青島満帆

戦争は、勝った側も負けた側もこんな馬鹿馬鹿しいことはない」黄瀛

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西村唯雄の「海外体験記」(三)

3,インド (8/12〜27)

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インドの国といえば、ヨガだとか、コプラのおどりとか、

牛が街の中を悠々闊歩している得体の知れない不思議な国と思っていた。

ところが、1976年(昭和51年)8月、

日本政府の機関ODA(開発援助機構)より水産会社、

大洋漁業、日本水産、日冷3社に対し

イカ等の加工技術者を1名づつ選出しインドに派遣して欲しい、

身分はODA嘱託職員とし日本政府よりの派遣とする、という事だった。

私は大洋漁業からの代表、

各社から2名、計3名がインドに派遣される事になった。

我々3名は出発前外務省内のODA事務所に集合、

ODAよりいろいろ説明があったが

受け入れ側はインド政府の水産物輸出担当部所であり、

向こうのスケデュール通り動いてください。

アテンドは総てインド政府の役人がしてくれるとの事であった。

また、世話してくれた向こうの役人にお礼として渡してください、といって

真珠のネクタイピン等預かった。

派遣される中で一番年長であった私が一応リーダーとなってくれ、

ということで、まあしょうがないかと簡単に引き受けてしまつたが、

これがインド各地を回った時、

イカ等の加工について技術的指導をする前、

関係者大勢のまえで壇上に立って

加工、保管、輸出にいたるまでの工程を

簡単でいいからレクチュアしてくれとインド側から申し出があった。

これは困った事になったなと頭を抱えてしまったが、

インド側役人の中に日本の東京水産大学に留学し卒業した人がいて、

其の人が総て通訳し、皆に伝えるから日本語でOKですとの事、

水産、漁業に共通的な知識を持った人がいたことに

我々一行も安心したことは言うまでもない。

この人には最初の入国から最後出国するまでの期間随分お世話になった。

我々が無事役目を果し帰国出来たのもこの人のおかげと心から感謝している。

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  ↑笛を吹いてコプラを踊らせている。



【レクチュアと技術指導のインド国内の旅】

昭和51年8月10日東京発。

東京→バンコック→カルカッタ(インド入国2泊)→マドラス(4泊)

→バンガロール(1泊)→ツリバンドラム(5泊)→クイロン、コーチン)

→マンガロール(3泊)→ボンベイ(2泊)ボンベイ発バンコック

→香港(2泊)経由東京着(8月30日)



「東インド・カルカッタ」(8/12〜13)

カルカッタの飛行場に

インド政府海産物輸出担当部のチェアーマン外10人位の出迎えを受けた。

すぐホテルに案内され、その日は歓迎の昼食会。

お互い紹介しあって挨拶の言葉を交わしただけで終わり、

後は案内を付けて貰って市内見物となった。

案内人は東水大卒の日本語も非常に上手な

ナンビアという名の役人であったが、

帰国するまで我々の通訳と面倒を見ていただいた。

さて、カルカッタであるが

何処からこんなに人が出てくるのかと思うぐらい混雑した通りが多く、

噂どおり白い牛が仙人の様な動じない顔つきで

悠々と道路に寝そべっていたり、歩いている姿を見たが、

車や人はその様な牛を当然のように避けて通っていた。

理由を聞いてみた所、

ヒンズー教では牛は神々のお使いをする役をおおせつかっているので

大事にされているとのことであった。

又市中を走っているバスはどれもこれも満員状態、

それでもぶら下がれる所にはバスの外側に多くの人がしがみ付いて乗っている。

見ていると危なくて危険な行為のようだが、

インドでは低所得者の人が多く、

其の為ぶらさがって乗っている人からは

バス料金を徴収しないようにしているとのこと。

理由は色々有るもんだと思った。

夕刻カルカッタ第一の繁華街チョーロンギー通りを歩いて見たが、

物凄い混雑でレストラン、映画館、みやげ物店が軒を連ね、

人通りの多いのにはびっくりした。

迷子にならないように案内人の後ろに着いていくのがやっとだった。

宿泊したホテルはチョーロンギー通りにある(歓迎会のあった)

高級ホテルOberoi Grandであった。

ここの州政府はインド人に対しては法律で禁酒が定められていたが、

外国人に対しては飲酒OKで牛肉等の食事もとる事が出来た。

何ともヒンズー教の戒律は厳しいものだ。

しかし州によっては(キリスト教徒の多い州)飲酒OKの所もあるという。

インドという国は多種多様の種族民族から成り立っており、

公用語は対外的には英語となっているが、

国内では、14の言葉が公用語として用いられている。

その証拠に国内通貨のルビー紙幣の裏に

14の言葉で金額が書かれているのである。

実際に国内で通用している言語は30種類以上あるとの事であった。

インドは共和制をとって統一されているが・・

人口は10億を越す南アジアでは大国でもあるのである。

大変だなと思った。

(カルカッタの項、つづく)

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