加納忠幸のワイン飲もうよ

ワインを飲みながら徒然に書いた雑文です。

ワイナリー訪問記

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 2月27日に、中央葡萄酒が企画した
「グレイスワイン ドメーヌ品質を探る会&プレミアムワインセミナー」
に行ってきました。
対象は酒販店やソムリエ等、ワインを商売にしている業界関係者です。

 11時に山梨県の北杜市明野町にある
ミサワワイナリー集合なので、
8:30頃家を出たら中央高速の車の数が少なく、
10時頃にはワイナリーに着いてしまいました。

 途中、高尾山の辺りから勝沼まで
ちょっと赤っぽく変色した杉の樹がたくさんあり、
目と鼻に大変苦しい思いをしながらのドライブでした。

 今回のイベントは大きく二つに分かれており、
最初は中央葡萄酒明野農場で行われた農場の説明と、
ぶどうの樹の剪定体験。
(グレースワイン ドメーヌ品質を探る会)

イメージ 1

 天気予報は午後から雨でしたが、
幸いずっと晴れて気温もあまり低くなかったので、
気持ち良い1日を過ごすことができました。
農場の向こうに見える山並は南アルプス。

 最初に農場長の赤松さんが色々説明してくださいます。

イメージ 2

私はこの明野農場には拓かれた2002年の翌年から来ているので
ある程度のことはもう知識として入っていますが、
今回はこの明野農場初体験の方もいらっしゃるので、
拓かれてからの経緯や、現状などの説明があり、
私も頭の中を整理することができました。

 説明をいろいろうかがった中で、初めて知ったこともいくつか。

イメージ 3
 
これは、水はけを良くするための暗渠へ、
空気を送り込むためのパイプが地面から顔を出しているところ。

イメージ 4

 剪定作業は私達が行うメルローの一角を残して既に終わっており、
剪定した枝葉このように短く切られて園に敷き詰められています。
そしてこれがぶどうの栄養になります。

イメージ 5

 剪定を終えた枝からは
暖かくなったためか雫が。

イメージ 6

 こちらは昨年甲州の植樹体験をした一角。
順調に育っています。

 そしていよいよ剪定体験。
剪定は3つの班に分かれて行います。
私たちの班は潮上さんが担当。

イメージ 7

剪定の仕方を色々教授してくださいます。

 剪定方法はギュイヨ。
その方法は、

 1.一番下のワイヤーより下の位置にある枝を
   予備枝として残す。
 2.太めで節間の狭い枝を選んでそれを残す。
 3.他の枝は切り落とす。

といったところです。

 説明の後はさみを渡されいよいよぶどうの枝を切るのですが、
これがなかなか難しい。
下手に切ってしまうと中央葡萄酒の収量に影響を与えてしまう。

 ということである程度考えてから
潮上さんに許可を得てようやく切る作業に入ります。

イメージ 8

実際に切っているところ。
太い枝を切るため力が入り、口にも力が入っています。

 そこに登場したのが三澤社長。
 
 「どのように切るか考える過程が大切 」
 「ちょっとくらい間違えても予備枝さえちゃんと残せば
  来年には元に戻る。」
 「収量がちょっと減っても全体から見ればわずか」
 「万一間違えて収量が減っても鳥に食べられるよりは少ない」

といった心強いお言葉があり、一安心といったところでした。

イメージ 9

 せっかくなので三澤社長と記念写真をパチリ。

 私は剪定体験はこれで3回目ですが、
前2回は少し時間が経つと忘れてしまう。
今回は忘れずにいられるか、
近い内に我家のぶどうを剪定して試してみたいと思います。

 剪定体験の後は場所をミサワワイナリーに移し、
今度はミサワワイナリーでできたワインのセミナー。
講師は三澤彩奈さんです。

イメージ 10

 テイスティングしたワインは

 2009 グレイス茅ヶ岳 白
     茅ヶ岳山麓(穂坂)産甲州種 EU基準認定ワイン

 2010 Misawa Vineyard V.S.P. (仮称) (タンクサンプル)
     三澤農場産甲州種 垣根方式による栽培

 2009 キュヴェ三澤 白 プライベートリザーブ
     三澤農場産シャルドネ 特別ロット

 2009 Serena Estate シャルドネ
     三澤農場産シャルドネ

 2008 Grace Traditional Method (仮称)
     三澤農場産シャルドネ、ピノ・ノワール 瓶内二次発酵

 2008 キュヴェ三澤 白
     三澤農場産シャルドネ

 2009 キュヴェ三澤 白 プライベートリザーブ
     三澤農場産シャルドネ

 2008 キュヴェ三澤 赤
     三澤農場産カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ

 2009 カベルネ・ソーヴィニヨン (バレルサンプル)
     三澤農場産カベルネ・ソーヴィニヨン

の8種類。

 彩奈さんのワインに対する想いを表現したワインたちです。

イメージ 11

個々のワインについてのコメントは控えさせていただきますが、
初めてミサワワイナリーを訪れた人たちも多かったようで、
彩奈さんの説明には大変力が入っており、
彼女の意気込みを強く感じました。

 三澤彩奈さんはここのところどんどん話がうまくなっており、
話の説得力も増しているように思います。

イメージ 12

 最後はミサワワイナリーでのセミナー恒例の
併設レストラン「彩」のシェフによるプレートランチ。
私は運転なので試すことができませんでしたが、
ワインを飲みたくなるものばかりです。

 セミナーが終わって食事が始まった時刻は14:00過ぎ。
それまでぎっしるとプログラムを詰め込んだ
中央葡萄酒の力の入りようも相当なものです。

 私もこの意気込みを受け、
お客様にそれを伝えていくのが私の仕事であると、
認識を新たにした1日でした。

  ◆中央葡萄酒ミサワワイナリー◆
  山梨県北杜市明野町上手11984−1
  Tel: 0551-25-4485
 ワイナリーエリアを見た後は、ワイン・ミュージアムエリアへと移動です。
ミュージアムエリアはワイナリーエリアから
ちょっと坂道を登った左手にあります。
ここはメルシャンの前身、「大日本山梨葡萄酒会社」発祥の地。

イメージ 1

 もっと引かないと全体が分かりませんが、
右側のモダンな建物がワインギャラリー、
左側のクラシックな建物がワイン資料館です。

イメージ 2

 ワインギャラリーではメルシャンの色々なワインを
1杯100円から試飲することができます。
また、こちらでは軽食やおつまみも用意されています。

イメージ 3

 ワインギャラリーの建物は向かいにあるワイン資料館のイメージにあわせ、
白とこげ茶をベースにデザインされており、
ギャラリーには上の窓から間接的な光が差し込んでいます。

イメージ 4

 こちらはワイン売場。
メルシャンの入手困難なワインも、ここでは手に入れることができます。

イメージ 5

 ワインギャラリー側からワイン資料館を見たところ。
白い柱がたくさん立っていますが、
この柱で縦横に貼られたワイヤーを支えており、
将来的にここはぶどう棚になる予定。

イメージ 6

 こちらはワイン資料館の内部。
昔使ったワイン造りの道具や、
メルシャンの歴史についての陳列などがあります。
ちなみにこのワイン資料館の建物では実際にワイン造りが行われていました。

イメージ 7

 ワインギャラリーから見てワイン資料館の右奥にある「祝村ヴィンヤード」。
これは、見学者のためにつくられたぶどう畑で、
メルシャンがつくっている色々な醸造用のぶどうを実際に見ることができます。

イメージ 8

 祝村ヴィンヤードから見た、ワインギャラリー。
白とこげ茶で、ワイン資料館と見事に調和が保たれています。

 以上がワイン・ミュージアムエリア。
ここの目玉は上にも書きましたが100円で色々なワインを試飲できること。
遠くの山々を眺めながら色々試飲していると、思わす長居をしてしまいそう。
ちょっと今度の週末に行ってみたくなりませんか。
  
  ◆シャトー・メルシャン
  山梨県甲州市勝沼町下岩崎1425-1
  Tel: 0553-44-1011

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 勝沼にある、メルシャン勝沼ワイナリーが、
数ヶ月をかけて大改装、9月1日にオープンしたので、
早速行って来ました。

 2002年3月1日に、ここメルシャン勝沼ワイナリーが
売店を団体客を滞りなく処理できるように大改装、
テイスティングサロン、ワイン資料館の裏手にぶどうの見本園をつくった時、
実は私もプロデューサーとしてお手伝いをしていたので、
このワイナリーにはことのほか親しみを持っています。

イメージ 1

 さて、着いてみると私がつくった売店は見事になくなってしまい、
売店のあった建物の周りが金属の網で囲まれています。
これはこれから蔦を這わせるための網なのだそうです。

 写真1階の左側のドアを入ったところがビジターセンター。
見学者はここで受付を済ませます。

イメージ 2

 ワイナリー見学は有料で、楽しむコースと識る(しる)コースの2つ。
平日は楽しむコースのみ1日2回。
土日は楽しむコースが2回プラス識る(しる)コースが1回の合計3回。

 ただ、楽しむコースの定員は15名、識る(しる)コースの定員は10名なので、
ウイークデーで最大30名、土日で最大40名しか
見学することができなくなりました。

 これは、今まででしたら
いつでも行って見学を申し込めば見学できたのと
大きく方向転換なので行く人は要注意です。

イメージ 3

 まず案内していただいたのは、ビジターセンター3回にあるレクチャールーム。
ここは、得意先の営業マンなどへのプレゼンなどに使うのだそうです。
以前はこの部屋をお借りしてパーティーをさせていただいたこともありましたが、
もうそのようなことはできません。

イメージ 4

 ここは元ワイナリー事務所だったところが、
「麻井文庫」になっていました。
麻井宇介さんは本名を浅井昭吾さんとおっしゃり、
元メルシャンの醸造責任者。

 この麻井宇介さんを師匠と仰ぐ醸造家グループはウスケボーイズ」と呼ばれ、
現在若手醸造家の牽引車の役割を果たしています。

 さて、その麻井宇介さんのワインに関する蔵書を
奥様がメルシャンに寄付をされたのだそうで、
ここへ来ればいつでも読むことができるのです。

 この部屋は、小グループの試飲にも使うとのこと。

イメージ 5

 ここはビジターセンター地下の試飲カウンター。
ワイナリーツアーの試飲はここで行います。

イメージ 6

イメージ 7

 試飲カウンターから見える瓶熟中のボトルと、
ピュピートルに刺さった熟成中のスパークリングワイン。

イメージ 8

 これも試飲カウンターのすぐ横の熟成中の赤ワインの樽。
樽の中央部分が赤くなっているのは、フランスの高級シャトーのよう。
この赤く塗るのはワインの澱(おり)を使うのだそうです。
地下の部分は、大幅に改装が行われており、
この最初の区画で約100本の樽を並べることができるのだそうです。

 地下は合計で約500本(1段の場合)の樽をストックすることができ、
冷却だけをする区画、冷却と乳酸発酵を促進するため加温のできる区画、
白ワインの樽発酵をさせるためのベンチレーションを備えた区画の
3つの区画に分かれているとのこと。

イメージ 9

 これは樽の保管庫の方から試飲カウンターを見た写真。
試飲カウンター手前の証明の色が少し皮って見えているところが
上の写真の赤ワインの樽が並んでいる部分です。

 手前のこのあたりは、まだ空っぽで、
これからよそに置いてある樽を運んでくるのだそうです。
ちなみに、一般の見学者が入れるのは試飲コーナーまでで、
今回は特別に入れていただきました。

イメージ 10

 ここは別の建物にある醸造設備。
まず建物に入ってすぐあるのは大きさが小さい醸造タンク。
小さいタンクを使うことによって畑の区画ごとに
別々に仕込んだりすることができるので
小さいタンクを増やしているとのこと。

イメージ 11

 手前右のタンクをアップにしてみると1260リットル。
今年の8月に導入されたことが分かります。

イメージ 12

 こちらは大きい方のタンク。
どのタンクも水によって温度調整が出来るようになっています。

イメージ 13

 こちらは見覚えがある、発酵用の木桶。

イメージ 14

 今回、今までと全く異なるのは配管の多さ。
冷却、加温用の冷水と温水、
そしてタンクの上部のワインが入っていないところを満たす窒素ガス、
その3つがどのタンクにもすぐに接続できるようになっています。

イメージ 15

 配管をアップにしてみると、
それぞれに間違えないように色の帯が巻いてあります。

 なお、今までの写真では良くわかりませんが、
危険防止のために取り付けてある手すりは外れるようになっており、
ワインの移動にポンプを使わずに、
フォークリフトでタンクを持ち上げて
重力でできるようになっているのだそうです。

 ちなみにこの醸造設備も見学コースには入っていません。
また、この建物は内部が微生物や埃を防ぐため加圧されており、
外から中へ入る場合は2重の扉を通って入ることになります。

 ワイナリーエリアの見学はこれでおしまい。
今までの比較的自由にどこでも見ることができる状態から、
厳しく管理されたものに大きく変貌しました。

 良いワインをつくるためのいろいろな変更が加えられた点は
大いに評価できると思います。
ただ、見学者にとっては以前よりちょっと淋しくなったかも。

 次回はミュージアムエリアについてのお話です。

  ◆シャトー・メルシャン
  山梨県甲州市勝沼町下岩崎1425-1
  Tel: 0553-44-1011
 7月中旬、群馬県北部の昭和村にある、
奥利根ワイナリーへ行く機会がありました。

 奥利根ワイナリーがある昭和村は、
「日本で最も美しい村」連合に加盟する、
大変風光明媚な場所。

 群馬県北部の高原地帯にあって以前テレビで紹介され、
一度行ってみたいと思っていた場所でした。

イメージ 1

 関越自動車道を昭和インターチェンジで降り、
昭和村の高原地帯を10分弱走ると、奥利根ワイナリーに着きます。

イメージ 2

 門を入り、ぶどう畑の間を抜けると可愛い建物が見えてきます。
向かって左側がワイナリー、
右側が、事務所、売店、レストランになっています。

イメージ 3

 迎えてくださったのは醸造担当の松原さん。
山梨大学出身で小布施ワイナリーの曽我彰彦さんと同期だそうです。
最初にワイナリーの周りのぶどう畑を見学。
カリフォルニアの様なワイナリーを目標としているとのことで、
シャルドネ、カベルネ、メルロー、ジンファンデルなどを栽培しています。

イメージ 4

 訪問した7月中旬にはシャルドネの生育はこのような状況。

イメージ 5

 今年は湿気が多いため、
枝の途中から「気根」と呼ばれる根が生えてしまっているのだそうです。

イメージ 6

 ワイナリーは高原の頂にあり、元はりんご畑だったところ。
谷川岳を含む山並みが遠くに見えるはずですが、
今回は雲が掛かっていて残念。

イメージ 7

 見る方向を変えると、
榛名山や長野県方面の山並みが遠くに見えます。
このようにさえぎるものが何もないので一日中良く日が差し、
また、風通しも大変良いのだそうです。

イメージ 8

 こちらは社長の井瀬さん。
そもそもは農業とは別の畑出身の方で、
2001年、この土地に惚れてぶどう栽培を始めたのだそうです。

イメージ 9

 ぶどう畑の間に植わっている、ブルーベリー。
社長が摘んで食べさせてくださいましたが、粒が大きくて美味しい。
手が足りなくで摘みきれていないのだそうで、
見学に来た人は摘ませて下さるようです。

 また、このブルーベリーは
レストランでジャムにして提供しているとのこと。
ワイナリーでは堆肥を作るために牛も飼っているそうで、
搾った牛乳はチーズを作ってレストランで提供。

イメージ 10

 こちらはワイナリーから見える農地で作業をしているトラクター。
トラクターから10mほど伸びた腕から、
効率良く農薬を散布しています。
大きな畑も、このトラクターを使えばすぐに作業が終わってしまいそう。

 社長のお話ではワイナリーがある昭和村の農家は
1戸当たりの農地の広さが大きく大変利潤を上げており、
後継者問題で悩むことも全くないとのこと。

 農地は普通数年使った後、休ませる必要があるのが、
このあたりは休ませるタイミングでこんにゃく農家に貸すのだそうです。
こんにゃくを作ったあとの農地はまたすぐに作物が作れるまで、
地味が回復しているとのことで、他の産地と比較して、この点も有利との話。

イメージ 11

 さて、こちらはワイナリーの中。

イメージ 12

 個人経営のワイナリーなので規模は小規模。
中型のタンクが並んでいます。

 現在ワイナリーでは自社栽培のぶどうを使ったワインのほか、
輸入原料を使ったワインも造っていますが、
葡萄の樹がかなり大きくなってきたので、
今後は自社栽培葡萄によるワインが色々期待できそうです。

 日本では滅多にない、ぶどう畑に囲まれたワイナリー。
昭和村観光を兼ねて日帰りドライブに超オススメです。

  ◆奥利根ワイナリー
  群馬県利根郡昭和村大字糸井字大日向6843
 月山ワインのワイナリーは
鶴岡市と山形市を結ぶ国道112号線沿い、
道の駅月山にあります。

 今回は鶴岡市方面から向かいましたが、
途中道沿いに地元の食材を使ったイタリアンで有名な、
アル・ケッチャーノを発見。

 実は、事前にお昼の予約を入れようと思ったところ、
この日は貸切となっており予約が出来ずに断念。

 アル・ケッチャーノを通り過ぎて平野部から山間部に入り、
かなり走ったところに道の駅月山がありました。

 さて、前回の続きで畑を見た後、今回はワイナリーを見学。

 ワイナリーは渓谷沿いに建っており、
ワイナリーの前の国道が出来る前は、
渓谷を渡った反対側のトンネルが国道だったとのこと。
そのトンネルがワインの貯蔵所になっているとのことで、
トンネルをまず見学。

イメージ 1

 ワイナリーからこのつり橋を渡ってトンネルへ向かいます。

イメージ 2

 つり橋の真ん中に、こんな看板が。
なんと、このつり橋「ふれあい橋」が
日本のバンジージャンプ発祥の地なのだそうです。

 ただ5年ほど前に、
下で飛び降りた人を受けるボート係の人がなくなる事故があり
現在は行われていないとのこと。

イメージ 3

 トンネルの中では、樽や

イメージ 4

瓶が熟成の時を刻んでいました。
温度は年間を通じてあまり変わらず、
ワインの保存に最適とのこと。

イメージ 5

イメージ 6

 こちらはワイナリーの中の醸造施設。
一村一品運動の一環で地元にたくさんある山ぶどうからワインを造ろうと、
農協が主体となって昭和54年に製造開始したワイナリーということで、
醸造設備はちょっと古め。

 このちょっと古めの醸造設備を駆使して
阿部さんは美味しいワインを作り出しているのです。

 特に発酵のときの温度管理には
自作のジャケットをタンクに巻いて
コントロールをすることも。

 また、白ワインについては酸化に気を使い
絞った果汁については炭酸ガスでふたをして
酸化を防いでいるとのこと。

イメージ 7

 見学の後はいよいよ試飲。
試飲場所は、なんと、社長室でした。
窓から渓谷を望むことができ、
大変明るい部屋です。

イメージ 8

 試飲したワインはこの4種類。
右から、

  ソレイユ・ルバン甲州シュール・リー 2009
  ソレイユ・ルバン Seibel 9110 シュール・リー 2009
  月のささやき 山ソービニオン 2008
  ソレイユ・ルバン ルージュ 2008

 甲州は、まだつくり方が決まっておらず、
毎年少しずつ違っているとのこと。
2008は補糖を少し多めにして厚みを出したのだそうですが、
試飲した2009はそれよりも繊細さを強調するため補糖も少なめ。

 数日前に瓶詰めしたばかりという甲州ですが、
りんごやみかんのようなフレッシュな香りで、酸が非常にきれい、
勝沼の甲州にはない、爽やかなタイプの甲州です。
(ちなみに、ボルドー液もずいぶん前から使っていないとのことです。)

 セイベルも爽やかなのですが、
後味にちょっと違和感有。

 月のささやきは、山葡萄とカベルネを掛け合わせた
山ソーヴィニヨンからできたワインですが、
柔らかな味わいの赤。

 糖度も上がり酸もしっかりしているぶどうなのだそうですが、
MLFをかけて酸をやわらかくしているとのこと。

 ソレイユ・ルバン赤は、山ぶどうにカベルネをブレンドしたワイン。
カベルネをブレンドすることによって味に深みが出ています。
ジビエとの相性が良さそう。

 それにしても日曜にもかかわらず
ゆっくりご案内いただき、
阿部さんのワインづくりに対する真摯な姿勢を
大変強く感じることができました。

 これからどんどん良くなっていくワイナリーだと確信しています。

  ◆月山ワイン山ぶどう研究所
  山形県鶴岡市越中山字名平3-1
  Tel: 0235-53-2789

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