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日本のドラマを見る楽しみ 秋のテレビドラマが始まりました。 番組表を見て、お目当ての女優が出ているドラマはないか、 どんな役者が出ているか、などとチェックしています。 私が日本のドラマを見るようになったのは、 90年代の終わりごろ、中国で日本のドラマブームが起きたときです。 中国ではビデオの普及を飛び越えてVCDが一気に普及し、 日本のドラマが店頭に並びました。 ブームに火をつけたのが「東京ラブストーリー」という恋愛ドラマで、 アメリカ帰りの明るい行動的な女性が、 失恋の悲しみを乗り越え、 新しい生き方を求めてアメリカへ旅立って行くというストーリーで、 その前向きな考え方に共鳴した中国の若い女性の圧倒的な支持を得たのです。 ↑現在の迎賓館。 その頃天津にいた私のところへ、 「先生、これ面白いよ」 と、学生たちがVCDを次々に持ってきてくれました。 もともと恋愛ものや純愛ものが苦手な私は 長い連続ドラマを見るのは苦痛でしたが、 ある日、キムタク主演の「ヒーロー」を見てから、 「日本のドラマ作りも捨てたものじゃないな」 と思うようになりました。 中国人学生と話を合わせるために見始めたドラマですが、 今ではすっかり日本のテレビドラマのファンになってしまいました。 朝起きてインターネットのメールをチェックすると、 次は、見たいドラマを探します。 夏のドラマでは、日本語上級クラスの張さんが、 「先生、“うぬぼれ刑事”が面白いよ」 と教えてくれました。 張さんにしてみれば “うぬぼれ”という日本語を覚えたのがうれしくて興味を持ったようです。 そのほか、「日本人の知らない日本語」というドラマもあり、 日本語教師を題材にしたものとして目につきました。 「竜馬伝」は欠かさず見ますし、 最近は朝のテレビ小説「てっぱん」も楽しめるようになりました。 「スクール革命」というバラエティ番組も見つけました。 日本のPTAが目くじらを立てている番組もありますが、 「お笑い」の好きな私としてはたまりません。 お笑い芸人の演技で思わず声を上げて笑ってしまうことがあります。 中国で日本のテレビドラマが見られると聞けば、 ひとこと文句を言いたい方もおられると思いますが、 あの「こうたくみん」の時代に、 朝から晩まで反日・抗日ドラマを流し続けた反動として 日本のドラマがブームを呼び、 反日にブレーキをかけたと思えば、 日本のドラマやアニメが中国人に広く見てもらえることは 大いに歓迎すべきことだと思います。
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2010年10月19日
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