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BF2D 各種整備について

BF2D 各種整備について
 
これまで10台のBF2Dをお手入れしました。

BF2DH     4台
BF2DK2     1台
BF2D6      4台
BF2D4      1台

これでD4以降コンプリート達成です。
まだ、2台分は記事アップしておりませんが・・・・

それぞれに個性があり、傷みかたも様々
 
使用頻度よりも使用後のお手入れの差で、大きく性能それに整備性が変わります。
ホンダのこのエンジンは人気があるものの、水冷方式と違い
真水によるフラッシングが不要な為、多くの場合使いっぱなしが多いように感じます。
 
なかでも「ネジ類の錆」
これはひどいです。放置されれば瞬く間に錆びます。

次に「キャブチャンバ―の錆」
3年以上の物は、ほぼチャンバ―ドレンが終わっています。
お手入れの差が明確に出る所です。

次に「ヘッドカバーの錆」
これは致命傷に繋がります。
ヘッドカバーに穴が空くほど錆がでたら、周囲のネジもダメでしょう
そうなると回復修理が非常に困難になりますからね。
 
そこでHondaさんは考えました。
『ステンレスヘッドカバー』
それとBF2DHからエキパイとヘッドカバーの固定ネジを「ステンレスネジ」に変更
 
うん、もういっちょ頑張って、
キャブチャンバ―もステンレス製を作ってくれ〜〜〜〜〜〜願
 


 
さて、所有者のみなさんは使用後にするべきことがありますよ
 
ガソリンタンクを年1回 空にして清掃しましょう
その際、ストレーナー(燃料フィルター)も清掃しましょう
 
そして、意外な曲者が実は身近に潜んでいるのです。
それは、携行燃料缶(特に赤いやつ)
まさか、スタンドに行って、直接船外機に給油する人はいないですよね?
必ず携行缶で買って来て、給油しているはずです。その携行缶。

こやつが悪役に変身しちゃいます。携行缶がいつも満タンならば心配いりませんが・・・
悪の根源は空気中の水分。

詳しく解説すると、
缶の中の空気中の水分が気圧、気温の関係で結露します。
そして缶の底に水として徐々に溜まります。それがちょっとずつ缶を侵食し、赤い缶だと錆が発生。そのまま放置していたら奴らは増殖していきます。
それが給油時に 船外機へ
50ccぐらいならば船外機のタンクの形状により、キャブへの侵入を防いでくれますが、それ以上はキャブへ流れてしまいます。
また、キャブでも10ccぐらいは引き留めてくれますが、それ以上となるとジェット類へ流れ込み、そこで初めて不調となります。

たぶん、なにもしなくても3年ぐらいは余裕なのでしょうが、キャブの中身が錆び、外も錆びていると簡単に穴が空きます。ひどいと5年程度で穴が空くでしょう〜
ステンレス携行缶ならば大丈夫か?と思われますが、錆はなくとも結露は起こります。
2年に一回、携行缶も空にして、中をきれいにしましょう〜
 
次、
動くうちに、キャブチャンバ―ドレンを動かしましょう
錆が発生しやすい場所です。2年放置でドレンは固着し動かなくなりますよ。
収納前には、コックを閉めて、エンジンが切れるまでチャンバ―内の燃料を消費します。

陸上でのエンジン掛けは空冷ですが2〜3分以内にとどめましょう。
それ以上では水バケツで通常使用時に水に漬かっている位置まで水中に入れた方が無難です。排気熱でプラスチック類がやられる恐れがあります。

それでもチャンバ―内には燃料残りがあります。
次回ひと月以上使用しない期間があくならば、チャンバ―ドレンから余り燃料を排出しておきましょう。燃料が古くなり腐れると、あとが大変です。
 
チャンバ―を空にしたあと、次の使用時にエンジンの掛かりが悪い時があります。
タンクの燃料が気圧等の関係でキャブに到達できず、ガス欠状態になっていることがあるのです。
その時の対処方法として YESのやっさんはガソリンタンクにマウスツーマウスで息を吹き込み、加圧方式をお勧めしています。

此奴等も熱中症か?

エンジンの掛かりが悪いと思った時、マウスツーマウスに抵抗がある方は、キャップを開け、コックを開け、チャンバ―ドレン開けて、燃料を少し排出してみてください。
それだけで掛かりが復活するはずです。
その為にも、チャンバ―ドレンは機能維持しておくことが有意義です。
 
 
それでも
エンジンンの掛かりが悪い時は、プラグカブリの可能性もあります。
プラグを取り出し、見てみましょう。湿っている時は乾かすか、予備のプラグを付けてみましょう。
また、エンジンの調子が不安定に感じたら、ジェット類の清掃が有効です
メインノズル、ジェットノズルの穴はとても小さく微細なゴミでも詰まります
また、燃料が古くなり、粘度が上がったりするとそれも詰まります。
 
間違っても、ガス欠なのに、エンジン不調と思わない様に。笑(整備中に経験あり)
 
それと、錆びやすいネジが多いです。
・エンジンマウント固定ネジ(下からの4本)
・エキゾーストパイプ固定のネジ(2本)
・ヘッドカバーネジ(4本)
・リコイル固定袋ナット(3個)
・ガソリンタンク固定袋ナットとワッシャー(2個)
・キャブとエアクリーナー固定ネジ(2本)
・アクセルワイヤー固定ネジと台座金具(1本)
・エアクリーナーサイレンサー固定ネジ(2本)
・キャブレタージョイントプレート固定ネジ(2本)
以上のネジが動くうちに、ステンレスへ変更はお勧めです。
 
3年に一回は上記ネジ類を動かして整備しましょう。
 
ゴミや糸の巻き付きがないか、割ピンを外し、
プロペラ周囲をたまには観察しましょう。
シャーピンは少しでも変形していれば交換する事。
 
使用後は綺麗に水洗い
錆が発生しやすい場所及び可動部にオイルスプレーしましょう
 
 
さぁこれで
あなたのBF2D
いつでも元気に活躍する事でしょう〜
 
 
 
 
 
あと一つ 注意事項が
絶対落水させないこと
奉納してしまうと、どうしようもありませんが。。。
 
もしも、落水させてしまった時はどうするか?
いや、水没させない様に十分注意して下さい。
 
それでも水没させてしまったらどうするか?
 
1・エンジンが掛かっていた状態
2・エンジンが温まった状態で、掛かってはいなかった
3・エンジンを掛ける前、懸架しようとして落水
 
それぞれの状態で対処方法、被害状況が変わります。
ですから、エンジン固定は常に確認して下さい。
奉納防止のロープを付けておくと、最悪落水しても奉納する事はないでしょう
さて、最悪「落水してしまった」としましょう
 
1 最悪です、下手するとクランクシャフトに繋がるロッドの破損
  ロッドブッシュの変形、クラッチハウジングへの浸水
早急に販売店へ。出来れば24時間以内に持ち込みましょう
時間が経てば経つほど、再起不能になる可能性が高くなります。
  
2 早急に、出来れば24時間以内に販売店へ持ち込みましょう
クラッチハウジングへの浸水でベアリング等が錆びると、特殊工具が必要です。
 
3 すぐに引き上げ、本日の出航は断念して下さい。
即対応であれば、重症にはならないです
  24時間以内にキャブ、クラッチハウジングまで分解する腕があれば、
復活させられるかもしれません
 
取扱い説明書には落水時の緊急対処方法が記載されています。
早急で的確な対処をすることで、救える場合と、お手上げ状態とに分かれます。
また、落水から分解までの時間の経過で、錆の進行度合いにより「洗浄」で済む場合と、「交換」が必要になる場合とがあります。
 
イメージ 1


当然、水没後そのまま24時間以上の放置では お手上げですよ・・・
また、分解清掃もせずに無理にエンジンを掛けようと試みないこと
空気は圧縮されますが、水は圧縮されず、ダメージが大きくなるだけです。
 
 我が愛機は滋賀県の「安原エンジンサービスさん」で購入しました。
お急ぎ便で送ることになるのかな?
セカンド機はオークションで仕入れたから・・・自分でしなきゃかな・・・
 
 
 
 
何度も書いてきましたが、

使用後のお勧めお手入れ
HONDA  BF2D
 
使用後、全体をやさしいシャワー等で軽く水洗いしましょう。
(燃料キャップと吸気コックはしっかり締めておきます)
下のアンダーカバー側も洗浄しましょう。(勢いよくしてはいけません)
ハンドルの付け根ボルトの下側も良く塩害がある所です。
次にアイドルポートから水を掛け洗浄して下さい(勢いよくOK)
燃料コックを閉め、エンジンを掛けチャンバ―内の燃料を消費させ残らないようにして下さい。
その際は、水冷ではありませんが、バケツに水をはり、排気熱でダメージを受けないようにしましょう。
キャブチャンバ―に下から防錆スプレーをしましょう
その他、可動部には注油される事をお勧めします。
 
使用後何もせずでは、塩害でやられますからね
 
オイル漏れについて
後方「2」のマークの下あたりからのオイル漏れは
ヘッドカバー付近からの漏れになります。
重大案件です。
ヘッドの錆により交換が必要でしょうが、そうなっていると
その他のネジも錆びているでしょから、厳しいものになると思います
 
逆に、吸気口付近からのオイル漏れは(ハンドルつけ根の反対側)
本体を動かした際のオイル移動で、ブリーザーチューブから
エアクリーナに抜けたオイルです。
少量なら異常ではありません。様子観察
 
オイル量は毎回確認して下さい。
増えていくのは水混入の可能性大
減っていくのはどこかで漏れている・・・
タンクへの水&ゴミの混入に気を付けましょう
糸の巻き込みが無いか、ペラ周囲の点検を時々行いましょう
オイルシールが傷つくと大変です。
 
オイルはこまめに交換するのがお勧めで
異常を早く見つける事ができ、正常な状態を長く維持できる秘訣でしょう〜
 


あ、でもこんなに皆でお手入れしちゃうと、町の修理販売店さんの
営業妨害になる???

いや、どこかで
「高馬力船外機はそれなりの金額で仕事になるが、2馬力などのお手軽船外機は、手間が掛かる割りに、収益が低い」
とぼやいていたのを見たことがあるから、
気にせず皆さんガンガンお手入れしましょうね♪

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