|
ヤンキースをFAとなっているイチロー外野手(41)がマーリンズと1年契約で合意したことが23日、米球界関係者への取材で分かった。年俸は200万ドル(約2億4000万円)。15年目となる大リーグでは3球団目となり、ナ・リーグ球団に所属するのは初めて。身体検査を経て正式契約となる。
控えからスタートした昨季は143試合に出場して打率2割8分4厘、1本塁打、22打点、15盗塁。マーリンズはレギュラー勢を補う第4の外野手として獲得に乗り出していた。イチローは同球団に所属する初の日本選手となり、大リーグ通算3000安打まであと156本に迫っている。
◆マイアミ・マーリンズ 1993年の球団拡張で「フロリダ・マーリンズ」としてナ・リーグ加入。ポストシーズン進出は2度あり、97年には大型補強が実ってワールドシリーズ初制覇。2003年に2度目の頂点に立った。ともにワイルドカードからの栄冠だった。12年にマイアミ中心部に開場した新球場のマーリンズ・パークに本拠地を移転したことに伴い、現チーム名に変わった。
|
スポーツ
[ リスト | 詳細 ]
|
成人の日となった12日、大相撲では49人の力士が新成人の仲間入りを果たした。その中には淡路島出身で阪神・淡路大震災が起きた1995年1月17日に生まれた兵庫県南あわじ市出身の東幕下22枚目・照強(てるつよし)もいる。
この日は、取組はなかったが、節目の日を迎え「ひとつの大きな区切りだと思います。今年中には必ず十両に上がります」と決意を示した。生まれたのは震災が発生した当日の夜。多くの方が犠牲になった日に生まれたことは物心ついたころに自然と知った。「たくさんの人がいろんな思いを持っている日だと思います。そうした方々に応援してもらえるような力士になりたい」と話す。先場所は自己最高位の東幕下9枚目も2勝5敗と負け越し。今場所も初日の一番相撲は黒星発進だったが「絶対に勝ち越して番付を上げます」と唇を結んだ。
また、西十両8枚目の輝も新成人を迎えた。この日は里山を上手投げで倒した。関取で唯一の新成人。記念の日の白星には「関係ありません」と無関心。新十両の先場所は、10勝5敗で優勝争いを演じた。今年の目標は三役昇進。「頑張っていくだけです」と一日一番に集中していた。
|
|
◆プロボクシング ダブル世界戦 ▽IBF・WBO世界ミニマム級王座決定戦 ○高山勝成(TKO 7回2分24秒)大平剛●(31日、大阪・ボディメーカーコロシアム)
高山勝成(31)=仲里=が、日本ミニマム級王者の大平剛(30)=花形=を7回2分24秒TKOで破り、日本人初の世界主要4団体制覇を達成した。ミニマム級では世界初。3度目の王座返り咲きは国内初で、日本人では元世界2階級王者の井岡一翔(25)=井岡=に次ぐ2人目の統一王者となった。東洋太平洋フェザー級王者の天笠尚(29)=山上=は、統一王者のギジェルモ・リゴンドー(34)=キューバ=から7回に2度ダウンを奪う健闘を見せたが、11回終了TKOで敗れた。
日本で初めて世界王者ではない2人が複数団体のベルトを懸けた一戦で、高山はパンチを浴びせまくった。7回、大平をロープに追いつめて猛ラッシュ。攻撃開始から100発近く打ちまくって相手を棒立ちにさせ、レフェリーがストップした。TKOで日本人初の世界主要4団体制覇を決めると、誇らしげに両手を突き上げた。「最軽量級で4団体制覇できたことを誇りに思います」と感慨に浸った。
4団体制覇へ本格的に踏み出したのは09年だった。7月に現3階級王者のローマン・ゴンサレス(ニカラグア)に判定で敗れた。「初めて負けたと思った」。引退し、中学時代に志していた自衛官への転職を考えたが、年齢制限で試験を受けられなかった。「WBAとWBCをもう一度、取ったところで満たされない」と葛藤した。
選んだのは海外で活動し、IBFとWBOのベルトを狙う道だった。「ボクサー人生は一度きり。今やらなかったら、いつやるのか」。当時はともに日本未公認だったため、同年11月に日本ボクシングコミッション(JBC)へ引退届を提出した。「どの団体の王者が世界NO1なのか疑問があった。強いヤツとやるのがボクサーでしょ」というのが、こだわった理由だ。
ただ、道は険しかった。引退届を提出してJBC加盟ジムで練習できないため、12年の大みそかは自宅近くの公園で午後9時から練習した。「先が見えなかった」。13年3月にIBF世界ミニマム級王者マリオ・ロドリゲス(メキシコ)に勝って日本人初の3団体制覇を達成。直後にJBCがIBFとWBOを公認し、高山は国内に復帰した。
4月から愛知・菊華高に通学したのも「今しかできない」からだ。「簡単な漢字が頭に思い浮かんで、書けるようになった。積極的に手を挙げて、ポイントを上げてます」。高校受験に失敗したが、今は勉強とボクシングを両立させている。
座右の銘は「己に勝つ」と「意志あるところに道は開ける」。その言葉を実行して世界初のミニマム級4団体制覇をやってのけた。
◆高山 勝成(たかやま・かつなり)1983年5月12日、大阪市生まれ。31歳。グリーンツダジム在籍中の2005年4月にWBC世界ミニマム級王座獲得。陥落後、06年11月にWBA世界同級暫定王座に就く。再陥落後の07年10月に真正ジムへ移籍。09年11月にJBCに引退届を提出して海外で活動。13年3月にメキシコでIBF世界同級王座を獲得し、日本人初の世界3団体制覇。同7月に国内へ復帰し、仲里ジムに所属。身長157・5センチの右ボクサーファイター。 |
|
◆報知新聞社後援 トリプル世界タイトルマッチ ▽WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ ○内山高志(9回終了 TKO)イスラエル・ペレス●(31日、東京・大田区総合体育館)
WBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志(35)=ワタナベ=が1年7か月ぶりのKO勝利を飾った。丸1年のブランクを経て回復した右拳をふるい、挑戦者イスラエル・ペレス(35)=アルゼンチン=の棄権で9回終了TKO。歴代日本人世界王者では3位の9度連続防衛となった。今春のV10戦で、WBC同級王者の三浦隆司(30)=帝拳=との団体統一戦が期待される。戦績は22勝(18KO)1分け。(観衆4300)
14年最初で最後の大一番を制し、内山が納得の表情を見せた。タフな挑戦者からダウンこそ奪えなかったが、9回終了時に相手陣営が視界がないと棄権を申し出た。「ペレスは予想通り、しぶとかった。倒せなくてすいません」。観客にわびる表情に笑みが広がる。KO勝利も1年7か月ぶり。丸1年ぶりの試合はブランクを感じさせない完勝だった。
現役最年長の王者が、いぶし銀の強さを見せた。序盤から高速の左ジャブ、左ボディーを細かく刻んだ。古傷の右拳も健在。相手ガードをすり抜けるフック、アッパーを浴びせた。8回に右足を踏まれて尻餅をつきヒヤリとさせたが、スリップの裁定。手を緩めず、9回後のインターバル中に渡辺均会長(64)からKO指令を受けた。「出来は60点。やはり倒し切りたかった」。仕留めにいった直後の勝利。「1年ぶりにリングに上がれてうれしい気持ちがあった」。緊張感あふれる世界戦の雰囲気を楽しむ余裕があった。
試合が決まらない間も、フィジカルトレは怠らなかった。筋肉が増し、スーツのボタンが留めにくくなった。右拳も癒え、飯田裕トレーナー(52)は「以前は当てても痛くない箇所を意識的に打っていて破壊力に欠けた。今は無意識に打てて力強さが戻った」とうなずいた。
ゆとりある時間に十分な刺激を入れた。昨年9月に知人を介して巨人、パイレーツで活躍した桑田真澄氏(46)=スポーツ報知評論家=と初対面した。高校、プロとエースで第一線に立ち、39歳でメジャーに挑戦した姿勢に感激。「自分の可能性を信じ、上を目指す桑田さんはアスリートの鑑(かがみ)」。海外進出を目標とする王者は、久々に刺激を受けた。
日本人現役王者最多となるV9防衛で歴代3位に入った。10年1月11日から始まった防衛ロードは5年超えが確実。安定政権に記録も付いてきた。
もう頂上決戦しかない。昨年11月にV3防衛を果たしたWBC王者・三浦との団体王座統一戦の機運は最高潮。区切りのV10戦がビッグマッチになる可能性に「三浦選手は以前より数倍強くなっている。統一戦が実現すれば楽しみ」と意欲を示した。「現役をあと10年できる年齢じゃない。できる限り防衛したい」。年男となる2015年。大勝負の年にする。
◆内山 高志(うちやま・たかし)1979年11月10日、埼玉・春日部市生まれ。35歳。花咲徳栄高1年で競技を始め、拓大4年時から全日本選手権3連覇。2002年国体優勝。05年7月にプロデビュー。07年9月に東洋太平洋スーパーフェザー級王座獲得(5度防衛後、王座返上)。10年1月に王者サルガド(メキシコ)を12回TKOで下し、WBA世界スーパーフェザー級王座奪取。身長172センチの右ボクサーファイター。独身。
|
|
大相撲の第71代横綱・鶴竜(29)=井筒=が結婚することが30日、分かった。お相手は同じモンゴル人で20代の一般女性。すでに母国に住む両親をはじめ、近い関係者にも紹介しているという。年明けにも届けを出す見通しだ。生涯の伴侶を得た鶴竜が、初場所(来年1月11日初日・両国国技館)で念願の横綱としての初優勝を目指す。
3横綱でただ一人の独身だった鶴竜が、ついに身を固める決心をした。鶴竜自身はこの日、都内でスポーツ報知の取材に「まだですよ」と話すにとどめたが、表情からは喜びがにじみ出ていた。30歳という節目を迎える2015年は、新たなパートナーと二人三脚で歩んでいくこととなった。
関係者によると、お相手は同じモンゴル人の20代の一般女性。清楚(せいそ)な雰囲気を持った美人という。以前からお互いに顔見知りだったが、今年3月の春場所後に急接近して交際をスタート。その後はこの女性が来日して順調に愛を育み、交際1年を待たずに結婚することとなった。
別の関係者によると、すでに都内で2人暮らしを始めたとの情報もある。年明けにも届けを出す見通しだ。
モンゴルに住む大学教授の父・マンガラジャラブさんや母・オユントグスさんをはじめ、近い関係者にもすでに結婚することを報告済みという。鶴竜は以前、女性に求めるものとして「一緒にいてリラックスできるのが一番」と語っていた。さらに「(結婚となれば)自分が養っていくわけだから、責任を持ってやっていく」。まじめな鶴竜らしい結婚観を語っていたが、ここにきて、ついにかけがえのない存在を見つけたようだ。
鶴竜は今年1月の初場所で優勝決定戦まで進出する好成績を残すと、初の綱取りがかかった春場所では14勝1敗で初優勝を飾り、場所後に第71代横綱に昇進。力士として最高の夢をつかんだ。その後に、新妻との交際を開始。見事にゴールインすることになり、今年は土俵の内外で大きな喜びを手にした。
公私ともに充実した1年となったが、初場所は横綱としての責務を果たさねばならない。それは他でもない、賜杯をつかむことだ。11月の九州場所で在位4場所を数えたが、横綱昇進後はいまだに優勝が1度もない。九州場所では無傷10連勝で単独トップを走りながらV逸。鶴竜自身も「やはり優勝しないといけない」と日頃から話している。しかし、ここで新妻を得たことが大きな追い風となるはずだ。愛する存在のためにも新春の土俵では絶対に結果を残す。
◆鶴竜 力三郎(かくりゅう りきさぶろう) ▽本名 マンガラジャラブ・アナンダ。 ▽生まれ 1985年8月10日、モンゴル・ウランバートル市生まれ。29歳。 ▽サイズ 186センチ、154キロ。 ▽運動&相撲歴 8歳から16歳までバスケットボール。その他にテニスやレスリングなどの経験もある。一時期はボクシングもやっていた。モンゴル相撲は遊び程度。 ▽土俵歴 01年九州、初土俵。05年九州、新十両。06年九州、新入幕。09年夏、新三役。12年春場所後に大関、14年春場所後に第71代横綱に昇進。 ▽幕内優勝 1回。 ▽三賞 殊勲賞2回、技能賞7回。 ▽各段優勝 三段目優勝が1回。 ▽好きな食べ物 肉料理、納豆も好んで食べる。 ▽女性のタイプ きれいな人。 ▽趣味 スポーツ観戦。特にサッカーが大好きで国内、海外問わず時間があればテレビ観戦する。プロ野球は巨人ファン。 |



