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※写真は、青島のドイツ建築(李青氏撮影)。写真は本文記事と関係ありません。 「日本語辞書の選び方」 先日、Rさんが、 「先生、この辞書買ったんですけど・・・」 と言って、 かばんの中から日本語の辞書を取り出しました。 「この辞書は日本で評判がいいと言われて買いましたけど・・・」 「うーん」 その辞書は、 『ことばの解釈がユニークだ』 ということで評判になった辞書です。 中国でも出版されています。(海賊版か?) 「まあ、日本人にとってはいい辞書かもしれませんが・・・」 『言葉の解釈がユニーク』だからと言って、 外国人の日本語学習者にとっても、 いい辞書だ、 とは限りません。 外国人学習者にとっては、 単語の意味を、いかにわかり易く解説しているかが問題です。 日本で評判がいいからと、 中国人学習者にやたら薦めるのは困ったものです。 Rさんは続けて、 「単語の意味はわかりますが、 その使い方がわかりません」 と、不満げです。 日本語には、 似たような単語がたくさんあって、 それを日本人は、 『時と場合によって』 いろいろ使い分けているのです。 ですから、 使い方の例文がたくさん載っている辞書が、 『外国人学習者にとって使いやすい辞書』 ということになります。 日本には、 『国語例解辞典』 が、いくつか出版されています。 中学、高校生向きに、解説も易しく書かれていますから、 手元に置いておけば、 日本語学習に役に立ちます。 初級から上級までお薦めできます。 私が好きな辞書がもうひとつあります。 「小学館」から出版されている国語辞典です。 外来語が豊富で、 文法の解説も詳しく書かれています。 中級以上の方にお勧めです。 この辞書が何よりもいいのは、 横組版も出版されていることです。 今やパソコンの時代。 ほとんどの文書が横書きだというのに、 何故、辞書だけは縦書きなのか腑に落ちません。 横組版があるということは、 それだけでも欲しくなります。 これからの日本語辞書は、 『国際化時代にふさわしい日本語辞書』 です。 外国人に日本語を教えたことのある国語学者が中心になって、 ぜひ、外国人にも使いやすい辞書を作って欲しいと願っています。 ※冒頭の写真は、1905年建築のドイツ医薬品商店跡。 下の写真は、1901年建築。ドイツ膠州郵政局跡。
最後の写真は、1903年建築の私人宅です。
どんな人が住んでいたのでしょうか。 |
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