上に自分が成り立っているのだから、
ありがたいと思いなさいと言っているのではない。
知って感じてみたいと思うのだ。
いろんな繋がりの糸が複雑に絡み合いながらも秩序を保って自分が成り立ち、
自分の些細な行いもまた世界の誰かを成り立たせている繋がりだという事を。

世界のどこにも行かずに旅をするように。

 

【プロフィール】
イエローブレイン代表。東京造形大学卒。文化庁在外派遣芸術家としてNYに滞在の記憶が少し。いろんな国を旅しては風に吹かれ吹き飛ぶ。数多のMusic Videoをちぎっては投げ。吐き出す。いつの間にかグラフィックやデザインもかじっては味見。それでも腹は減り続ける。

イエローブレイン 公式ウェブサイト:
http://www.yellow-brain.com/

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須藤 夕子
カメラマン

私が旅をする場所には、どの言葉もいらない、
自分が向ける笑顔に答えてくれる人が絶対にいると信じて、
沢山の国を旅して笑顔を10年撮り続けてきました。

相手を思いやる事が「いい笑顔」を作るコツであり、
相手に安心してもらいたいと思う優しさが「笑顔」に変わるんだと思う。

撮影中、自分も被写体も笑顔、それを見ている人も笑顔になり、
写真がプリントされて、それを見る人すべてが笑顔になる。

笑顔リレーのバトンがアンカーにわたるまで、私はシャッターを押し続けたい。
そして、写真を見てくれる人と直接会う事はできないかもしれないが、
これが私のコミュニケーションだと思っています。


【映画バベルについて】
菊池凛子の演じる女子高生の心境は、
心が痛くなるほど共感できた。

寂しさをどこに押し込んでいいのか分からない、
けれど、その不安な気持ちを誰も受け止めてくれはしない。

自分の悲しみは自分で包み込んであげないといけないんだと思う。
それでも人は一人ではなく、誰かと繋がっているから生きていける。

日々緊張の中に生きていないと愛する人を守る強さは生まれないだとこの映画を見て改めて思いました。

作り手全員の魂が宿られているかのような
この映画の寿命の長さを感じました。
次世代に語り継がれる映画ですね。
 
【プロフィール】
OL から転身。現在カメラマンとしてミュージシャン、俳優などのポートレート撮影を主に雑誌、広告など幅広く活躍中。ライフワークでは世界中の子供の笑顔をテーマに作品を撮り続けています。自称「笑顔泥棒」。毎日たくさんの笑顔を盗んでいます。

*初の写真集出版「Catch your smile!」ゴマブックス 1800円

*公式ウェブサイト:
http://sudoyuko.com

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佐竹 英昭
デザイナー&プロデューサー


無意識のコミュニケーション
日ごろデザインを通してヒト、モノに関わるときいつも大事にすること
それは言葉を越えたメッセージに如何に耳を傾けられるか?
例えばどんなにビジュアルツールを使い言葉巧みに、いいプレゼンができても
相手の心のひだに響かなければ何も生まれない。
それは愛についてあれこれ理屈を語るより、そっと抱きしめることで思いが伝わることと似ている(多分)

今は言葉や形=目に見えるモノに影響を受けすぎている
その言葉や形の奥に潜む思いやメッセージに耳を澄ませ、目を凝らすと 本来の姿に気がつき、
自分がそしてすべてが本来の姿、カタチになるように思う

言葉やカタチがかたどる意識の世界を超えたとき、もしくは超えようとするとき
未来につながるコミュニケーション=デザインができる気がする


矛盾のコミュニケーション
コミュニケーションすることの目的は今何なのだろう?
デザインに関わる仕事をする中で、言葉の奥に潜む本当のメッセージに神経を研ぎ澄ます。
理想とか、成功とか、ある種の刷り込みに洗脳されたリアリティのない20世紀的概念。
そんなものを前提に言葉を交わしても、思いを確かめても
そこから真のコミュニケーションは生まれない。

いまは愛のない結婚生活で互いを憎しみ、傷つけあうくらいなら
離婚という選択が愛の進化した形にさえなっていく時代。
メディアに踊らされたキレイゴトより、言葉にできない思いや愛情を感じあうことが
どんなに輝くことか

光のそばに必ず影は存在し、輝けば輝くほどその影は濃く深くなっていく
一見矛盾するようなことを受け入れていくこと
真のコミュニケーションとはそこから始まる気がする
心が見えなくなった今、暗闇の中にこそ光はより輝くことを知る必要はある


クリエイティブコミュニケーション
コミュニケーションには二つの方向がある
過去に戻るかかわりと未来の進むかかわり
デザインを通してモノづくりに関わる中で、すべての出来事は常に2面性を持ち
その瞬間瞬間選択されていく
つまり過去と未来は今この瞬間 同時に存在している
今という瞬間に自分がどんな思いをこめるか
つまりコミュニケーションの原点は自分自身との向き合い方に始まる
自分の中で未来に向き合っていれば未来が開け
過去に向き合っていれば過去に縛られる
すべては自分しだい
時間だけは先へ進んでいくが、
自分がそれを超えるか、過去にとどまるかは自分次第である
自分との対話=コミュニケーション そこからすべては生まれ現実化していく
つまり想い=想像が世の中を創造=クリエイティブしていく


【映画バベルについて】
この映画を見たヒトと見てないヒトでは人生の価値観がまったく違うだろう

【プロフィール】
佐竹英昭デザイン事務所代表
ビュ―ティーに関わるヒト、モノ、コトをデザイン&プロデュース
ヘアーサロンinitiate(代官山)のプロデュース&マネージメントをはじめ
ヘアケアプロダクツの開発、コスメ事業の企画、立ち上げなどを手がけ、最近は地域活性化事業にもかかわり始めている

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