故・若山富三郎さんの長男で、28日に覚醒剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕された俳優の 若山騎一郎(本名・藤原敏章)容疑者(49)に続き、妻で女優の 仁美凌(本名・藤原芽英子)容疑者(33)も29日、同法違反容疑(使用)で千葉県警松戸署に逮捕された。2人は先月、都内で婚姻届を出したばかり。立ち会ったモッツ出版の 高須基仁社長(65)は「様子がおかしかった」と若山容疑者の異変を明らかにした。
夫に続き、妻も逮捕された。28日午後、関係者からの情報提供で捜査員が都内の自宅を家宅捜査。ガラス製の吸引器から微量の覚醒剤を発見し若山容疑者を逮捕。仁美容疑者も在宅しており同署が尿検査をして調べていたがこの日、陽性反応を示したため逮捕された。
若山は1年前からの使用を認めたが、仁美容疑者は「夫と一緒に自宅で覚醒剤を使った」と語っており、11月中旬から28日にかけ、自宅で覚醒剤を使用した疑いがもたれている。「あぶって使った」などと話しているという仁美容疑者はこの日早朝、車で松戸署を出発。別の場所へ移送された。一方、若山容疑者は終日、松戸署で取り調べを受けた。
2人は2世タレント同士で2012年5月に結婚したが、5か月で離婚。その後、復縁し今年10月15日に東京・港区役所に婚姻届を提出し「感無量でございます」と話していた。
かつて若山容疑者を親交のある芸能事務所に紹介し、10月の婚姻届提出に立ち会ったモッツ出版の高須基仁社長は「今思えば何かおかしいと思った」と語った。「若山は当日、時間に遅れてきたし、婚姻届提出の時もずっとペットボトルのコーラを持って飲み続けていた。『そんなにノドが渇くのか?』と不思議だった」と振り返る。また若山容疑者が終始、体をくねらせていたとし「(覚醒剤の影響で)全身がかゆくて仕方がなかったんだろう」と異変を指摘した。
一方で仁美容疑者については「変ではなかった。ハイテンションだったけど、供述の通り、当時はやってなかったのでは」と話した。
30日に誕生日を迎える若山容疑者は、晴れの日に千葉地検に身柄を送られる見通し。高須氏は「オレはジョニー大倉、横浜銀蠅の翔ら、覚醒剤から立ち直った例を知っている。彼らにも頑張ってほしい」と語った。
◆仁美 凌(ひとみ・りょう)1980年11月3日、東京都生まれ。33歳。父は俳優の故・上原謙さん、母は女優の大林雅美。異母兄は加山雄三。2002年、週刊誌のグラビアでデビュー。08年、Vシネマ「くノ一忍法帳〜阿片地獄〜」に主演。12年5月、若山と結婚し同年10月に離婚。同年12月に芸能界引退表明も、今年4月に復帰。10月に若山と再婚した。
◆芸能人の薬物逮捕 1990年以降、のべ43人いるが2世タレントは6人で独身者は18人。夫婦での逮捕は09年に覚醒剤取締法違反で逮捕された歌手・酒井法子と夫の高相祐一さんが有名。83年から13年までに6度逮捕された歌手・清水健太郎の元妻で元女優の森香名子さんは清水と離婚後の11年に逮捕された。夫婦とも芸能人の逮捕は極めて異例だ。
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