『バベル』公式ブログ

世界で活躍する各界のキーマンが語る、つながる素晴らしさをリレー形式にてご紹介。4/28、映画『バベル』で世界はまだ変えられる…!

過去の投稿月別表示

[ リスト | 詳細 ]

2007年03月

← 2007年2月 | 2007年4月 →

全2ページ

[1] [2]

[ 次のページ ]

イメージ 1

イメージ 1

假屋崎 省吾
華道家


現在、日本全国を各地で展覧会をおこなっておりますが、そこに訪れるのは当然お会いした事のない人ばかりです。しかし、その土地土地で作品を創り鑑賞頂くと心から感動して涙を流してくれる人がおり、中には日常生活の中に忘れていたものに気付き「その日から生き方が変わった。」とお話してくれる方もいらっしゃいます。それは作品の中にある本質を見つめ『クリエイティブの美』に触れているからだと思います。

『バベル』から言葉をかりると、それはまさしく『花を通じてのコミュニケーション』であり、わたくしとその方との触れあいだと思っています。また、作品を通じ感動して得たエネルギーがプラスに転じ、他者との関係がより良いものになってゆく。そういった方々の姿を見ているのが非常にうれしく思うと同時に、他者とつながることのできるコミュニケーションの連鎖を強く感じます。

こういった事は自分の仕事に誇りを持つ事ができますし、今後も「美をつむぎだすコミュニケーション」を生涯に渡って行ってゆきたいと思います。


【映画バベルについて】
この作品は自然や衣装だけではなく画面に映る、すべての「色」と言うものを非常にショッキングに描いているのが印象的で、監督が私達の人間社会を驚くほど理解して描いている、とても深くて渋い映画だと思います。
現代は「自分自身の思いも伝えられない。」「他人の気持ちも分からない。」そういった殺伐とした社会を描いて、作品が進むにつれ愛の本質が見えてくる部分に打ちのめされた。

【プロフィール】
華道家。假屋崎省吾花教室主宰。美輪明宏氏より「美をつむぎ出す手を持つ人」と評され、繊細かつ大胆な作風と独特の色彩感覚には定評がある。クリントン元米大統領来日時や、天皇陛下御在位10年記念式典の花の総合プロデューサーをするなど、内外のVIPからも高い評価を得ている。著書に『花筺』『花暦』(メディアファクトリー)、『假屋崎省吾の百花繚乱』『假屋崎省吾の食卓にあふれる愛』(講談社)他多数。現在、日本テレビ「おネエ★MANS!」などにレギュラー出演中。テレビ・雑誌・新聞など幅広い分野で活躍中。

公式ウェブサイト:
http://www.kariyazaki.jp/

イメージ 1

イメージ 1

有村 昆(アリコン)
映画コメンテーター・パーソナリティ


船が難破した際に、船長は人種を見て言い方を変えて
「海に飛び込んでください」と乗客に指示を飛ばすジョークを
あなたは知っていますか?

ドイツ人には「飛び込む事が規則になっております!」
イギリス人には「飛び込むと英雄になれますよ!」
イタリア人には「飛び込めば、女の子からもてますよ!」
日本人には「みんな飛び込んでいますよ!」

実に上手い。国によって習慣や国民性が出る。
それを上手くとらえているジョークですよね。ボクはこのジョークが大好きです。
バベルを見たとき、僕は真っ先にこの事を思い出しました。
確かに国によって言葉も文化も国民性も全然違うなと。いくら時代がインターネット進化を遂げても、なかなか価値観や国民性が一つになるのは難しいのだと。

実際ボクも幼少期から、国民性コミュニケーションの違いについて考えさせられたことがあります。ボクはマレーシアで生まれたので、幼少期はずっと英語とマレー語、そして自宅では日本語を使い分けていました。で、6歳の時に日本に始めて帰国して、小学校に行ったときに、コミュニケーションの違いを感じましたね。それは英語の発音が上手すぎて、みんなの和の中に入れない不安と言うのがありました。日本人はみんな一緒であると安心するという風潮が小学生の時からあったのでしょう。ボクは英語の発音が上手すぎる自分がいやで、あえて日本語英語を使うようにしていました。例えば黒のことを英語では「ブレック」なんですが日本語の発音では「ブラック」などなど。ああ〜今思えばもったいないことをしたなと感じています。(笑)でもここは日本なんだから、日本流に長いものには巻かれよと思ったのでしょう。みんなとコミュニケーションをとるために、自分を押し殺してまで強引にとろうとしていました。

近年、未成年による犯罪や、いじめの問題が益々深刻化していると想います。僕は幸いいじめはありませんでしたが。これは一重に「みんなやっているから」とか「みんなと違うからあいつは無視しよう」の「長いものに巻かれよ」精神がマイナスの方向に働いているのだと想います。それがエスカレートして最悪の結果を招いてしまうのだと想います。

日本の文化そのものが悪いと言っているわけではないのですが、
もう少しグローバルな目線を、学校教育や家庭の中で教えていく必要性を感じますね。
人と違うから=いじめられるとか、ではなく、人と違う=個性。個性を伸ばすことでその子の可能性を伸ばしていく教育方針を若いときからやっていかねばと感じます。
そのためには、ランドセルをまず廃止して、自由な発想でカバンを持たせたりしたらいいのではとボクは考えます!そこから個性を出して行こうと!

まああまり熱くなると選挙演説みたいになってしまうので、これくらいにしておきますが(笑)、国民性コミュニケーションを考える上で、この映画は実に深い、誰にでも当てはまる哲学を持っています!

さあ、次はあなたの番です!この映画を観て何を感じましたか?


【映画バベルについて】
この映画を観て、僕ら日本人でさえも、親子や、友達、兄弟、恋人でいくら距離が近くっても、コミュニケーションをとることって難しいよねとつくづく考えさせられた。ボクもこないだ16時と6時を勘違いしてしまい、危うく仕事の現場に遅れそうになりました。気をつけていてもミスコミュニケーションで失敗することってあるんですよね。だからもっともっと話そう!目を見て話せばきっと通じるはず。普段の怠惰な自分が丸裸になる作品です。心を洗いに行く感覚でご覧下さい!

【プロフィール】
マレーシア・クアラルンプール生まれ30歳。
映画コメンテーターとして、映画番組を中心にTV・ラジオ雑誌等でレギュラーを担当。
年間400本もの映画を鑑賞。また最近はB級もの、Z級もの、劇場未公開物、なんちゃって映画のジャンルも開拓!独自の視点でマニアックな映画も紹介!
また4月からBAY-FM「BAY LINE 7300」火曜日夕方4時〜7時の番組もスタート!
詳しくは、アリコン公式サイトへ。

アリコン公式ウェブサイト:
http://www.ari-kon.com

イメージ 1

イメージ 1

鈴木 裕史
放送作家


僕が何度もその歌に心を揺さぶられた、ある女性ミュージシャンがこんなことを言ったことがある。
「私が作った歌は、世に出た瞬間に私のものではなくなる」
自分が作詞・作曲し自分で歌った「想い」が必ずしもそのまま聴き手に届かないことを彼女は痛切に感じていたのだ。聴き手の僕が共有したと思い込んでいた彼女の「想い」は単なる幻想かもしれないことがショックだった。

それから十数年後、僕は放送作家という仕事についた。意外にもテレビやラジオの番組の作り手として視聴者が番組をどう受け止めたのかを知る術は驚くほど限られていた。確かに視聴率の数字さえ上がればビジネスとしてはOKかもしれない。しかし、それはコミュニケーションとして成功と言えるのだろうか?
「想い」を誰かに伝えて共有するのが思ったより難しいことを今さらながら実感する日々。迷ったとき、僕はいつも冒頭のミュージシャンの言葉を思い出す。それでもできるだけ多くの人に「想い」を伝えるために、知恵を絞り出すのが僕らの仕事。映像で、ナレーションで、音楽で、テロップで…。あきらめたらコミュニケーションは始まらないのだ。


【映画バベルについて】
争いの絶えない世界。人類は我々が想像する以上にバラバラだ。
『バベル』に描かれた、我々が分かり合うために必要不可欠なヒントから目をそらしてはいけない。
たとえそれが深い悲しみに包まれていたとしても。

【プロフィール】
報道からバラエティーまでなんでも屋のエンタテイメント職人。
現在「Future Tracks→R」(テレビ朝日)「Growing Reed」(J-wave)「TOKYO CONCIERGE」(J-wave)などを手がける。

「インターネット的エンタテイメント屋の日々」 ウェブサイト:
http://www.suzukinet.com/

開く トラックバック(1)

イメージ 1

イメージ 1

中井 圭
映画の天才 主宰

映画の面白さを伝えることは、とても難しい。人の価値観は違う。だから、僕が映画の面白さを伝えるとき、意識するのは、相手の価値観を認めること。これがなければ、全ては押し売りでしかない。正しいことはひとつだけだと勘違いしないように、自分を戒めながら、相手を認め、映画の面白さを共有できたら、それが理想だ。


【映画バベルについて】
今、世界中のいたるところで起きている、現実的なコミュニケーション不全を静謐に描いた本作。
アカデミー賞まわりで、本作の存在を一種のショーとして騒ぐ日本のメディアの扇動によって、名前だけが走り、映画『バベル』自体も、人々にちょっとした娯楽作品として曲解されてしまうかもしれない。ワイドショー的で不用意な関心だけが高まり、観る人の期待の方向性を“娯楽”に当てはめられると、この作品では、きっと高い満足度を与えられないだろう。今のマスコミュニケーションによって人々が求めている期待値とは、この作品はおそらく真逆に位置している。たとえそれがメディアや映画会社のビジネスとしての確信犯的なアクションであったとしても、映画『バベル』を包んでいる日本の現状自体が、コミュニケーション不全を描いている本作のテーマと重なって見えた。

本当に理解して欲しいことが、理解されない。人間が抱える孤独は、肌の色、国境とか、言葉とか、そんなことだけではなく、より身近な家族でさえ、気づかず、救えはしない。世界の孤独を見せつける中に、この作品は、それでもかすかな希望を残している。できればメディアがもたらす偏見に動かされることなく本作と向き合って欲しい。観客がこの映画の中にイニャリトゥ監督がこめた希望を見出した瞬間、この作品は、かつてない傑作として完成をみるのだから。

【プロフィール】
1977年、兵庫県生まれ。
本当に面白い映画をちゃんと広める企画“映画の天才”主宰。“シネマスクランブル”編集長。面白い映画を面白い人に見せる“天才試写会”をはじめとした独自企画を実施中。ラジオ、WEB、新聞などで映画評論を展開。

映画の天才 ウェブサイト:
http://eiganotensai.com/

シネマスクランブル ウェブサイト:
http://cinesc.cplaza.ne.jp/

イメージ 1

イメージ 1

大沢 伸一
音楽家

ヴァーチャルな物事が氾濫して久しいけれど、ここに来てようやくリアルなものに回帰する傾向も見えはじめた気がする。「メールではなく肉声で言葉を交わす」「実際に誰かと会う」「MP3プレーヤーではなくライブに行く」など肉体を稼働させるコミュニケーションが大切という事にようやく戻りつつあるという事だろうか。
音楽に話を限定すれば、もうこれは人類の最古にして絶対的なコミュニケーション法。音楽、いや音で分かり合えなくなったら死んだほうがマシ。事実、アレハンドロとも音楽で繋がったし。


【映画バベルについて】
例えば海外に行き、現地の空港に夜到着したとして、空港から市街地へ向かうタクシーの車内。ふと信号待ちで見かけた民家の灯り。そこには確実に家庭が存在し、誰かの人生が行われている。距離にすればたった10メートル程なのに、恐らくその誰かの人生に、僕は一生交わらない。その事実がとても切ない。 人に限らず人間が一生に巡り会える事柄の数はある程度限られてる。

人間とは記憶の生き物だと思う。 僕の場合記憶と共に生きてると言ってもいい。 だから意識をもって、日々出会う人、出来事、感情達を記憶の中にしっかりと刻んでおきたい。どんな些細な記憶も心に触れたものはすべて覚えておきたい。 バベルはそんなボクの持論を確信に変えた。

久しぶりに、映画が大好きだという事を認識した。 映画らしい映画、映画にしか出来ない事をストレートに表現した映画。 見終えた後に何度もシーンがフラッシュバックし暫く「バベル」モードから抜け出せずにいる。世の中はどうしようもない事ばかりだけど、確実に光は何処に存在していて、絶望も希望も混在している。映画ってまるで人生のよう。 この作品に少しでも関われて本当に光栄だと思う。僕の人生の記憶にしっかりと残る一つ。

【プロフィール】
ソロ・プロジェクトMONDO GROSSO(モンド・グロッソ)では、4thアルバム『MG4』(2000年)、5thアルバム『NEXT WAVE』(2003年)と、常に日本の音楽シーンを牽引する作品をリリースし続ける一方、プロデューサーとしても数多くの音楽的評価の高いヒット曲を生みだしている。
さらには、国内外のアーティストの斬新なリミックスワークや、圧倒的動員数を誇るDJイベントの開催、最先端のトラックを多数収録したMIX-CDのリリースなど多岐に渡り音楽活動を続ける。

MONDO GROSSO(モンド・グロッソ)ウェブサイト:
http://www.mondogrosso.com/

全2ページ

[1] [2]

[ 次のページ ]


.
bab*l*bl*g
bab*l*bl*g
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

ブログバナー

1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

過去の記事一覧

標準グループ

登録されていません

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事