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「青島高女の思い出(八)」
Kさんの思い出、第8号をお送りします。
私が子供の頃は「高足踊り」を見るのが怖くて、
大人の後ろに隠れながら覗いていました。
<(Kさんより)これからは幼い頃の思い出をお送りしたいと思います。>
『高足踊り』
多分、旧正月だと思います。
船の屋台の枠のなかに人が入り、
笛、太鼓、ドラムを鳴らし、
1メートル以上もある1本の木に足をくくりつけ、
屋台の回りを踊りながら街を練り歩くのです。
その後を沢山の人がぞろぞろとついて歩くのです。
親に叱られながらよく歩きました。
『中国の結婚式』
今は現代風のウェディング、タキシードの結婚式のように見受けられましたが、
私の子供の頃は、
銀行に働いているボーイさんの奥さんが、よく布靴を作っていました。
薄い木綿の布を何枚もご飯のりで張り合わせ、
靴底を作って干し上げ、
木綿の糸で刺しぬいをし、
靴の甲は刺繍をして靴底と縫い合わせて作るのです。
本当に上手に出来上がるのです。
その奥さんが、
「花嫁さんになるのには、
このように上手に靴を仕上げることが大事だ」
と言っていました。
そして、花嫁さんは,籠にゆられてご主人の家に嫁ぐのだそうです。
籠から家までの間は土を踏まないように
綺麗に刺繍された30センチ四方の布の上を渡って
婚家先にたどり着くのだそうです。
私も一度籠の中の花嫁さんを見たことがありますが、
ピンク色の中国服に飾られていました。
今はこんな姿は見られないでしょうね。
※「高足踊り」の写真がないのが残念ですが、
青島高女の校舎と授業風景などを載せました。ご覧ください。
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