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よしもと芸人 ベイビーギャング りんたろーの「明日晴れたら」
よしもと芸人 ベイビーギャング りんたろーのブログ

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僕は老人ホームで介護のアルバイトをしている。

僕はあまり女性からモテたとゆう
経験はないがここでは別だ。

おばあちゃん達からは
「りんちゃん!りんちゃん!」と慕われ

オムツ交換やお風呂介助の指名が
あとをたたない。

「りんちゃんじゃなきゃ
あたしお風呂に入らない
オムツだって替えなくていい」

そんなことまで言い出す
おばあちゃんも出てくる始末だ。

27歳にしてりんたろーにとって
初めてのモテキが到来した。

僕はそう確信していた。





あいつが来るまでは。。。。


それはいつもと変わらない
ある昼下がりのできごと。

午後のレクリエーションの時間に
ヒロが訪れた時の事だった。

「こんにちわー」

颯爽と現れた現代のハンサムの姿に
おばあちゃんの心は踊り色めき立った。

その目はまるで戦後間もない
元気のない日本に
現れ勇気と感動を与えた
銀幕のスターでも見るかのようだった。


いや大丈夫だりんたろー。
お前はこのおばあちゃん達と
二年の歳月を共にし
それどころか食事、排泄、お風呂から
就寝介助まで行ってきたんだ。

ヒロがいくらハンサムだからといって
簡単にひっくり返されるような
そんな脆い関係ではないのだ。

おばあちゃんの一人がヒロを見て言った。

「ゆ、ゆ、裕次郎の生まれ変わりだ」

ちげぇよ!ヒロだから!
Σ(゜Д゜;≡;゜д゜)

「ほんとだ!裕次郎だ!」

「ゆ、裕ちゃん」

一人のおばあちゃんの目に溜まった
涙は今にもこぼれ落ちそうだった。


なんでだよ!
ガチの銀幕のスターじゃねぇか。

「りんちゃん。
裕ちゃんの後ろにあるのは
あれかい?黒部のダムかい?」


なわけねぇだろ!ソファーだよ!
一日中そこで横になってんの
忘れたのかよ!
ヾ(。`Д´。)

「ほら裕ちゃんマイク」

おばあちゃんの一人が
最近うちの老人ホームに
導入されたDAMのデンモクを
慌ただしく叩く。

曲は石原裕次郎さんの代表曲
嵐を呼ぶ男。

「いやでもそんな急に言われても。。」

「そうだな。じゃあここは俺が」

「りんちゃん!」「えっ!」

「指くわえて見てて!」

なんでだよ!
それ俺が思うやつでしょ!
なんで見方まで指定されなきゃいけないの!?
(#゜Д゜)ゴルァ!!

「おいらはドラマー♪
やくざなドラマー♪」

そんでお前歌えんのかよ!
スター性ってこえぇな!

その声はマイナスイオンとなり
おばあちゃん達に降り注いだ。

しかしその効果は癒しだけに
とどまらなかった。

車イスのCさんが
つかまり立ちで3歩歩いたのだ。

マジかよヽ(´Д`;)


癒しだけでなく彼の歌声は奇跡を呼んだのだ。

嵐ではなく奇跡を呼ぶ男ヒロ。

ハンサムは時に医学の常識を超える。

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