徒然なるままに・・・

ご無沙汰しちゃってますが、近いうちに皆様のブログ訪問させていただきますので!!!

111kmへの挑戦

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G'day!


チェックポイントOを抜けたあたりで、周囲が一段と明るくなってきました。


夜明けです。


”ゴールはもうすぐそこだ!ペースをあげていっきに漕ぎきろう!”って舵取りR君の声。


音楽もなくなり、スピードもペースももうわかならない。

いったいゴールまでのチェックポイントがいくつなのかも・・・わからない。


でも、R君の声だけを頼りに最後の最後の力を振り絞って行くしかありません。


周囲を囲んでいたあのトワイライトゾーンのような霧も晴れてきました。



もう、幻覚もバイバイです。



チェックポイントPを越えたところで、もしかして次こそゴール?


だんだん漕ぐのも力がはいってきました、ここで全部力をだしきちゃえ!!



4番目の席に座っているD君が、


”あとどの位でゴールなの??”って舵取りR君に聞きました、


”そう遠くないから・・・”(R君)

”そう遠くないって、あとチェックポイントいくつあるの?”(D君)

”そんなにないから・・・”(R君)


明確に答えないという事は、次はまだゴールではないってこと?


ええっ???確かチェックポイントOを越えたらもうすぐゴールって聞いていたのに・・・。


そのために最後のパワーを全部出し切っているのに・・・。



”トイレに行きたいんでだけど・・・”(D君)


”でも、もうそうゴールまでそう遠くないから・・・”(R君)



R君の言葉を信じて行くしかない。


もうそろそろっていうのは・・・30分以内にはゴールという意味でしょう。(たぶん)


30分で全ての痛みは終わるなら、もう必死で漕ぎきるしかない!!!!


パワー、パワー、パワー・・・って心の中でぷつぷつ唱えながら硬直して曲がらなくなった腰と、どしりと重くなった肩にムチ打つように、最後の力をふりしぼる・・・。


15分位経過、


”やっぱりトイレ我慢できない、どっかの岸に止めて!”D君の悲痛な叫び。


R君はボートの方向を大きく左に切りました。


川の幅は約1km位、このロスは大きい。


左の岸に到着したみたら、そこは泥のマングローブの林、この泥ではとても降り立つことができません。


で、反対側の岸へと右にまた大きく切りなおし、今度は右側のマングローブ林は・・・そこも泥。


”もう少し漕ぎ出して様子を見よう!”(R君)



その頃には、何を目標に漕いでいるのか、いったい後どの位漕ぐのか、もうわけもわからない状態。



陽射がだんだんジリジリ暑くなってきました。


何重にも着込んているために、暑さの厳しさが身にしみます。汗が流れ落ちてきました。


どこまで行っても、マングローブの林ばかり・・・岸にあがれる場所がありません。



トイレを探しながら左に右にボートを蛇行させているので、漕ぐ距離も伸びる。


チェックポイントQが見えました。


”カヌー番号254通過です!”チェックポイントに向かって大声で確認。


あれ〜〜〜まだゴールでないのね。


もう喉もカラカラ、汗もかなりかいて体力消耗。


”どこでもいいから止まって!”D君の悲痛の叫び!


と、そこに泥の上に陸からボートに乗るための桟橋がかかっている場所がありました。


”あの桟橋の横に止めて!”(D君)


ボートをまた左に切りなおし、桟橋へ・・・


ボートを止めた途端に、D君はひとり陸に走ってあがって、林の中に消えていきました。


その間に、ボートに残された私たちは水分補給とストレッチ・・・。


D君が戻ってくると、もうここからは一切のストップはありえません。遅れた分を取り戻すことに集中するしかない!



いったいあといくつチェックポイントがあるんだろう・・・もうすでにQまで通過したけど・・。


不安な気持を抱えながら、疲れきって声もでず、皆ただ黙々と漕ぐ漕ぐ。


潮が満ちてきて水の流れが変わってきました。

私たちのボートの方向に対して逆に潮が流れています。ボートへの抵抗が強く漕いでも漕いでも前にすすまない。


抵抗して漕ぐので波が上がっています。それに対抗するだけのパワーがほとんどない!


前に進むのがスローモーションのようになってきました。疲労は増すばかり。


”ペースが落ちてるぞ!頑張れ!もうひと漕ぎじゃないか!ここで頑張らないでどうする!!!”

R君の声が響きます。


でも、それに反応する人もなく・・・黙ってみんな漕ぐ。


チェックポイントRが見えてきました。



”あれを越えたら、ゴールだよ!”R君がとうとうゴールという言葉を口にしてくれました!!!


これが聞きたかった!!!!


そこから5KMでゴール。


”ゴールに到着したら、倒れたっていいから、僕が運んでいってあげるよ!ほしいものがあったら言ってよ、ビールだってなんだって買ってきてあげるから、だから最後まで行こう!”


よしやるぞ!って言いたいところですが、心の中では叫んでいるものの、もう声にもならない。


R君の声への反応はどこからも聞こえてきません。皆もうなんの元気もパワーも残っていない。


残るは気力のみ。



ゴールの橋が遠くに霞んで見えてきました。


”あれが、ゴールだよ!見えるだろう!”(R君)


見える・・・見えるけど・・・まだ遠い。永遠に感じるくらい遠い。


”100KM以上を漕いできて、最後の4KM漕げないはずない!頑張れ!”


もう、体がバラバラになりそう・・・。


喉の渇きも頂点に来ていて、でも、もうゴールと思えば水のストローを口に持ってくる時間も惜しい。


漕ぎきるしかない。


”M君、最後の力出し切ろうよ!”前の席のM君に、かすれた声で声をかけてみました。


”わかってる・・”短い返事、M君も私も疲れてきってます。


もう、頼るのは自分の気力とリズムを覚えた筋肉が勝手に腕を動かしてくれるのみ。



後1KM・・・・



後500M・・・・・




後数メートル・・・・・





ゴール!!!!☆☆



サポーターたちの顔が見えます。


陸にボートを引っ張りあげてくれました。


数時間ぶりにボートのシートから立ち上がり、陸に一歩足を出すと体の重さに倒れそうになりました。


でも、なんとか休憩できる場所まで自力で歩き、後はそこに座ったら・・・放心状態。


皆が声をかけていってくれるんですが、反応も鈍い。


本当に精魂尽きたってこのことね。最後の10KMが本当に辛かった・・・。


他のメンバーたちと抱き合って喜ぶシーンを想像していたのに、実際は、それぞれどこに歩いていってしまったのか、たくさんの人込みでわからなくなったしまいました。


少し立ってサポーターのRちゃんが私を車まで連れていってくれて、なんとか濡れた服を乾いたものに着替えたら、そのまま車のバックシートに倒れこみ、最後に水を飲んだ記憶の後・・・とうとう私の体は心身ともにスイッチが切れました。



次に目が開いた時には、自宅前に到着してました。


111KMへの挑戦・・・無事生還。



タイムは13時29分。あれだけ後半にいろいろあったのに、予定時間以内にゴールできたのは奇跡のよう。


ブログを通じて応援してくださった皆様。

この記事で一緒にドキドキしてくださった方々。

ありがとございました。


今回の挑戦は、今後私が何に挑戦するにも大きな自信に繋がることと思います。

長い記事にお付き合いくださってありがとうございました。


これは私の挑戦の記録であり、今後も大切していきたいと思っています。



よし、来年も是非またこれに懲りず111km挑戦するぞ!!!(笑)




Ta Ta

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G'day


最終休憩地点のチェックポイントIをあわただしく出発し、さてこれからはゴールを目指して頑張るのみ!

次のチェックポイントJは余裕で通過。


そしてチェックポイントKも調子よく通過!


一番後ろでカヌーの方向をコントロールしているR君も、”皆調子いいぞ!そのペースで行こう!”って明るい声。


次の通過地点Lを越えたころから、私の後ろ3番目に座っているMちゃんから、


”タイミングずれてるよ!”って声があがった。


暗闇の中でずっと同じリズムで漕いでいたので、2番目に座っている私は結構自分の世界にずっぽり入り込んで漕いでいたので、やだ、私ったらはずれた??ってあわてて気を取り直して一番前に座っているM君のペースを確認。


若干私の方が早い。


あわてて、彼のペースに合わせて漕ぎ始めた・・・が、よく見ていると彼のペースそのものが落ちてきているではないですか! M君に

”ペースを落とさないように気をつけて!一定のリズムを守ってね!"って声をかけたら返事がない。


しかし・・どんどんペースが落ちる一方。


”ハット!”の掛け声の後で、私が大きな声で”1、2、3・・・”とペースを声を出して数えると、


ペースを声にあわせてあげてくるのですが、次の”ハット!”には再びペースが落ちる。



ま、さ、か・・・M君眠りかかってる??


背後からでは顔が見えません。でも、このままペースを落とすとパワーが落ちてきているだけに、スピードがなくなり、それを取り戻すために余計に力を入れて漕ぐにはこの疲労した体ではかなり厳しい。


何があってもペースを守って同じリズムを崩してはいけない。


”1、2、3、。。。。”声を出してペースをしばらくとってみると、いちおう私の声に反応してペースを守ってくれる、でも、黙ると・・遅れる。


どうしよう・・・・M君疲れてる!!!!



その時、M君が”駄目だ!眠い、どうしようもなく眠い!カフェインの錠剤飲むからよろしく!”って漕ぐ手を止めて、ごそごそし始めるではないですか!


やっぱり!!!眠りかかってたんだ。



錠剤飲んで復活してもやっぱりどっか漕ぎ方が怪しい。


しょうがないので、”1,2,3,4、・・・”出来る限り声をだして数を数えました。


時々ペースが落ちそうになるものの、なんとか声にあわせて漕いでくれて・・・


しばらくたって、数えるのを止めてみたら、そのままM君は自力でリズムに乗ってくれてました!



よかった・・・。幾らなんでも私もこのままずーと声を出し続けたら、今度は自分の体力も消耗しちゃう!


”目が覚めてきた!ありがとう!”ってM君の声。どういたしまして・・。



そこからしばらく、皆いい調子でぐんぐん漕いで、チェックポイントMを通過。




その辺りまでくると、真上にあった満月がいつのまにか左の下の方に降りてきていて、あんなに煌々光っていたのに、白くなっていました。なんだか守り神とさようなら・・・って感じで寂しいな。


気づくと周囲が少し明るくなってきた感じ。


・・と同時にものすごい霧がでてきました。



周りの景色がまったく見えません。M君がまた眠くなったら・・・と思い、


”M君、レース終わったら何食べる?”って声かけてみました。


”食べるより眠りたいなあ・・・それより今日はゆっくりして、明日のお昼でもどっか一緒に食べにいかない?”(M君)


”じゃあ、フィッシュマーケットに行って、新鮮なお魚はどう?”(私)


”それのった!久しぶりにシーフードもいいねえ!”(M君)


・・・よかった起きてる。^^




その後もしばらく他愛もない会話を交わして、彼が起きているのを確認してました。




少し霧も晴れ、月は完全に沈み・・・今度は朝もやがぼんやりと周囲を囲みはじめました。



ボートの中に視線を落としてみると、前に座っているM君の足の裏が見えました。


足の裏に描かれた刺青がボンヤリ見えて、刺青何が彫ってあるんだろう???



じ〜〜〜〜〜っ。



Xって沢山描いてある???珍しい刺青だな・・・。


・・・・・


えっ??刺青を足の裏??そんなの聞いたことないぞ。っていうかM君刺青ないよ。



頭を左右に振って、今一度目を凝らしてみると・・はだしで漕いでいたので足の裏が泥だらけなだけ。



もしかして・・・見えないものを見ちゃったの? ???幻覚???(><;)



ハッとしたのも一瞬で、周囲を見回すと、モヤの合間に見える絶壁の岩が、車が半分崖から飛び出したように見える。


遠くに見える半島は、大きな熊が横たわっているように見える。


その上、熊の頭の部分が延びたり縮んだり・・・ ははっ面白い。


・・・・・・


えっ?? 半島が伸び縮みするわけない!・・・・やっぱり幻覚を見てる。



とにかく、何を見ても何か別な変なものに見えちゃうんです。(汗)



目を凝らしてみようとしても、何しろモヤがかかっていて全てはベールの向こうにあるもののように、輪郭があやふや。


★疑問1★ 私は今起きているのか?寝ているのか?

★疑問2★ 目を開けているのか?閉じているのか?



自分でもよくわからない???ほっぺたつねりたい気持ち!!


早くこのモヤ消え去れ!!!!・・ってでも・・本当にモヤが出ているのだろうか?これも幻覚?



あ〜〜〜〜見るものに確信がもてない! モヤの先には本当にゴールがあるの??



・・・怖い。><



自分の状況がわからない??ちゃんと漕いでいるつもりだけど・・・それすら自信がもてない。



その時、スピーカーから流れていた音楽がいきなり止まりました。


バッテリーのチャージが無くなっちゃったんです。><


周囲には他のボートがひとつも見えません。し〜〜〜んと静まり返り、ただ白いモヤの中。


ボートのペースは大丈夫なんだろうか??


そこへM君が”ボートのスピードは?”って一番後ろで舵をとっているR君にスピードメーターの確認をしようとしたら、


”ごめん、少し前からこっちも電池切れ・・・たぶんスピード落ちてきていると思うけど・・・よくわからない”



ええっ・・・!!



唯一の現実だった音楽も聞こえない。


スピードもペースも、もう誰にも確信がもてない。


そして、なにより私の周囲は、幻覚がいっぱい!!



・・・・・・・・・・・・・


後ゴールまでどのくらいの距離?そういえば最後のチェックポイントってなんだったけ?



チェックポイントMの後はN,・・・その後はO・・・そこから先はどこまであるの?


チェックポイントOが見えてきました、と同時に朝日がゆっくり昇ってきました。



朝日が昇ればなんだか全ては解決しそう。


少なくても景色の輪郭がはっきりしてきて幻覚はきっと消えることでしょう・・・


ゴールまでそう遠いはずはない!


もうひと頑張り!




つづく・・・

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G'day!



もうそろそろ限界!><。。
・・・って気持になったところで、やっとチェックポイントIの明かりが見えました。


”もうすぐそこだ!休憩できるぞ!””もうひと漕ぎ!頑張れ!”ってかけ声にも力が入ってきました。



最初の休憩地点では、おかゆに梅干&潮昆布で塩分をとったせいか、疲労と寒さのせいか、頭の中は


”温かい甘いものがほしい!!〜〜〜”でいっぱい。思いは湯気のあがったホカホカココア♪



ココアが飲みたい!ココア!ココア!ココア!・・・



暗闇の中でみるチェックポイントの明かりは距離感がなく、近くに見えるのになかなか近づかない・・・それでも自然ボートのペースが上がってくるんですよね。もうない!って思っていたパワーがどこからか出てくる。


ココア!ココア!・・・もう少しでココアが飲める! これが私の元気のキーワード!



チェックポイントIの明かりにむかって、”ボート番号254通過します!”って叫んだところで、少し先でサポーターたちの影が見えました!やった!



岸にあがっりかかったら、私の腰あたりから何かがポロリと落ちました。


ライフジャケットにつけていた懐中電灯と笛が紐からはずれて落ちたんです!


えっ!!これ付けていないとルール違反になっちゃう。(汗)



とりあえずそのまま岸にあがって・・・


サポーターのRちゃんの顔をみたとたんに、まずは・・”ココアが飲みた〜〜い!”


”えっ・・スープ飲むかと思って、スープ用意してたんだけど・・・”


そうだった、最初の休憩地を出るときに、次は何が食べたい?って言われて、たぶん夜中の2時ごろに固形のものは食べれないから、次はスープ位かな?って言ったんだった。



でも、ココアはパウダーにお湯をさすだけ、”悪いけど、ココアに代えて!”


”ココアは車においてきちゃった・・・ごめん。”(え〜〜〜〜〜〜っえ〜〜〜〜〜〜〜っ><。。)


”じゃあ、せめてバナナでも食べようかな?”甘いものたべないと収まらない・・・。


”ごめんバナナも車の中に置いてきちゃった”(ええ〜〜〜っ!!! 。。><。。。)


”駐車場からちょっと離れていたので、あまり荷物をもたないようにと思って、スープ一つだけしか持ってこなかったの・・・・ごめん・・・。”


”・・・・・”


”車に走って取って来るから、トイレに先に行って!”・・ってRちゃんは暗闇にむかってあわてて走って行っちゃいなした!


じゃあ、トイレにでも・・



あっ!待て待てその前に懐中電灯と笛をつけ直さないとレースに戻れない!


それに・・背中と肩に筋肉痛のクリーム塗らないと次が辛すぎる。


あっ水も底をつきそうになってたから、急いで補給しないと!


濡れた服も着替えないと!


・・・・・


15分でこれだけ一人でどうすればいいの??? !! パニック !!



もうひとりの私のサポーターP君はどこ??キョロキョロ・・・・・??どこ???



・・水につかってボートが流されないように、押さえてくれているP君が見えました。



これはもうひとりでどうにかするしかない!



・・・どうしよ。まずは着替えないと、いや水が先か?いやいや・・懐中電灯と笛だ!!!


ひとりパタパタしているのを見かねたのか、別の選手のサポーターE君が、


”とにかくトイレに行っておいで、僕が懐中電灯と笛は直しておいてあげる、それに水も補給しておくよ、大丈夫、落ち着いて・・サポーターはこんな時のためにいるんだからさ!”


涙・・・E君のやさしい言葉に促されるように、トイレにまずは走りました。


戻ってきたら、懐中電灯と笛がちゃんとライフジャケットに付いてました(感動)


”水も補給しておいたから、着替えて何かたべなさい”ってE君が笑顔で言ってくれました。


涙・・・E君あなたのおかげで私はどれだけ救われたか。



濡れた服を脱いで着替えていると、また別の選手のサポーターのSちゃんが


”クリームは私が背中に塗ってあげる!”


涙・・・皆自分の選手の面倒だけでも大変なのに・・・・・やさしい。



丁度そこへバナナとココアをもったRちゃんが戻ってきてくれました。


あ〜〜〜これが飲みたかったの・・・元気100倍だあ!感謝〜〜♪


そこへ、時間切れ!早くボートに戻って戻って!!!って声が・・・


とりあえず、ココアをすすり・・・なんとかこれでしなければいけない事は全部出来た・・・ほっ。



皆ありがとう!!!(^−^)



履き掛けの靴のかかとを踏んだまま、あわててボートに乗り込み・・・さよならの手も振る暇もなく・・最後の休憩地点を出発しました。



・・・・・・・・・・・・・・



あっ!づれて来ていた手のテープを付け替えそこねた・・・・@$%#&*☆!?



いや、大丈夫私たちには満月がついてる!絶対守られてる!!!



あと約40KM強・・・乗り切れる!


右手の平の真ん中辺りに痛みが走るけど、肩も腰もクリームのおかげでホカホカしてる。


水も十分ある。



全て問題なし!



後はゴールを目指してリズムにのって漕ぐのみ!



時間は夜中の2時過ぎ。





しかし・・・この後、初めて体験する世界が待っているのでした・・・・。



つづく。



(写真1: 昼間の川)
(写真2: 真っ暗の中休憩地点Eへ到着)

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G'day!


レース最終スタートグループの私たちは、6時にスタートラインから出発しました。


30分も漕ぐと周囲も真っ暗となり、空を見上げるといつの間にか満天の星☆


月もまだ出ていない真っ暗な空です。



川沿いにポツポツと建つ家々見えてきました、そこから明かりが漏れています。なんだかのんびりだな・・・。


そのうちどこからともなくバべキューを焼く匂いがあっちこっちからしてきました。きっと、このレースを見学しながらお庭でバべキューをしている家庭が多いのでしょう。


私たちのボートは片側を15回漕ぐと、”ハット”という掛け声とともに反対側にオールを持ち替えてまた15回漕ぎ、また掛け声とともにオールを持ち替えます。

私たちの掛け声”ハット!”という声が暗い川全体に響き、それを真似るように子供たちの”ハット!”という叫び声がバーベキューの煙の立つあたりからも聞こえてきました。^^


なんだか・・楽しいな♪



レースコースのところどころにチェックポイントがあります。最初のチェックポイントAは、出発してから約12km地点にありました。そしてBはそこからまた7km・・とりあえずチェックポイントCまで余裕。この辺までは毎週3時間、25km−30km漕いでましたから十分許容範囲 (^^)V


Cを越えたあたりで3時間が経過しました。3時間以上からは私たちには未知の世界です。


それでもCからDまでは約5kmですから、割りに近い。その頃には背の高い木々の合間から時折見えるだけだった満月も空のかなり高い位置に上がっていて、真っ暗だった川に大きく丸い月の光が反射して、バべキューの匂いとともに、なんとなく気持を明るくしてくれました。


そして、チェックポイントDの後にくるEは、私たちの最初の休憩地点でもあります♪


既に3時間以上漕いでいましたが、次のチェックポイントでボートを15分降りることができる!っというのはかなり強い頑張りの動機となりました。


よし、もう少し、もう少しそしたら休憩!!! と自分を励ましながら漕ぎ続けました。



・・・ただ、DからEまでは10kmもあり・・やっぱり長い長〜〜い・・・><。。


そろそろ、限界だな・・って思っていたところで、チャックポイントEが見えてきました! 



”やった〜〜〜〜〜!”



そして陸の方から、我らサポーターたちが大きく手を振りながら叫んでいるのが見えてきました!(涙)


約40kmを5時間弱で漕いだきたことになります。予定通りのペース。^^



急いで岸に上がると、まずはトイレまで走ってすっきり。


レース中に食べれるのは消化の良いものを少量です。お腹が空になってしまうと体力的にも落ちますが、何より横っ腹が痛くなったり、お腹にガスが溜まってきたり、漕ぎ続けるには辛い状況を引き起こしやすくなります。なので、何か食べたいと思えるものを少量食べますが、普通の状態ではないので、自分でも何を食べたくなるかは予測できません。よって各自サポーターには、いくつかの選択ができるように複数の食べ物を用意してもらいます。


私は、おかゆと赤ちゃん用のパスタをそれぞれ別々のおわんに軽く一杯分づつ暖めておいてもうらうようお願いしておきました。

それ以外には、ホットチョコレート、スープもお湯を注げばすぐに飲めるように置いておいてもらいました。後は、万が一それだけでお腹が収まらなかった時のために、バナナとチョコレートも準備してあります。


濡れた服を乾いたものに着替え、ウォーターパックの水の量を確認し、ボートへ持ち込むスナックを補給し、結局おかゆに梅干と塩昆布を入れて食べました。おいしかった!


食べている最中に15分が切れてしまい、あわてて濡れた靴を履き直し、手袋をつけて、ボートに乗り込みました。



ふたたび陸にいるサポーターの皆に手を振って出発!また次の休憩所で待っててね!!!




このE地点からしばらくは、川の蛇行が続きます。ボートはカーブをする時はどうしてもスピードが落ちるので、スピードの調整の度に漕ぐリズムやペースが乱れやすくなります。


よって、次の休憩はここから30km地点のチェックポイントIとし、いつも練習してきた距離だから絶対乗り切れるっていう強い自信をもって漕ぎきる予定です。


iPodから流れる音楽に合わせて歌ったり♪ ”たった3時間いつもの距離だよね〜〜!!”ってお互い声をだしあって励ましあい、他の選手のボートをすれ違うときは、”こんばんわ!おたがい楽しもうね!”って声をかけあって、とにかく気持を明るく明るくもりあげて漕ぎました。


チェックポイントF、Gと通りすぎ、その辺りから背中と肩に塗っていた筋肉痛鎮静クリームの効力が消えてきたのを感じました。体が冷えてきて肩と腰が痛い!


さっきの休憩時間にクリームを塗りなおしたかったけど時間がなくて・・・><。。

手に撒いたテープもずれてきていて、手の平の辺りがジンジンしてる!! ><。。

おかゆにうめぼしと塩こんぶを入れたために、喉の渇きも強くなって水のなくなりも早い・・><。。

時間は夜中の1時過ぎ。疲労がどど〜〜んと背中に乗っかってきた感覚・・・。><。。。



。。。。ちょっと辛いかも!!!。。。。



ふと空を見上げたら・・大きな満月がずっと私たちを照らしてる。


今日は雨や雷の予報がでていたのに、空は澄み渡りこんなに大きな満月。それも真っ暗な川をこんなに煌々と明るく照らしてくれる、こんなに好条件の夜に漕いでいるってものすごく運がいい!!


もし、雨がふっていたら・・・苦しみはこんなもんじゃない!


これって、まるで何かに守られているようだ!
絶対漕ぎきれる!絶対私たちは大丈夫だ!

なんだか、急にそういう思いが広がって、HからIまでペースを落とすことなく乗り切ることができました。



遠くの明かりにサポーターの影が見えました!やった!!!ここで全て修復できる。



・・・しかし、これが最後の休憩でもあります。もうこの先はゴールしかない。



そんな事を思いながら、最後の15分の休憩に陸に上がりました。



つづく・・・


(写真1: 出発寸前の怪しい空)
(写真2: ボートに持ち込んだコースマップ)

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G’Day!

レース終了から一夜明けて、やっと元気も復活です。


出発の土曜日の朝、レースの会場となるHawksburyリバーへ、私のサポーターのP君、Rちゃんとともに9時半に到着しました。


まずは、早朝に運び込まれた私たちのアウトリガーカヌーの側にTテントを張って場所の確保。


前日まで、雨雷だったので、かなり天気は心配していたのですが、朝から晴天!かなり気温もあがり最高のボート日和!(^^)


まずはボートをトレーラーから下ろし、組み立て作業から始まりです。


総勢500人位の選手が参加しているレースですので、川沿いの公園にはたくさんの大小カヌーがところせましと並んでいました。

皆それぞれのボートを組み立てたり、ボート番号を貼り付けたり、必要な荷物を載せたり、めいめい夕方のスタートまでに準備をしています。



スタートは4時から開始し、カヌーの種類別にスタートグループが分けられていて、15分の差をつけてグループごとにスタートを切ります。スタートからゴールまでのタイムで勝負が決まります。


私たちの6人乗りアウトリガーカヌーは参加カヌーの中でも最大の大きさです。


通常は一人乗りカヌーか二人乗りカヌーで参加なので、彼らのボートの邪魔にならないように、私たちのスタートは一番最後のグループで6時です。




ボートの組み立て作業も終わり、みんなでお弁当を食べ、後は個人個人の準備時間となります。


私は少し車の中でお昼ねをした後、出発1時間前から着替え始め、


★背中と肩に筋肉痛鎮静剤を塗りこみ(これを先につけておくと漕いでいる間筋肉が温まり痛みずらくなります。)

★タンクトップ一枚の上に長袖2枚の重ね着。下はタイツにパドルパンツ。

★ウエストポーチにウォーターパックとスナックを入れ、

★ライフジャケットに懐中電灯&笛を装着させて着込みます。

★指はスポーツテープで巻きつけ手の平から指の付け根もグルグル巻きます。

★テープの上にボート漕ぐ用のパドルグラブ(手袋)をつけます。

★ウォーターバックから出ている長〜いストローを背中に引っ張り肩越しに口の部分を前に出して胸のところでガムテープでジャケットに貼り付けて・・ストローがすぐに口につけられるのを確認。

★・・・仕上げは・・・腰に手をあててオロナミンCの一気飲み、これチャイナタウンで見つけちゃったんです。みたら飲みたくなって・・(笑)なんかいくぞ!って感じでしょ。(*^ー^*)V


カヌー番号254、シート2番のパドラーは準備終了しました!!!!



ふと空を見上げたら、ちょっと怪しげに曇りがでてきて、う〜〜む、まさか夜に雨??

もう、ここまで来たら、雨が降ろうがアラレが降ろうが行くしかない!



チームの記念写真をカヌーの前で撮ったら、いざ出陣!!!


サポーターたちにボートを押してもらって、水にカヌーを下ろし、スタートラインゆっくり漕ぎだします。



ふと隣のチームを見たら、真っ赤なおそろいのシャッツに、真っ赤なカツラ・・・!!


ちょっと ちょっと かなりの余裕ではないですか!!


これから111km漕ぐっていうのに、さすが恐るべしオージーのタフさと遊び心がいっぱいだ。



サポーターたちに手を降って最後のお別れをしたら・・・気持を入れて、iPodのスイッチ入れて、GO!



6時のスタートの合図が鳴り響き、一斉にスタートしたときには、周囲も暗くなりはじめていました。



これから今だかつて経験したことのない、暗く長いレースの始まりです!



30分も漕ぎ出したら、空はどっぷり暮れて満点の星空!☆☆☆


いつの間にか怪しげな雲も消えていました。


明かりひとつない真っ暗な川を6人で乗り出しました。(もう引き返せない!!汗)


つづく

(写真1: チームテント)
(写真2: 参加チームのカヌーが勢ぞろい)
(写真3: 私たちのチームモトリークルーのカヌー!)
(写真4: 赤いカツラの余裕のお隣さん)
(写真5: スタートライン)

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