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武田先生 偽善エコロジー拝読いたしました。大変読みやすかったです。 実は先週、小学校6年生の娘に、こう言われました。 「森は、二酸化炭素を吸わないから、切ったり燃やしても関係ない」と友達のお父さんが言っていたというのです。学校でちょうど植物の光合成について習っているらしいのですが、そのお父さんの話で混乱してしまったみたいなのです。どうやら、何かの本を読んだお父さんが言っていたというのですが、以前から地球温暖化問題などについて、わずかばかりの勉強はしていていましたし、先生の著書を読んだりホームページを拝見しているので、すぐピンときました。 もしかしたら、武田先生の本を読んだのかもしれません 二酸化炭素を吸収しないというのは、植物が成長し、死を迎えたあとの、ひとつのサイクルで考えれば正しいのはわかります。しかし、植物は成長している時には二酸化炭素を吸収し、酸素を排出しているのは事実ですよね。 武田先生が言われることは事実ではありますが、この考え方だけを一般の人にをそのまま伝えるのは、二酸化炭素が問題とされている現在では、説明不足であり、不完全な認識を植えつけることになります。これは先生がよく言われるように正しい情報を伝えることが大事という考え方から言えば、「誠」の精神とはかけ離れてしまうように思いました。 先生の言われることを素直に受け入れると、植物の光合成による二酸化炭素吸収、酸素排出と言う実際に行っているプロセスを否定する形にもとられてしまいます。 二酸化炭素を吸収しないから、森林はなくても構わないと言う、ある種ひねくれた極端な認識をもたれてしまいます。 先生の言われるのは、カーボンニュートラルのことでなのですが、カーボンニュートラルの説明として、植物は燃やしても二酸化炭素を排出したことにはならないということが言われますが、でもこれはある意味、森林伐採や大規模な焼畑農業をしても二酸化炭素を増やすことにはならないから、制限する必要はないと容認する形になると思います。 カーボンニュートラルの理論は、私は非常に嫌いな考え方です。学術的な考えとしては問題ないですが、先生の良く使われる「誠」を考えた場合、事実ではありますが非常に残酷です。 まるで、運命的な出会いをし、コーヒー1杯で2時間一緒に過ごすだけでも、それがいちばんの幸せと思っていた恋人に、突然別れを告げられた。それを友人に話すと、「カーボンニュートラルだと思えばいい、いなかったと思えばいいじゃない」そう言われる感じです。 まあ、これは冗談ですが、「あったけど、なかったのとおなじ」みたいな考えは納得しにくいです。 それで、娘には、だいぶ脚色しましたが、こう説明しました。 何もなかった空き地の片隅に、ある日、鳥が飛んできて糞を落としていきました。その糞のなかには、鳥が食べた木の実の種が消化されずに混ざっていました。その種は少しすると芽を出し、だんだんと大きくなっていきました。 子供たちは、その芽がなんなのかはわかりませんでしたが、みんなで見守ることにしました。それは何年かすると人が登れるほどの大きさに育ちました。子供たちはその木の周りで、かくれんぼをしたり、木登りをしたりして遊びました。そしていつからか、その木は秋になると真っ赤な実をつけるようになりました。それは柿の木だったのです。 柿の木の成長とともに、いつの間にか大きくなった子供たちは、別の小さな子供たちに、その柿の実をとってやったそうです。大きな子供たちも、小さな子供たちも、真っ赤な甘い柿の実をおいしそうに食べ、そして一緒に遊んだりしました。 ところが、ある日大人たちが、その柿の木を切ってしまいました。子供たちはとても悲しみました。 そんな中、大きくなった子供の一人が言いました。「柿の木は、なかったと思えばいいじゃん」と それを聞いて、違う大きな子供はいいました。 「柿の木は、切られて無くなって、ずっと昔とおなじなってしまった」 「でもね、みんな柿の木に登って遊んだり、甘い柿の実を食べたりした」 「僕たちみんなをずっと見てくれてたでしょ」 「柿の木があったから、みんな仲良く出来たし、思いでもたくさんできたよ」 「だから、柿の木があったことは、すごく僕たちには良かったことだよ」 それを聞いた大きな子供たちと小さな子供たちは、そうだ、そうだとうなずきました。 そして、子供たちは、また元気に遊びはじめたのでした しばらくして、柿の木のあった空き地には、高層マンションが建ったということです。 こんな感じで、もちろん二酸化炭素の話はしましたが、現在の武田先生の影響力はとても大きなものになっています。 私は、武田先生の「誠」の部分で支持しています。しかし、若輩者の私から見て、もう少し付け足して説明をしてくれればいいのにと思うこともあります。 このようなことがあったということを、心の隅にでも置いていただけたら幸いだと思います。 お忙しいところ、ご拝読ありがとうございました。 武田邦彦氏へのメールです 木の二酸化炭素吸収(固定化)に絞っての話です 細かいところでは不正確で、訂正したいところもありますが、あえて原文です 突っ込みされないよう、お願いします |

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おはようございます。環境問題のブログを書いています。武田邦彦工学博士の記事を書きましたので、トラックバックをさせていただきました。
2008/9/15(月) 午前 10:17