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よしもと芸人 ベイビーギャング りんたろーの「明日晴れたら」
よしもと芸人 ベイビーギャング りんたろーのブログ

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最近、有難い事に
小さいお子さんに声を
掛けられる事がある。
 
 
「ねーねーサインちょうだぃ!」
 
「あぁいいよ。僕名前は?」
 
「名前?名前は大丈夫」
 
(ん?珍しい小僧だ
まぁでも俺様のサインの横に
貴様の名前なんざ書いた日にゃ
サインの値打ちがさがっちまうからな
なかなかかしこい子供でわないか)
 
 
「はいどうぞ」
 
「ちがうよ?」
 
(どぉゆうことだ?
ちがくわないだろ。
俺は確かに俺のサインを
この子供の色紙に記している)
 
「リザードンの方の
サインが欲しかったの!」
 
リザードンの方ってなんだよ!
の方なんてねぇわ!
ぶっ殺すぞ小僧!
 
こおゆう子供に遭遇した際は必ず
想像のなかで顔面におもっいっきり
膝をぶちこんでから馬乗りになって
意識が飛ぶまで何度も何度も
拳を降り下ろす
 
 
人形みたいに動かなくなったあたりで
我に帰り普段のいい大人に戻り
彼に優しく教えてあげる。
 
「お兄さんはね
リザードンじゃないんだよ?
人間。口から火もでないし
水にも弱くないんだ。
わかるかい?」
 
 
しかし最近の子供達の持ち球は
直球ばかりではない。
目の前で消えたり曲がったり
様々な球種を使い分けてくる。
 
先日も単独ライブのチケットを
手売りしていると男の子が
話しかけてきた。
 
「りんたろーさん!
僕ベイビーギャングさんが
本当に大好きで将来は二人みたいな
お笑い芸人になりたいんです」
 
 
こんなに嬉しい事はない。
俺達を好いてくれて
しかも将来は俺達みたいな
お笑い芸人を志してるという
 
僕に出来ることがあるのならば
出来る限りの事を彼にしてあげたい。
素直にそう思った。
 
ふと手元をみると
単独ライブのチケット。
 
僕等のことを好きで
いてくれてるのであれば
僕らの魅力が余すことなく
詰まった単独ライブを
みてもらうのが一番だろう。
 
 
「うわぁ僕ありがとね。
これ俺らの単独ライブのチケット
よかったらこれあげるよ。」
 
男の子は満面の笑みで答えた。
 
「それは大丈夫。」
 
なんでだよ。
お前俺らのこと
好きなんじゃねぇのかよ
あげるっつってんだぞ!
 
単独ライブ
 
見にこいやてめぇ!
 
僕が似ている有名人リストには
リザードン、ワニの他に
「村におりてきた優しい怪獣」
というものがある。
 
村におりてきた優しい怪獣は
村人達には恐れられ懸念される。
でもそんな怪獣の傷ついた心を
一人の子供が癒すのだ。
 
そして怪獣は言う。
 
「君は僕が恐くないの?」 
 
ただ僕は言う。
 
「僕は君達が恐い。
何を考えてるかさっぱりわからん」
 
夏の終わりと共に
小さな体に宿った悪魔におびえる
27才りんたろー。
 
ぺた!
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