加納忠幸のワイン飲もうよ

ワインを飲みながら徒然に書いた雑文です。

国産ワイン

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 7月23日に国産ワインコンクール審査会の取材に行ってきました。

 私が審査会を自分の目で見たかったのは、
審査の方法がどれだけ厳正なものか、
自分の目で確認したかったから。

 と言っても、審査会そのものは一般には非公開なので、
まずは、山梨県庁内にある
国産ワインコンクール実行委員会に電話し、
取材の申し込み。

 私が国産ワインコンクールの公開テイスティングに
第2回目から参加していることや、
Webダカーポコラムを書いていることを説明、
幸いにして取材の許可を得ることができました。

 送られてきた資料を見ると、21日から23日まで、
取材できる時間は結構あるのですが、
写真撮影が許されるのは21日の一般審査が40分、
23日の本審査が30分のみ。

 やはり、本審査を見たかったので
23日9:30からの撮影許可時間に行くことに決めました。
会場は甲府富士屋ホテル。

 さて当日、車に乗ってナビを設定してみると、
予想到着時間が9:30となっておりびっくり。
いつも勝沼へ出かける時間から考え、
ちょっと先だと思っていたのが、甲府は遠かった。

 それでもウイークデーなので高速に乗ってからは順調で、
途中ちょっと事故渋滞はあったものの、
会場の甲府富士屋ホテルには9:10頃到着。
何とか間に合いました。

 受付で「取材」と書かれたカードをもらって首に掛けます。
会場の外で待っていると、審査員の方々が、
次々と会場の中へ入っていきます。

 審査員の方々は以下の24名。

 ジル・ド・ルベル
   ボルドー大学醸造学部教授
 デニス・ガスティン
   ワインジャーナリスト
 小濱元
   東京国税局課税第二部鑑定官室主任鑑定官
 後藤奈美
   酒類総合研究所醸造技術基盤研究部門副部門長
 柳田藤寿
   山梨大学ワイン科学研究センターセンター長
 藤野勝久
   日本ワイナリー協会参与
 小飼一至
   日本ソムリエ協会会長
 樋川芳仁
   山梨県工業技術センター支所ワインセンター支所長
 阿部誠
   (有)M.I.A. 代表取締役
 児島速人
   米国ワインエデュケーター協会理事・日本支部長・アジア統括
 田辺由美
   ワインアンドワインカルチャー代表取締役
 松本信彦
   葡萄酒技術研究会エノログ部会役員
 内藤彰彦
   道産ワイン懇談会代表
   池田町ブドウ・ブドウ酒研究所製造課長
 河西由喜
   道産ワイン懇談会代表
   北海道ワイン品質管理室室長
 澁谷昭
   道産ワイン懇談会推薦 消費者代表
   ノボテル札幌 シェフソムリエ
 大沼寿洋
   山形県ワイン酒造組合代表
   月山トラヤワイナリー専務取締役
 大浦宏夫
   山形県ワイン酒造組合代表
   大浦ぶどう酒
 横山広信
   山形県ワイン酒造組合推薦 消費者代表
   小島洋酒店山形営業所シェフソムリエ
 菊池敬
   長野県ワイン協会代表
   林農園専務取締役
 戸川英夫
   長野県ワイン協会代表
   安曇野ワイナリー 常務取締役工場長
 北村秀雄
   長野県ワイン協会推薦 消費者代表
   北村酒店代表取締役
 大川栄一
   山梨県ワイン酒造組合代表
   サントリー酒類 登美の丘ワイナリー所長
 有賀雄二
   山梨県ワイン酒造組合代表
   勝沼醸造代表取締役
 長澤宏
   山梨県ワイン酒造組合推薦 消費者代表
   ながさわ代表取締役

 歳を取った方が多いのは確かですが、
現在選びうる、審査に公平性を持つことができる 
妥当な人選なのではないでしょうか。

 さて、いよいよ9:30になり、会場へ入ることが許されます。

イメージ 1

 大きな部屋の中はパティションで4つに仕切られ、
審査員の方々は6人ずつ4つのグループに分かれて
審査をされていました。
奥からA、B、C、Dグループです。

 Aのグループは既に担当の審査が終了したのか、
審査最終日の23日にはB、C、Dの3つのグループのみが
審査をしていました。

 また、面白く感じたことは、
審査員が全員白衣を着ていること。
私はワインコンクールの審査を見るのが初めてなのでわかりませんが、
ワインコンクールではこれが常識なのでしょうか。

イメージ 2

 B組。北米系品種白の審査です。
奥に中央葡萄酒の三澤彩奈さんが見えますか、
今回は通訳が役目。

イメージ 3

 C組。審査員名簿に名前が載っていない、
丸藤葡萄酒の大村さんがいらっしゃりなぜなのかと思っていましたが、
後から写した写真を良く調べてみると、
実行委員会大村春夫委員と名札に書いてあります。

 確かに24名の審査員が4つのグループに分かれれば
1グループあたり6名。
ところがどのグループにも7名の方がいらっしゃるのは、
1名が実行委員であることがようやくわかりました。

イメージ 4

 D組。こちらはロゼの審査です。

 審査は、一定時間試飲を進めた後、
コの字型の奥の席、実行委員の隣に座っている審査員が仕切り役となり、
それぞれのワインの点数について話し合って決めます。

 ただ、具体的にどのようにして決めるかの説明がなかったので、
細かい審査の運営方法については、
見ているだけでは良くわかりませんでした。

 それぞれの審査員の得点の平均点が、

   金賞  17.5点以上
   銀賞  15.5点以上
   銅賞  13.5点以上
   奨励賞 12点以上

でしょうが決定します。

イメージ 5

 こちらはワインの準備の様子。
7名分のグラスにスタッフが1本ずつワインを注いでいきます。
一度に審査するのは最多で10本までのようです。

イメージ 6

 間違えが起きないよう、
審査員のどの位置にグラスを置くかが図示されています。

イメージ 7

 そしてスタッフがこのように審査員にグラスを配ります。

イメージ 8

 審査中のワイン。
もし審査員が試飲ワインの継ぎ足しを要求した場合、
スタッフが、審査員からグラスを預かり継ぎ足しをします。
審査員がボトルに触れることはありません。

イメージ 9

 ボトルの置いてある位置と、審査員の位置関係。
審査員はボトルを見ることはできますが、
ボトルが遠いので、
ボトルを見てそのワインが何かを判断するのは
困難だと思います。

 私がここへ行くまで一番気になっていたのはこの点。
プロの審査員がボトルを見れば、
ある程度そのワインが何か絞込みができるのはと思っていましたが、
このように審査員がボトルに触れる機会はないので、
ほとんどそれは不可能だと言うことがわかりました。

 許された取材時間が30分と短く、
また何も説明がなかったので詳しいことまではわかりませんが、
国産ワインコンクールの審査方法については
これ以上できないのではないかと思えるほど
厳正だと言う印象でした。

 今年のコンクールは出品ワインが
690本、104ワイナリー、25道府県と過去最高。
(昨年は680本、101ワイナリー、22道府県)

 入賞ワインが発表される、
8月3日が楽しみです。
ホームページでは17:00頃発表となるそうですので、
皆さんもチェックしてみませんか。
 中央葡萄酒ミサワワイナリーで4日に行われた、
「キュヴェ三澤 Dicision The Value 2010」というイベントに
行ってきました。

 このイベントは小売店や、飲食店が対象。
キュヴェ三澤の先行販売価格を、
このイベントの参加者が決めるというもの。

 今回はスケジュール場ぎっしりと決められており、
最初は明野農場の視察。

イメージ 1

 案内役は農場長の赤松さん。
農場ができたときの話から土壌改良その他、
熱く語ってくださいます。

イメージ 2

 畑ではぶどうの実がだいぶ成長していました。
これはカベルネ。

 話を聞いていて面白かったことの一つは、
この明野の土地は晩熟のカベルネに向いていることがわかったということ。
明野のカベルネの収穫時期は11月初めなのだそうですが、
9月の長雨の後10月の好天の恩恵を最大限に受けられるからなのだそうです。

 もう一つカベルネに関する面白いお話は、
当初コンサルタントの話を聞いて、
新梢を上と下に伸ばすスマート・ダイソンという剪定方法をとったものの、
肥沃でないこの明野農場に向いていないことがわかり、
他の方法に切り替えたとのこと。

イメージ 3

 農場開設時に植えられたこのカベルネは、
選定方法が変わったため、幹が斜めに傾いています。

イメージ 4

 こちらは最初に高畝式を採用した畑。
水はけが良いということで採用した高畝式ですが、
土作りも高畝だとやりやすいことが判明。
また、ぶどうの節間も高畝の方が短いのでいいことずくめ。

 現在は甲州の畑に高畝を採用しています。
また、カベルネ・フランも岳畝の方が良いものが取れるとのこと。

イメージ 5

 こちらは畑見学の後の、ワイナリー見学。
手前の大きい樽は500リットル(普通の樽の倍)入り、
あまり樽の香りを強くつけたくない、白ワインを仕込むときに
この大樽を使うのだそうです。

イメージ 6

 スケジュールは立て込んでおり、
ワイナリー見学の後は、ワインメーカー三澤彩奈さんによる
今日判定するワインを含むワインの説明。

イメージ 7

 白が4種、左から

   キュヴェ三澤甲州 明野農場 2009
   キュヴェ三澤 白 2008
   キュヴェ三澤 白 2009
   キュヴェ三澤 白 Private Reserve 2009 (特別ロット)

イメージ 8

 赤も4種左から

   キュヴェ三澤 赤 2007
   キュヴェ三澤 赤 2008
   キュヴェ三澤 赤 Private Reserve 2008
   カベルネ・ソーヴィニヨン 2009 (バレルサンプル)

 これらのワインを彩奈さんのお話を聞きながら試飲するのですが、
彩奈さんのワイン造りの基本は
ぶどうの持っている力をどのようにワインに表現するか、
ということが良くわかりました。

 つまり、余計な手を加えないということ。
補糖や補酸をせず、
ボトリングに当たっても無清澄、無濾過。

 このようなワイン造るためには
いかに良い原料ぶどうをつくるかにかかっています。

 毎日のように畑に出てぶどうと対話し、
ぶどうを食べて収穫期を見極めてそれを仕込む。
彩奈さんはそれを実践しています。

 ワインは白も赤も大変きれいな仕上がりになっていました。
ただ辛いのは、この熱い話をうかがった後、
ワインの価格を判断しなければならなかったこと。

 何も効かずにワインだけ出されて、
これの価格を決めてくださいといわれれば簡単ですが、
話を聞いた後ではなかなか大変です。

イメージ 9

 キュヴェ三澤 白 2008と、キュヴェ三澤 赤 2008の価格を判断して
この用紙に書いて投票します。
困ったことに、見て分かるとおり記名式。

 今回の出席者約50名のこの投票価格の平均が、
中央葡萄酒が想定した最低価格をオーバーしていれば、
それが先行販売価格となります。

イメージ 10

 投票が済んでから集計作業が行われている間は
地元の食材をふんだんに使ったランチ。
ミサワワイナリーに隣接するレストラン彩の食事は
三澤社長夫人が担当しており、いつも大変凝っています。

 さて、食事が終わった頃、
いよいよ集計結果が発表になりました。
白も赤も最低想定価格を上回ったとのことです。

 私がつけた価格は、赤も白もこの価格を上回っていました。

 先行販売価格がこの価格なのですから、お得感アリ。
ちゃんと仕入れますので、、販売時はご期待下さい。
 というタイトルで、中央葡萄酒の三澤彩奈さんをお迎えして
2月27日に柏屋でワイン会を開催しました。

 彩奈さんには今まで何度かラブコールを送ったものの、
非常に忙しいスケジュールをこなす彩奈さんとなかなか合わず、
ようやくスケジュールを調整していただいて実現しました。

 彩奈さんは3月中旬からチリへ醸造研修へ行く予定。
その直前に何とか食い込ませていただいた形です。

 さて今回は、彩奈さんが力を入れている甲州のワインと、
彼女の職場である中央葡萄酒ミサワワイナリーのワイン造りについて
お話をしていただきました。

イメージ 1

 おかげさまで、今回は彩奈さんの人気の高さを物語り
ワイン会は大盛況。
通常よりもテーブルを増やして開催。

 残念ながら私はワイン会の運営をしていたため、
詳しくメモをとることができず、
彩奈さんのお話の具体的内容については書くことができないのですが、
経験に基づいた足が地に着いた内容で、
大変説得力があるお話でした。

イメージ 2

 彩奈さんとのお付き合いは3年ほどになりますが、
どんどん成長されていくのを感じることができ、
将来が楽しみ。。

 なお、詳しい内容につきましては、
参加されてお客様の中にライターの方がいらしたので、
その方にちょっとお願いをしてしまいました。

 書いていただけたらまたご案内をしますので、
楽しみにしていただければと思います。

 彩奈さん、ありがとうございました。

おでんには?

 おでんに合わせるワインは何が良いか考えたのですが、
国産ワインの中から選んだのが

イメージ 1

イケダワイナリー甲州遅摘み
和風だしとの相性が良い甲州で、
少し甘味のある味わいがおでんに合うのでは?

 と思って合わせたところ、
抜群のマリアージュでした。
美味しかった。
 先日、エーデルワインから
大変珍しいワインをいただきました。

イメージ 1

 「ぶどうの匠(たくみ)」という名前のワインです。
これは、今年の夏、
エーデルワインへ行った時にも見たことがないワインで、
調べてみると10月に発売されたもの。

 これはエーデルワインが2008年からぶどう栽培農家と取り組んでいる
「ぶどうの匠」プロジェクトのワイン。
栽培農家ごとのぶどうで醸造した付加価値の高いワインを販売し、
農家の収入安定と栽培意欲の向上を図るのが狙いなのだそうです。

 さらに、環境に優しい農業を実践している
エコファーマー認定栽培者のブドウを原料にすることで、
安全・安心なワインを消費者に提供できると、
昨年の栽培から醸造まで農家とエーデルワインが
一緒に取り組んだとのこと。

 ワインの首には栽培農家の説明入りのカードがついており、
ラベルには農家の方のイラストが書いてあります。

 白ワインは「リースリングリオン」を栽培した
高橋忠勝さん、和子さんご夫妻のワインで、
405本の限定醸造。

 赤ワインは「ツヴァイゲルトレーベ」を栽培した
佐々木藤吉さんのワインで、206本のみの限定品。
なんとこの佐々木藤吉さんは、
夏にエーデルワインへ行ったときにお会いしたばかり。

イメージ 3

 ということで、まず佐々木さんのワインから開けました。

イメージ 2

 タンニンがしっかりしていますが、大変柔らかい味わい。
硯石の産地だけあって、ミネラル分も感じます。
飲んだ後のグラスには、梅干の香りがあり、
さすが、良いぶどうをていねいに仕込んだワインという印象。
 
 現在これらのワインを買うことができるのは、
エーデルワインのワイナリーのみとのこと。
1本2,500円。
岩手へ行く機会があったら、是非手に入れたいワインです。

 ところで、このワインを飲んだのは昨日、11月22日。
「いい夫婦の日」の夜は、このワインを二人で飲みながら、
静かに更けていきました。

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