加納忠幸のワイン飲もうよ

ワインを飲みながら徒然に書いた雑文です。

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 今回はぶどうについてのお話。

 宮崎県都農町にある都農ワインの工場長に決まった小原さんが、
都農ワインに来てみてその原料のぶどうを見てみてびっくり。
ぶどうが美味しいワインができる基準に
全く達していないのです。

 地元の農家とも話をするのですが、
北海道出身の小原さんのいうことを
なかなか聞いてもらえない。

 その時であったのが現在都農ワインで
土づくり&栽培アドバイザーをしている
有機農法研究会代表の三輪晋さん。

 三輪さんによればつのの土地は火山灰土壌で
植物に必要なミネラル分が欠如している。
そこで、肥料を植物栄養と捉えるのではなく
土壌栄養、微生物のえさと考える。

イメージ 1

この写真は落ち葉がだんだん腐葉土になるまでの説明。

 土にたい肥を投入すると、微生物が分解、
分解されたたい肥が接着剤の役割を果たして
土が小さな粒のようになる(団粒)。

 植物が吸収するのは肥料でなくこの団粒で
土壌づくりこそが農行の基本であるという考え方。

イメージ 2

実際に畑を見てみると、写真中央の土づくりを行った場所と、
左側の土づくりを行っていない場所では
植生が違っています。

イメージ 3

三輪さんの農方法を採用することにより、

 節と節の間隔が短くなったり
 葉が大きくならなかったり、
 茎が赤く色付いたり

と、ぶどうを栽培する上で良い形となっています。

イメージ 4

建築廃材も、土壌をつくるための材料。

イメージ 5

こちらは、他の産地の流れと逆行して
垣根栽培から棚栽培へ変更したために
幹が異様に曲っているぶどう。

 詳しく書くとまだ幾らでも書くことがあるのですが、
詳しいことは都農ワインのサイトにおまかせします。

 要は都農でワイン用のぶどうを栽培するには
三輪さんの方法が最良の方法であり
小原工場長と三輪さんの出合いによって
最高のぶどうがつくられ
国産ワインコンクールで金賞を受賞するまでになったのです。

 都農ワインが美味しいのはこのお二人の力によるものが
大きいことが良く分かりました。

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