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ソフトバンクの来季監督に就任する工藤公康氏(51)が、きょう1日に福岡市内で就任会見を行うことが31日、決まった。球団とは複数年契約を結ぶ見込み。球団は長期政権を視野に、1995年から5シーズン在籍した球団OBの工藤氏を迎えることになった。
日本一を決めた30日の日本シリーズ第5戦をもって、秋山前監督が退任。2年連続日本一と常勝軍団構築のたすきを受け取る工藤氏は、82年にドラフト6位で西武に入団。左腕で通算224勝を挙げ、93、99年にはパ・リーグMVPを獲得した。
95年に、フリーエージェントでダイエー(現ソフトバンク)に加入すると、99年に球団の福岡移転後初のリーグ制覇と日本一に貢献した。現役引退後は解説者などを務めており、今回が初めての監督就任となる。
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◆DeNA3−6巨人(26日・横浜)
巨人が3年連続、通算45度目(1リーグ9度、セ・リーグ36度)のリーグ優勝を達成した。DeNA戦(横浜)に快勝し、広島が甲子園で阪神に敗れたため3連覇が決定。2位の広島に7ゲーム差をつける独走Vだった。
巨人は4回、2死一、三塁から亀井の右前適時打で1点先制。なおも二死満塁のチャンスで片岡が中前へ2点適時打を放ち、3点をもぎ取った。
巨人打線の勢いは止まらない。3−1の6回無死一塁、アンダーソンが右越え13号2ラン。さらに1死後、村田の左中間への20号ソロで6点目を加えた。
先発の内海は3戦ぶりに先発復帰した阿部とのバッテリー。7回2/3で138球を投げ、11奪三振の力投を見せた。その後は西村−山口継投できっちり抑え、9回2死からマシソンを投入して最後の打者を三振に打ち取った。内海は8回途中3失点で7勝目を挙げた。
巨人はセの王者として10月15日から本拠地でのクライマックスシリーズ最終ステージに臨む。
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◆仁川アジア大会第4日 ▽競泳(22日)
競泳男子200メートル個人メドレーは、萩野公介(20)=東洋大=が1分55秒34の大会記録で優勝。続く800メートルリレーでも7分6秒74で金メダルを獲得し、前日の200メートル自由形に続いて大会3冠を達成した。男子50メートル背泳ぎは、古賀淳也(27)=第一三共=が24秒28で3連覇。男子は2日連続で全種目金メダルを独占した。女子200メートル平泳ぎは、渡部香生子(17)=JSS立石=が2分21秒82で制した。
勝って当たり前と言わんばかりの表情だった。男子200メートル個人メドレー。萩野はバタフライからトップに立つと、残りの3種目でライバルを突き放した。1分55秒34。2週間前の日本学生選手権で出した日本記録に0秒01足りなかったが、2位の藤森以下に3秒以上も差を付ける圧勝劇。それでも「最初のバタフライでタッチに失敗してそれが最後に響いた」と小さなガッツポーズだけで、笑顔はなかった。
今では最も得意な種目と言っていい。8月のパンパシフィック選手権(ゴールドコースト)で五輪3連覇のマイケル・フェルプス(米国)を0秒02差抑えて優勝した。今回も苦手意識があるバタフライには「25〜35メートルで頭が上がった」と課題を残したものの、自由形でカバー。「今回、目標としていた1分54秒台も近いうちに出ると思う」と手応え十分だ。
今大会は8種目にエントリー。競泳が開催される6日間全てに登場する予定だ。2冠目から40分後の800メートルリレーでも第2泳者で優勝に貢献。最後の50メートルでは26秒12と驚異のスタミナを見せつけた。中国の孫楊が欠場したことに「やっぱり全力で勝負したかった」と3冠達成にも納得できない様子だったが、日本男子はここまでの6種目全てで金メダル。「大会前のミーティングでほぼ金を取ろうと話していた。まだ4日ありますから」と笑った。
2日で3つの金メダル。もちろん、ここでは満足しない。目標は憧れであり、ライバルでもあるフェルプス。08年北京五輪では個人5つ、団体3つの合計8つの金メダルを獲得した。「いつか追いつきたい」という怪物の数字に、まずはアジアで近づきたい。23日は400メートル自由形で五輪王者の孫楊、朴泰桓の再戦が控える。「(21日の200メートル自由形は)棚ぼた。残りも全て金メダルを狙うつもりですけど、胸を借りるつもりで勝負したい」。水の“錬金術師”は、挑戦者の心を忘れていない。(遠藤 洋之)
萩野公介「800メートルリレーは前回の借りを返せてうれしい。ただ、孫楊選手がいなかったのが残念だった。200メートル個人メドレーも細かいところに課題はある。(23日の400メートル自由形で孫楊、朴泰桓と再戦するが)昨日のは“棚ぼた”だった。また胸を借りるつもりで挑みたい」
◆萩野 公介(はぎの・こうすけ)1994年8月15日、栃木・小山市生まれ。20歳。東洋大2年。生後6か月で水泳を始め、12年ロンドン五輪400メートル個人メドレー銅メダル、200メートル個人メドレー5位。13年世界選手権は200メートル個人メドレーと400メートル自由形で銀。14年パンパシフィック選手権では200メートル、400メートル個人メドレー2冠。177センチ、71キロ。家族は両親。
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DeNAの高田繁ゼネラルマネジャー(GM・69)が今季限りで退任し、後任として山下大輔GM補佐(62)が就任する見通しであることが22日、分かった。すでに高田GMは、近い関係者に退任の意向を伝えている。
高田GMは、日本ハムのGMとして06年に日本一に導くなど、チームをリーグ屈指の強豪に育て上げた。その手腕を買われ、DeNA初年度の12年からGMに就任。前年まで4年連続最下位に沈んでいたチーム再建に着手し、6位→5位とステップアップしてきた。
今季も、前日(21日)の敗戦で5位に転落したものの、広島、阪神に中日も交えたクライマックスシリーズ(CS)争いを展開。自力でのCS進出の可能性も残している。春田真オーナー(45)もかつて、「組織として大きくなる過程で、高田GMという存在はものすごく大きい」と、その功績を評価していた。だが、就任3年でチーム再建の土台づくりができたと判断し、退任を決断した模様だ。
高田GMが退くことで、チームのかじ取りは、新たに山下GM補佐に託すことになる。同GM補佐は現役時代、大洋ひと筋のスター選手として活躍。指導者としても03、04年に横浜監督、12、13年にはDeNA2軍監督を務めるなど、大洋―横浜―DeNAと移り変わってきたチームを熟知。今季から、次期GM候補として現職に就いている。
来季続投が基本線となっている中畑監督とは、2歳違い。かつてチームを率いた経験を持つ山下氏がGMに就任すれば、強力タッグになりそうだ。今オフには、DeNA創業者の南場智子氏(52)が新球団オーナーに就任する見通し。長い低迷から脱却しつつあるベイスターズが、新たなステージに足を踏み入れる。
◆山下 大輔(やました・だいすけ)1952年3月5日、清水市(現静岡市)生まれ。62歳。清水東高―慶大から73年のドラフト1位で大洋(現DeNA)入団。好守の遊撃手として活躍し、88年の開幕直前に現役引退するまで通算1609試合に出場。打率2割6分2厘、129本塁打。03年に横浜監督に就任も2年連続最下位で退任。楽天ヘッドコーチ、DeNA2軍監督などを経て、今季からGM補佐に。 |



